ソフト屋さんのひとりごと...(MDRホームページ別館)
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    てっちゃんの部屋へようこそ!

    ようこそ、おいでくださいました。
    私がこの部屋の主人、てっちゃんこと野口 哲也でございます。
    最近の私の状況をちまちまと書きつづっていくページです。
    仕事上得られた内容や、その時々のマイブームなんかを書きつづっていきます。

    ごゆっくりどうぞ...


    (2010/09/04) 講習全滅
    う〜っむ、どうもついてないなぁ。
    会社でつかっているデスクトップのキーボード、こわれました、はぁ〜〜。
    全角半角、1,2,3,4,5のキーが効かないの。こんな壊れ方って。
    しかも1年しかたってないし....せっかくなれてきてたのに。
    やっぱマイクロソフトはだめだったか。
    とりあえず、キー割付変更ソフトで右ALTとかの特殊キーに割り付けてたんだけど
    さすがにイラッッっときて、交換しました。
    デスクトップは既に開発メイン機ではなくなっているので、エレコムのやすいキーボードに
    しました。タッチだけで選んだけど、ちょっとしっぱいしたかなぁ。
    微妙にキーが小さいし、INS/DELなどの特殊キーが、PrtScとかScLockとならんでいるので、
    自分の感覚よりかなり下に配置されているので、ミスタッチが山のように(苦笑)
    さすがにストレスが半端じゃないわ。
    なんか、かえてしまいそう(笑)
    そうこうしていると、メイン機としてつかっているHPのノートのタッチパッドの右クリック
    ボタンまで、きかなくなるし(涙)
    Macじゃないから右クリックできないとなんもできないのね(涙涙涙)
    しかたがないので、レーザーマウスもご購入。バファローのレーザーマウスだけど
    大きさもドングルもすこぶるいい感じのおおきさで◎
    ただ、僕のノートはUSBコネクタが右手前側面にあるので、デバッグをUSB経由でおこなうと
    ケーブルに干渉してしまうので、ちょっとやりにくい。う〜ん。まあ、なれといえば慣れなんだけどね。

    閑話休題。

    ご丁寧にルネサスから、新型マイコンRXシリーズ、「あげます&講習会いかが?」メールが来ていたんで
    ありがたく申し込みしてたんですが(9月22日予定)、抽選にもれてしまいました。
    なんだかなぁ、まあ、そんなこともあるよね〜。
    私としては旧NECエレのV850ESの内蔵USB講習(9月2日)のほうが、よっぽど本命なので気にして
    なかったんですが、なんとこちらも流れてしまいました。やはり大阪では人があつまらないのかなぁ。
    すくなくとも私をいれて2名は参加予定だったので、催行してくれればよかったのに。
    NECエレのときは対応もよかったんだけど、ルネサスになってちょっとおかしくなってるかな。
    だって、HP上もその日の大阪会場予定そのものが削除されているし。
    ま、ルネサスなんてそんなもんか...ガックリ。

    閑話休題。その2

    最近、またしてもPICがらみが増えつつあるので、いろいろあるんだけど、やっぱ
    マイクロチップって、いまいち安定感がないのかな。
    もともとMPLABの8.40とICD2がメイン環境だったんだけど、いろんなことが
    あって、8.53に上げて、デバッグ先に出張したら、16F88とICDと接続できない!
    デバッグ時間も押し迫ってきて、8.40に変えてファーム再ダウンロードすると
    難なく動作。結局、8.53+16F88/887デバッグでは接続時に誤認識して
    うまく行かないことが判明。なんじゃそら。
    んで、さきほど、8.56にかえてみたら、すんなりうごくので、はあ、そういうことですかと。
    べつにソフトだから、バグがあっても仕方ないとは思うけど、リリースノートにもどこにも
    この件についてふれられていない、ってのがなんともおもしろくない内容だなぁ、と。

    16F877とF877Aのときの悪夢をよみがえらせるような不信感でした。
    でもね、もう18F4550の採用がきまっているので、しばらくはPICとつきあう
    ハメになってしまっている、今日この頃なのでした。

    (2010/08/11) なんだかんだで...後日談
    あ〜あ〜あ〜、あれから2ヶ月放置してしまいましたぁ。
    ET Westには、たくさんの方にお越しいただき、結構評価もあったのでとりあえずほっと一安心。
    前日の設置日は、Emobileの電波が届かず、Twitterの実演テストもできず、ハラハラしてました。
    結局、電波の安定性とか、ソフトの安定性から、実演というにはあまりにもお粗末な結果になりましたが
    それなりに「ををを!」とおっしゃる方もおられて、やってよかったです。
    あと、DigiのXBeeを使った装置なのですが、途中で1台、リンクできなくなる不具合もあり、焦りました。
    どうもXBeeのリンク状態があまり安定でない場合がありうるようで、Digiの共同出店者である
    岡本無線さんにも聞いてみたのですが、結局わからず。
    まあ、あまり実害はなかったけれども、こういう不安定さは今後問題になるので、いまのうちに
    症状の再現性と押さえ込みをおこなわないと!という感じです。

    こんな感じの手作り感満載の展示物。
    画面中央のマスターコントローラが周囲にあるユニットの
    種別などを集中管理しています。
    個々のユニットはそれぞれマイコン内蔵でインテリユニット
    として機能します。
    設置日に立ち会ったメンバーの写真。
    モザイクなしです(笑)


    閑話休題。

    本業の方でも、にわかに忙しくなりつつあります。
    STMicroのSTM8Lが12ビットADががっつりあるので、これをつかった装置を!と意気込んだんですが
    あえなく、ボツに。やっぱ3.3Vってのが制御装置では嫌われるね。
    でも、5Vのチップ自体がなくなりつつあるので、こまってるんですが...
    気をとりなおして、今更ながらPICの18F4550というUSB2.0デバイスを
    つかうべく画策中。いまさらPIC?な感じではあるのですが、それでも全部フリーで
    つかえる環境、ってのは魅力的でしょ?
    EZ−USB FXは取り回しがわるかったし。コンパイラがfloat使えないのは致命的にマズイ。
    これですっかり萎えてしまったわ。

    というわけで、先日8月5,6日に、京都中小企業技術センターで行われた講習会に参加してきました。
    USBのフレームワークに特化したお話だったので、いろいろ試してみたりできておもしろかったです。
    CDCだけでも充分だけど、HIDにお手軽対応できるのであれば、それもヨシ、って感じでしたね。


    (2010/06/14) ET West2010に出展します!
    なんとかそれらしいかたちにはなりそうなので、遅ればせながら告知いたしておきます(汗)

    え〜、今週6月17日、18日の両日、インテックス大阪にて行われる
    Embedded Technology West 2010
    組込み総合技術展 関西
    <2010年6月17日(木)・18日(金) インテックス大阪 5号館>
    小間番号:D-12

    に出展します。
    といってもうちの会社の展示ではなく、ワイヤレスコントロール研究会としてですが。
    この会、もとは中山電子パーツさんの声かけで始まった
    「仕事起こしの会」を発祥として、いろいろ話し合って、ZigBeeつかってワイヤレスしながら
    各社の得意な技術を持ち寄って、なんとかできないかな?というところで、結果としてたどり着いた
    形の会です。
    ブース的には、京都高度技術研究所での共同展示の形式を
    とります。
    新しい技術を提案するというよりは、既存記述+αで、今見えている以外の新しい使い方などが
    提案できればなぁ、というところでの展示にはなりますが、よろしければ、お越し下さいね。

    以上、告知でした!

    PS.
    パンフレット完成しました。ざっくりこんな感じです。



    (2010/05/31) なんだか妙に忙しい
    5月に入ってから、妙に忙しくて、連日午前様近い状況だったのがやっと空いてきたかな。
    仕事はいろいろあったけど、いわゆるゴ〜ルデンウィ〜クは、ここ数年の懸案だった
    立山アルペンルートにいってきました。
    いつも行くのは夏なので、今回初めて、雪の大谷ウォークを体験。
    まあ、スキーヤーのわたしとしては、ただの雪山にすぎなかったけど、こんな雪原を
    延々とスキーできたら楽しいだろうなぁ、って思ってみてました。
    遊び期間は3日間くらいを予定してたんですが、初日はあいにくの曇り空。
    せっかくいっても、吹雪いていたのではしょうがないので、予定を急遽変更し宇奈月へ。
    昔、父に連れられてきたときは真夏だったにもかかわらず、あまりにも冷たくて
    妹がやばくなったので、途中で引き返したという苦い経験があるので、ヨメもダウンジャケット
    を腰に巻いてブランケットで首を覆って、という完全冬山装備で途中駅まで行って
    折り返してきました。時間もなかったし、そもそもいっぱいだったしね。
    周りのツアー客は「バカじゃない?あんな不細工なカッコして〜」って感じでみていたのですが
    途中駅で降りたときには、「いいなぁ」ってな感じで見られてました。備えあれば憂い無し(笑)
    翌日も天候がいまいちはっきりしないので、能登半島のほうをぶらり一周。
    むかしもおもったけど、やっぱり何にもないところね。村下孝蔵の「恋路海岸」って歌があるけど
    ぜんぜん、そんなロマンチックな感じじゃなかったのはご愛敬か。
    まあ、そんなこんなで、楽しいGWでしたわ。

    閑話休題。

    今年も、東京ビッグサイトで行われたESEC2010に行ってきました。
    年々、出展がへってくるESECですが、とうとう今年はALTERAもXILINXも
    出展がありませんでした。NECエレクトロニクスとルネサステクノロジーが合併して
    ルネサス エレクトロニクスになって初のESECだったので、それなりに気合いがはいって
    いた感じはあるものの、NECエレだけのときのほうが元気だった気がするのは気のせいか。
    まあ、とにかくマイコン周りもがんばってほしいなぁ、とおもう今日この頃って感じだった。
    FPGA系では唯一、Latticeがだしてたなぁ。もうすこしわかりやすく、説明してほしい
    感じだったけど、どちらかというと単純展示の延長だったかなぁ。

    いずれにせよ組み込み系の元気のなさが如実に表れた感じのESECでした。

    (2010/04/07) なにやってんだか その2
    身近なところでは、第2京阪国道が開通しました。(^_^)
    ちょうど会社のある久御山から大阪中央環状(近畿道)の門真まで、どっか〜〜んと
    まっすぐ突っ切る魅惑の国道(笑)
    日頃通勤には豊中から茨木を経由して171号線を北上してくるのですが、試しにと
    この第二京阪をつかうようにしてみたのですが、やはり大回りしてくる分だけ時間がかかる。
    ただ、これのおかげで、従来の国道1号線がウソのように空いているので、いまは国道1号
    を回ってきています。
    込んでいなければ、1号線は2車線あるので早いよね。(171は右折レーンがないので走りにくい)
    まあ、道路ができて、久々に、「便利になったなぁ」と実感させてはくれています。

    閑話休題。

    ひさびさに、PSoCのセミナーにいってきました。
    昨年末から、PSoC3と5がアナウンスされており、ちょっとは使いやすくなっているようなので
    興味津々。
    PSoC1は、ちょっと何かしようとすると、デジタルユニットが足らなくなったり、アナログの
    性能がたらなかったり、とおもしろくないことが山積みでしたし、なにより、デバイス構成の変更
    をするごとに、ソースをバッサリ削除してくれるのには、閉口してましたし。
    こんどのPSoCはコアが8051とCortexM3(ARM)になるので、だいぶんまともに
    なった印象。
    ツールのほうも、PSoC Createrというツールに変更になり、回路図入力ベースになった。
    この辺は好印象。所詮Cypressの作ったユニットをつなげて機能を作り込むのであれば
    この方が、直裁だしね。
    あくまでマイコンベースで、簡易CPLDもどきをのっけたやつ、というのがちかいけど、
    CPLDほどの柔軟性がないし、過度の期待は禁物だけど、むしろアナログ周りのADやコンパレータ、
    そしてPxGAがのっているのがこのPSoCの真骨頂というところなんでしょうねぇ。
    動作電圧も0.5V〜5.5Vとなっており、IOバンクごとに4ブロックの独立電圧ドメインもOK
    というところは、使いようによってはイケてます。
    問題は入手性と価格だけど、PSoC3は8月くらいからが出荷になるようで、そこまでまたないと
    なんともいえないところが歯がゆいね。

    閑話休題。その2

    とうとう、ARMせなあかんようになってしまいました(汗)
    ST MicroのSTM32(CortexM3)ですが。うちなんかのレベルではあんまり高機能マイコンなんて
    いらんといえばいらんのですが、いろいろ事情があって、先行して試用中です。
    でもね、開発環境が×。
    KEIL uVisionは、推奨なので安定なのは当たり前だけど、試用版ではオブジェクト
    サイズ制限があるので、できればGCC+Eclipseでいきたいところ。
    いろいろHPで検索してコンパイル環境までは比較的あっさりうごいたけど、デバッグがねぇ。
    せっかくなので、Eclipse IDE上からGDBでリモートデバッグしたいんだけど、OpenOCDは
    自前でバイナリ生成しないとだめだとか、OCD用のコマンドファイルはどうすればいいの?とか、
    IDEのデバッガ設定はいちいちしないとだめ?とか、もうめんどくさいことこのうえない。

    いっそ、今月号のインターフェース誌(CQ出版)の付録DVDの仮想環境版の開発環境に
    統合しちゃおうかなぁ。でも、あれも別に便利ってわけでもなさそうだし。

    だれか、定番!ってやつを構築してください。orz

    (2010/03/05) なにやってんだか
    ほんとになにやってんだか。(^.^;)2ヶ月も更新しないなんて....
    とにかくバタバタと走りまわるだけで終わってしもてます。
    さてさて。 2月の18,19と京都のパルスプラザで、「京都ビジネスフェア2010」が開催されました。
    数年前まで何回か展示出展をおこなっていたのですが、いろいろあって出展をやめてました。
    ところが、何をおもいたったのか、京都府電子機器工業会が展示物出展するとのことで
    年末からバタバタと仕様策定にかり出されまして、結局、最終1週間でエイヤ!っとつくったのを
    暫定出展しました。
    内容的には、16x16のLEDパネルをユニバーサル(!)でつくって、10台をZigBee経由で表示コントロール。
    制御側のPCでは、川上電器のむか〜〜し作ったスロットゲーム
    をちょこちょこ!っと改造して合体させるという離れ業をやりました。
    手抜きのソフトの割にはうまくいった感じでしたが、展示出展社の各担当さんが、景品をあげることに
    精一杯で、技術話題や、「なぜこんな展示をしているのか」という趣旨説明がまっっっっったくできて
    いない感じでしたので、ちょっと「なんだかなぁ〜〜。せっかくつくったのにねぇ」という感じが
    ぬぐえませんでした。
    まあ、僕は18日の深夜から車で、某CREATION M5さん(笑)と車で東京へ行く日だったんで
    あんまり興味もなかったし、いいんですが。

    もうすこし、「なぜ?」という疑問をもってことにあたれないかを考えるべきなんだなぁ、と
    反面教師にしたい1日でした。

    閑話休題。

    ひさびさにいろいろな案件で、PICをさわってます。
    某案件で、16F887をつかっているのですが、おてがるなのかどうなのか...って感じですね。
    マイコン自体の性能は昔からわかってないのでいいんだけど、仕様の拡張にともなって、いきなり
    わけのわからんエラーがでることが発生。 1件目は比較的簡単で、割り込みの処理時間内に処理ブロックがおわらないんじゃない?という お知らせみたいなもんだったようなので、即応答が必要ない処理を全部メイン側に移行することで スッキリ。前任者の設計仕様より巨大シーケンスが巨大になりすぎたのが原因だったけど、 もともと気になっていたところなので、バッサリ変更しました。 2件めは、表示用分岐関数が大きくなりすぎたことが原因のようでした。
    Cをつかっているとすっかりわすれてしまうんだけど、PICって、メモリがバンク構成に
    なっているので、1関数は1バンク内にないとだめなんですね。
    分岐元の関数だったので、デジーチェインみたいに呼び出すことで、対応したけど
    この手のエラーがでたら、わかる人すくないかも。まあ、こんなになるほど、デカイソフトを
    PICに望むほうが間違ってるきもするけど。


    (2010/01/15) ことしもよろしく
    新年、あけましておめでとうございます。って、今日でもう松もとれてしまうくらいなんですが(汗)
    仕事のほうはちょっと落ち着きつつある感じですが、相変わらず雑用ばかりが増えている印象(謎)
    まあ、最近は複雑怪奇なソフト&FPGAばっかり組んでるから、そう思うだけかもしれませんが。
    さて、新年早々、「我ながら歳をくったなぁ」と思わされることがあったんですよねぇ。
    持っていた携帯、もう5年つかっているんで、たまに着信音がならないとか、入力枠で確定すると
    クリアされるとか、いろいろあったので、買い換えてもらいました。
    機種はauのbiblio(東芝端末) なんですが、フルキースライドがかっこいい。
    慣れると結構使いやすかったりします。タッチパネルタイプなのですが、これはおまけ程度。
    しかし、5年のギャップは大きい。
    メニューや設定の意味がわからんことの多いこと多いこと。3Dメール?ラッピング?なんじゃそれ?
    PCとの連携とか非常に便利になっているんだけど、マニュアルと首っ引きでなんとかつかえそうな
    雰囲気にはなったけど(汗)
    縦横で画面が変わるし、カメラもつかいやすいからいいんだけどね。
    やっとauone.jpとまともに連携できるようになったし、オサイフ携帯だし、Wifi付きだし(エッヘン)
    とにかく、早くなれよ〜〜。


    そうそう、新年早々また、プレゼントがとどきました。
    年末のCQ出版の組み込みネット クリスマスプレゼントが当たりました!!
    USBハブやら1GB USBメモリやら、Tシャツやらと、ごっさりはいっているものです。
    CypressのTシャツ目当てだったので、結構うれしい。

    というわけで、ことしもみなさん、よろしくね。


    (2009/11/24) ET2009雑感
    あ〜、すごく更新があいてしまいました(反省)
    いろいろなところに首をつっこんで、まいってしまっていたり、急性難聴みたいになってたりと
    結構いろいろあったもんで。
    たとえば、横浜に飛行機で出張というのも久しぶりだったり。
    10月末、本来はNECのUSBマイコンの講習会にいくつもりだったんですが
    急遽、別件が入り横浜へ。というのも、某画像処理関連の装置の案件で、HALCONという
    ソフトを制御せねばならず、しらんとはなしにならんということで、2日間講習をうけてきたわけです。
    みっちり教えてもらうことなんて、「元気なら組み込みシステム」以来1年ぶりだっただけに、なんとなく
    くたくたになってしまいました。
    画像認識の基礎から、HALCON独自のパターンマッチまで、ダダダ〜〜〜っと駆け足で説明&実習したのですが
    あやうく落伍寸前(汗) まあ、OpenCVで画像処理をかじっていたので、だいたい理解しましたが。
    しかし、HALCON。CともPASCALともつかない言語構造インタープリタという趣で、なれるとほしい処理が
    パッパっと確認できるのはすごいかなと。あと、ピラミッドレベルという特殊マッチ配列をもっているので
    たしかにおもしろい発想だなぁ、と感心しました。
    もうすこし、HELPがわかるように書いてくれるとありがたいけど、書いてる本人がどこまでわからせる
    気があるか、っていうのを考えると、望み薄だったり。
    まあ、実際の装置ができあがるまですこし時間があるようだから、楽しみにしてよ〜〜っと。

    閑話休題。

    ET2009にいってきました。車で(汗)
    歳だし、つかれるし、やめてほしいんだけど、行きたいからガマン。
    さて、2日間みたわけだけど、ESECにくらべるとだいぶマシだった感じ。
    全体のテーマ感も、どうやら、省電力ECOシステム+無線(ZigBee)あたりがトレンドみたいな印象。
    おもしろいのは例年、OSまわり、すなわちWindowsCEか、Linuxか、iTronか?って色分けがあって、
    「OSもつかわないの?うっそ〜〜」っていう目で見られていたんだけど、今年はちがう!
    OSは二の次、って感じ。そりゃ、OSつもうとするとRAMも速度も必要で、消費電力が大変だもんね。
    太陽電池はもとより、圧電シートで生じる一瞬のエネルギーでデータをRFで伝送するマイコンとか
    おもしろいことするな〜〜って感じだった。それにTIのMSP430だけかとおもったら78K0もほぼ
    おなじ発想で。しかも隣のブースだし。
    恒例のNECブースではPFESiP EP-3がお目見え。あと、MiniCube2に合体するZigBeeユニットも実物が!
    おもったより、小さくて好印象。ただし、価格が4万円だって(汗)
    デバッガだし、もうすこしやすくならないのかな。一昨年くらいのETで、遠隔デバッガの実演みて
    やればいいのに!っていってたら、実現してくれて◎。あとは価格をなんとかしてください
    だってこれがあれば、装置に頭をつっこんでデバッグしなくてすむんだもん。ガンバレ!
    そうそう、XBridgeもでてた。FPGA+MIPSCPUって感じの石で、GCCで全部つくる!
    っていうものらしい。たしかに、ソフト屋からすれば、取っつきがいいのはいいんだけど、本当にそれでいいのかなぁ。
    自分が、HDLで組むようになって、初めておもうんだけど、やはりハードウエアレイヤ部はハードウエアを
    きちんとイメージしたほうがよくない?でも、GDBでデバッグできるんだったら、やっぱそのほうが効率
    いいんだろうか。う〜〜っむ。
    でも、ますます自分の首をしめるような....
    ソフト系では、mbedがでてた!
    CortexM3のLPC1768を40ピンDIPに押し込んで、USBミニでPCと接続。
    で、開発環境はWeb上の開発環境でおこなって、USBでダウンロードすると。
    あ〜、プログラム環境もやっとクラウドになるのか!というある意味画期的かもしれないないようでした。
    ただ、どうも、デバッガには対応しないようで、Cortexの普及用に教育用モデルの印象もすてきれず。
    なんとなく、中途半端かなぁ。でも、自前の開発環境がいらないというのはやっぱり画期的かな。
    これなら、ネットブックでもいいわけだし。なんとかもうちょっと進んでほしいかも。

    収穫だったのは、STマイクロのブースで先着50名のSTM8SのマイコンボードSTM8s Discoveryをゲットできたこと。
    一個単価で50円くらいっていうし、PICで役不足、R8Cなんていらんし、って領域がうちには多いので飛びつきました。
    資料はほとんどSTのHPの英文資料くらいしかないんだけど、案外それほどこまらんかな。
    ただし、COSMIC CコンパイラはVistaではインストールできず。というか、メール認証なのにWAB.DLLがない!
    っておこられます。しかたがないので、RAISONANCEのほうでやるつもり。まあ、認証がめんどくさいのはどちらも
    おなじかな。
    とにかく、しばらくはSTM8Sで遊ぶことになりそうです。



    (2009/08/12) ユニークなWebサイトとZigBee
    お盆前になって、ちょっとだけ目の前が空いてきたので久々にいろいろチェックしてみました。
    うちのサイト自体、最近はやっとヒット率もあがってきたようで、平均ページビューが30前後は
    とれるようになってきたのはいいことですね。
    某勉強会つながりで、(有)電子研さんのリンクはったりしているうちに、おもしろいページを
    みつけました。
    あの人検索 SPYSEEです。人の名前を入れると、ヒットした人の来歴を
    示すだけでなく、関連サイトなどを表示します。
    web関連を整理している間に、ひょんなことから、奈良高専の土井滋貴センセのHPを発見し、
    関連内容をあさっていくうちにみつけたのでした。
    TRY!PCの動画処理とWindowsプログラミングとか、CQ出版のWin32API 完璧マスタ とか、意外と
    僕ももっている本を書いている人とは知りませんでした。(ごめんなさいm(_ _)m )
    というわけでおもしろそうなので、自分の名前をいれてみることに。
    「野口哲也」では、やっぱり他人がヒットしてしまいます。この人自体、「誰??」って感じなのですが、
    おもしろいのは、キーワード欄で、同一名称の関連HPが参照できるのですが、
    シーケンサ、閑話休題、開発環境、マイコン、コンポーネント、組み込み、インターフェース、などなど
    28キーワード中19個で、このページがヒットしています!(じゃ、ぼくを紹介してよ...)
    なかなかおもしろいものを考えるもんだなぁと感心したり怖かったり。

    閑話休題。

    大阪の岡本無線で行われた、DigiインターナショナルのXBeeというZigBeeユニットの講習会に
    参加してきました。
    ディジのHPでみても、いまいち使い方や使い勝手がわかりにくいし、わかっている人に聞くのが
    一番、ってことで。
    で、当日、会場で以前EZUSB-FX2の講座で知り合った西躰さんとばったり。「どこであうねん!(笑)」とか
    いいながら、楽しく?受けてきました。
    手元のキットでは、通信ができたりできなかったりしたのを解消するためにうけたのですが、
    1.XBeeにはXBee無印とXBee(ZB)(Series2)があり、
       前者は 802.15.4+DigiMeshモデル、後者はZigBee規格モデルであること
    2.XBeeのピンピッチが2mmなので、専用基板をおこしたくなるが、取り外しができなくなると
      電波法の再申請が必要になること
    という2点がわかっただけでも、充分な収穫。
    西躰さんの話では、DigiMeshはRS422のマルチドロップモデルみたいに、いわゆる同報配信して
    個別端末側で電文解析すればよい、ということらしい。マイコンつけるならそのほうが手っ取り早そう。
    ただし、電文をうまくつくらないと、ごちゃごちゃしそうだけど。
    で、講座自体はZigBeeモデルを対象としていたので、そちらでチェック。
    ZigBeeモデルでは、ユニットそのものが、それぞれの機器番号をやりとりするので、個別端末同士の
    通信が可能で、到達確認などができる点がちょっとすぐれているかんじ。
    ただし、APIモードでチェックサムなどをいれないとダメとか、いろいろ小難しいのはしかたがないのかな。
    単純なシリアルの無線化+αという感じでとらえるなら、DigiMeshのほうが近いのかもしれない。

    あとは、日本語のマニュアルが手に入ったのも大きな収穫でした。
    近々来る案件にうまく採用できたらいいなぁ。


    (2009/07/28) ひさびさに難しいと感じてること
    ここ数年、デスクトップのキーボードの調子が思わしくなかったんだけど、この忙しい時期に
    とうとうダメになってしまいました。
    エンターが入らない、/が入らない、というプログラマには致命的な状況に追い込まれてしまい、
    結局キーボード、交換しました。

    キーボードにこだわりが多く、なかなか気に入るキーボードがなかったので、のびのびに
    してたんですが、やむを得ません(;o;)
    ステップスカルプチャで、キーの押し込みが深すぎず浅すぎないもの、適度に入力のクリック感があること
    とか、言い始めるとキリがない。社長にもあきれられたし(笑)
    とにかく、仕事に差し障るので、近くのミドリ電化にいってみたけど、近頃はキーボードってないのね。
    ジョーシンにちょろっとあっただけ。う〜〜ん。しかも触ってみることができない!

    結局、タッチはわかってるマイクロソフトナチュラルキーボードに。
    微妙に湾曲してるのがきになったけどなれるかな、とおもって。
    しかし、いまだにミスタッチの嵐。こらダメかな。
    まあ、タッチはいいから、許せるけど。


    いままでつかってた、ふる〜〜い三菱用キーボード。
    昔のFMVでも同じキーボードだった気がする。
    案外タッチがよくて、かえられなかった名品。

    新しく買ったマイクロソフトナチュラルキーボード。
    この微妙な湾曲が、ミスタッチを誘発して結構ストレス。
    ただし、疲れないような気がするのは気のせいか?
    まあ、キーボードが左右にわかれていないだけましかもね。


    閑話休題。

    仕事のドタバタが、目の前の分についてはちょっと一段落。
    むかし作ったFPGAのヘンテコなソフトも書き直して、すっきり。
    気をよくしたので、もうすこしで採用決定してるR8C用ソフトひな形を
    つくり始めたけど、むずかしいねぇ。ひさびさにマイコン、むずかしいとおもったわ。

    R8C-212Bなんだけど、マニュアル読んでも、シンプルにかかれているのはいいんだけど、
    言葉が一貫して無くて、設定の前後関係などが抽象的にかかれているので、???なところがいっぱい。

    これってつかいやすいの?
    マニュアル読んでも、自信がもてるほどの記述がないので、しかたなく、 Sango導入。

    最初は「あ、結構いいかもね」とおもったんだけど、出てきたソースの説明もくそもないし
    なんだか手当たり次第にくっつけた、って感じで...微妙。
    それに肝心のオンチップオシレータ設定ないし。
    なにが目的なんだ、このソフト。
    まあ、だいたい初期状態の生成は理解できたから、必要なサンプルを得るための
    ソフトとしてみれば、まあ、よし、とすべきなんだろうか。
    率直な感想としていえば、NECのアプリレットのほうが、数万倍つかいやすいね。
    もっと宣伝すればいいのに > NECエレ

    まあ、来年合併したら、アプリレットforR8Cとかでたりして。


    (2009/06/29) 近況報告とCREATION M5
    えー、もう一年の半分を過ごしてしまいました。(汗)
    あいかわらず追いまくられているわけですが、なかなか解放もしてもらえないのは
    いいことなのかもしれません。いや、いいはずです。(苦笑)

    あまり期待はしていなかったのですが、6月4、5日に開催されたET−WESTを
    みてきました。
    ことしのESECのガタガタを見てきたのではっきり言って期待していなかったのですが、
    わりとがんばっていましたかね。
    あいかわらず閑散とはしていたのですが、それでも会場規模の小ささからすると、ESEC
    よりはましだったようにおもいました。まあ、あまり見るべきモノもなかったのだけど、
    それでも、AVNETがでていたので、SPARTAN6の情報の一部とか得られましたし
    DIGIのXBee関連情報もえられたし。
    それに、ASTEMのブースで、神原さんがだしてた、MIPSーIPの学習ボードで
    ノリタケ伊勢電子のVFDが生でみられたのが収穫といえば、収穫だったかなと。
    LCDと互換でありながら、高輝度なので装置にもつかいやすいということで、
    採用候補にあがっていましたから。
    使用感などは後日、掲載したいと思います。

    閑話休題。

    雑誌に自分のソフトが紹介されるってなんだかうれしいね。
    CQ出版のトランジスタ技術 2009年7月号、P169でグラフィックLCDにキャラクタを
    表示するためのツールとして紹介されていました。(笑)
    なんの連絡もなかったので、みつけたときにはおどろいたけど(笑)

    PS.
    長浜?のLED設計製造のスペシャリスト CREATION M5がHP公開したので、
    うちのHPからもリンクはっておきました。
    以前、某社の仕事で行った先の担当者だったひとですが、若いのにがんばって独立されました。
    結構変わったひと(失礼..^@^)ですが、優秀な人ではあります。

    興味のあるかたは、是非HPをごらんのうえ、連絡してあげてください


    (2009/05/23) ESEC2009
    「こ〜いけくんのぽてとちっぷすぅ〜〜」
    の湖池屋のポテトチップスを買ったのが3月末。
    袋のなかからおもむろに出てきたのが、あたりカード...
    で、その当選品である
    「コイケ先生のかばん」が届きました!!
    コイケ先生の鞄
    段ボールのカバンのなかは
    ポテトチップス8個入り!!

    う〜〜む。 こんなものもあたるんだね。
    あんまりこういうのはあたったことはないんだけど、ちょっとうれしい。


    閑話休題。


    ことしも恒例のESEC2009にいってきました。
    ことしは、社長と川上さんと中村さんと私の、計4人でドライブ。
    14日早朝3:50に、会社を出発して、一路東京へ。
    最初は社長の運転だったのですが、新名神の亀山で
    「あ〜〜、どっち??」
    湾岸分岐で
    「あ〜〜、あっちか!!」
    なんとなくこの段階でイヤな予感がしてたんだけど、予感的中。
    豊田市で東名分岐を失敗して、そのまま直進。
    去年、CEATECいったときには無かった、東海環状線が開通して
    そのまま、直進方向に割り当てられていたので、気づかず通過
    してしまったのでした...とほほ。

    せっかく、深夜割引つかうために早起きしたし降りるのももったいない
    ので、結局そのまま中央道まわりで、富士山の雪景色を横目に、東京へ。

    やっとたどり着いたESECだったけど、なんだか、様子がおかしい。
    いつもなら正面玄関のところに、大々的に各展示の看板がどか〜〜ん
    とおいてあるのに、今年は見あたらない。

    客足もそれほど活発じゃないし、そもそも出展社が....

    いつもなら会場の各対角、対辺に
    アルテラ
    ザイリンクス
    ARM
    ルネサス
    東芝
    テキサス
    NECエレ
    が陣取っているのに、軒並み出展無し、もしくは、よそのブースにひっそりと
    出展。
    なんだか閑散とした印象だった。
    インテルもAtomで安心したのか、活気がないし、マイクロソフトも同様。
    これってもう先端の技術を見せる場ではないかんじでちょっとがっかり。

    まあ、それでもZigbeeやらいろいろ収穫はあったけどね。
    併設展示のほうは例年どおりの盛況ぶりだったみたいだけど、ソフトウエア
    開発環境展はちいさくなって、RFIDに食いつぶされているような感じだった。
    やはりハヤリものはつよいのね。

    PS.
    こんかいもやはり、抽選でスタバのプリカをゲットしてしまいました(^@^)


    (2009/03/03) XPort
    なんだかんだで、あいかわらず、一息つけない状態が継続しています。
    年始早々から某雑誌の投稿で図書カードが2ヶ月連続でもらえたりしたのですが
    2枚目はなんと!ドラゴンボール?周年の記念カードでした。
    いつもなら、「わたし、図書券はいらんから」と、自分が当たったわけでもないのに
    私にくれる(涙)家内なのですが、今回は「ふっふっふ」という不気味な笑いとともに
    没収されてしまいました。どうもコレクターズアイテムには目がないようです。(涙)

    それと今月は、トラ技のプレゼントで、NXPのLPC3131のEmbedded Base Boardがあたりました!
    ARM9ベースのマイコンで起動デバイスとしてSDカードやUSBメモリからの起動もOKなボードの
    ようで、おもしろそうです。来月号のインターフェース誌ではARMがつくみたいなので、
    ここらで試してみておくのもわるくないかも、って感じです。
    とにかく、触る時間をつくらなければ!
    ちなみに、うちのヨメは、「なになん??」の一言で終了。う〜〜

    LPC3131 開発ベースキット


    閑話休題。

    某仕事の関係で、日新システムズのXPORT AR + uITRON4.0開発キットのトレーニングに
    いってきました。
    XPORT自体は、以前つかっているのでおもしろかったのですが、ARではOSを載せ替えて
    オリジナル機能がつかえる上に、今回の日新のやつでは、開発キットが10万するけど
    配布ライセンスが無制限なので、一旦購入してしまえば、案外早くもとがとれるかもしれません。
    XPORT単体ではIOが11本(いろいろ競合しているので、実際に使えるのはもっとすくないです) しかないし、コンソール用シリアルポートを除くともういっぽん(ほんとはSPIがつかるので2本だけど)
    しかないので、外部にFPGAかマイコンかを利用しないとなんにもできないというところが
    いままで、ネックだとおもっていました。
    今回は逆の発想で、OSつかって面倒なところをぜ〜〜んぶ外部のワンチップでこなしてしまえば
    なんにも問題ないなと。これなら、速度応答も問題ないし、やすいICEもつかえるしね。
    しかも面倒なLAN周りは安心できるし。
    とにかく、マイコンも人間も適材適所、ってのが重要なのかも、とかおもっていたりする今日この頃だったりして。



    (2009/01/27) NEC V850
    先日、社長にいわれて気がついた...
    うちの暫定Google Map画面がうまく機能していないとのこと。
    まあ、ず〜〜〜〜っとほったらかしだったから悪いんだけど、GMap2APIになってから
    削除された機能を使っていたのが原因みたい。
    とりあえず、GMap2で書き直してみたので、ちょっと復旧。
    でもさ、APIぐらい残しとけばいいのに > Google
    ま、ちょうどいいから、位置情報を微妙に調整しときました。
    Mapsの画面にいけば、ストリートビューがつかえるので、結構はっきりわかったりします。
    プライバシー侵害だとはおもうけど(汗;)

    閑話休題。

    新年からマイコン尽くし(ソフト屋だからあたりまえだけど)、だったわけだけで。
    新年早々から、SH2−7046つかったへんなボードを使ってたんだけど、これを機会に
    KPIT-GCC + HEWの環境を構築。いままで BestTechnologyのGDLをつかってたんだけど、
    コンパイラがCOFFからELFになったときに、バッサリ情報がなくなってたりしたので、
    ちょっと危機感があるし、GDBスタブつかうにしてもエミュレーションデバッガをつかうにしても
    HEW(タイニーならE8aもつかえるし)がベースのほうが、なにかと都合がいいわけで。
    どうせ、実際のコンパイラはどちらもKPITなんだし、都合がいいかも..とかおもったわけです。
    最初は、割り込みがかからなかったり、いろいろしてたんだけど、なれてくればなんてことないね。
    とりあえず、E10Aデバッガは高価なので、従来どおりシリアルまわりから実装。
    疑似printfルーチンはごろごろしてるのでこれを流用し、仕事もこれで一段落させた。
    GDLで同等ソース作るよりコードが小さいのは、使いもしないライブラリが結合されるから?
    とにかく、コンパクトにつくれるようになったので、徐々に仕事の関連もこれに移行させる予定。

    SHが一段落したので、懸案だったV850ES/JG2ボードで基本ライブラリ作りを開始。
    ちょうど某案件用にベースボードをつくったし、昨年末にエミュレーションデバッガ MINICUBE2( やすい!1万円ぐらいだもん)を
    買ってもらってあったので、この環境作りからスタート。
    まずは、無償版コンパイラとその他もろもろをNECから落とし、環境構築。もともとCQ出版の
    付録V850の環境があったので、とくに問題もなく終了。
    コンパイラが最新になったのでちょっと安心かな。
    んで、年末のET2008で発表になった統合環境CubeSuiteも導入してみる。

    NECのマイコン(78K0、V850)は、基本的にApliletというツールで周辺デバイスへの
    初期化&アクセスルーチンを一括作成してもらえるので、初期導入がすごく簡単。
    ETでみてきたCubeSuiteは、これ以上に簡単だったので期待していたんだけど、完全にデバイス定義
    からできるマイコンは78K0Rの一部とV850ES・JG3以降だということで、一番ほしかった
    デバイス定義がつかえなかった。なんでちゃんと対応しないんだろう??
    そんなこともいってられないので、デバイス定義は従来どおり、Apliletをつかって作成開始。
    ペコペコとIO周りの仕様を入力して、「コード作成」、ぽちっとな!でプロジェクトとソースが
    完成。う〜む、SHもみならってほしいなぁ。
    ふつうならこのあとPM+でコードつくってID850QBでデバッグするんだけど、どうも泥臭くて
    つかいにくい。というわけで、このまま、CubeSuiteでこのプロジェクトを読み込んで継続。
    かなりよくなってる! すくなくともふつうのIDEになってる!
    なにがいいって、デバッガ機能が統合されているので、ID850との間を行き来する必要がないのは◎

    まあ、よその開発環境でふつうにできたことがやっとできるようになっただけなんだけどね。
    とりあえず、いい感じ。

    あとは、さっきも書いたように、デバイス再定義の機能をほかのマイコンシリーズにもふやしてもらえば
    完璧かな。だってさ、Apliletをつかったら自分で改変したソースもごっそり消されるんだもん。
    いまは、とりあえず、Apliletつかう前に、フォルダのコピーをとっておいて、WinMergeってソフトで改変後
    のソースに復元していく作業をやっていますがね、めんどくさい。
    少なくともSHよりは格段に簡単なのに、ざんねんだね。

    この仕事が一段落したら、ETでもらったPFESiP EP-1 Liteで遊んでみる予定。
    EP-1はFPGAとの組み合わせでASIC(ゲートアレイ?)にしてもらえるので
    用途によっては都合がいいので、ちょっと試しておきたいところです。

    これであそべたら、V850ES−JG3で、USBってのも現実的になるし。
    僕的にはV850はCubeSuiteでかなり敷居がさがった感じにおもえて印象いいです。


    (2009/01/08) あけました!おめでとうございます
    新年、あけましておめでとうございます!
    本年も変わらず、よろしくお願いいたします。

    新年早々、自宅の洗濯機がこわれ、新春初売りで購入することに。
    まだまだ後厄がつづいているのを実感しつつ、電気屋さんめぐりすることに。
    いろいろ迷って、サンヨーのドラム式が気になったんだけど、値段がたかいのと
    洗剤を選ぶ、といううわさがあったり、ドラム式は9kgって書いてあっても、
    水容量の問題で実質6kgくらいが上限と聞いてがっくり。
    結局、5万円の10kg対応洗濯機にしました。
    やすいのもあるけど、10kgなら大概のものが洗えるし、洗濯回数もへらせるし。
    なにより、洗濯槽の中が見える(洗ってるところが見えるのが最高!)し、α電解水
    によるカビガードや電解除菌がそそられました。
    塩をいれて除菌ってのが斬新かと(笑)

    閑話休題。

    新年早々、仕事で他社製CPUボード(SH2/7046)を使ったソフトをちまちま作り始めました。
    SH2なんで、べつにたいしたことないんですが、周辺環境へのアクセスを、添付のBIOS的関数群
    でおこなうのですが、これがまた癖がつよい。どうせやるなら徹底的に隠蔽してくれればいいのに
    へんに生っぽくアクセスしなきゃいけないし、割り込みベクタをRAM上に展開するので
    メモリが無駄だし。とにかく、クセがありすぎ...少々イライラしながら作業してるんですが
    さすがに、よく使うところだけは全面的に書き換えつつあります。
    おんなじCPU種でも、書き手の個性をひさびさに感じてる、この数日間です。

    まあ、ちょっとへこんだスタートですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします!



    (2008/12/26) もう年末...
    あぁ、もう年末...
    早すぎるね。ET2008に行ったのが先月だから、その報告をするまもなく...
    ETは例年になく落ち着いた(閑散とした)イメージだったけど、それは最新技術が
    一巡して、より利用法に近い、いいかえれば、現実の利用方法に即した提案が多かった
    感じだったのかもしれません。
    実際、PCボードはAtomプロセッサ一色だったし。
    でもね、結構みんな追いついていない感じ。というのもサンプルボードを出したんだったら
    値段ぐらい決めておけばいいのに。
    どこもかしこも、「値段は応相談」って、おかしくない?
    ま、デバイス側の動きが目立っていたので、べつに、x86互換ボードに特化した話にもおもえるけど。
    デバイス側では、CPU復権の兆しかな。FPGAによるソフトコアCPUの話題が一巡したのと
    FPGAメーカのCPU周りのサポート力の低さがちらほら聞こえてくるぐらいだから
    市場が少しは冷静になりつつあるのかな、という印象でした。

    閑話休題。

    今年も一年、いろいろあったなぁ。
    やなことも、大変だったこともいっぱいあるけど、新たにできるようになったことも
    たくさんあって、例年になく収穫の多い年だったという印象です。
    USB周りの知識整理とデバイスの実用化
    FPGA採用事例の増加と知識整理(鳥海センセ、ありがとさんでした!)
    FRAMの採用
    SH2やV850など、32bitCPUの採用
    OpenCVによる画像処理関連

    などなど、いままで「やらなきゃねぇ」っといいながらほっぽってきた内容が
    軒並み実現。それなりに調べ物やトラブルに巻き込まれたけど、達成感も大。
    来年はこれ+αでステップアップできれば、いうことないのになぁ。

    番外編では、週間アスキーに、VNTDecodeが掲載されたり、ちょっと意外な
    トピックもあったりしてますが。

    というわけで、とにもかくにも来年もどうぞよろしくお願いいたしまする。

    (2008/11/12) FPGAとCPUコア
    自社とアプティックとで、共通のCPUボードをおこしました。

    SH2-7144F + FPGA(Xilinx XC3S200) + FRAM
    という構成です。汎用OSを乗せる気がないので、基本的に処理を自前でおこなうという
    スタンスで利用するボードですが、非常に使いやすく仕上がりました。
    特に、FRAMを採用したことで、フラッシュROMやEEPROMにあった書き込み時間の制限などがなく、
    非常にストレートにつかえるボードになっています。

    で、これをつかった仕事の第一弾がなんとか一段落ついたので、すこし遊んでみました。
    とりあえず、このクラスのFPGAならCPUコアが使えるだろうということで、PICを選びました。
    ちょうど、CQ出版のトラ技でもアルテラのCPLDに12C508相当のコア実装の
    特集だったので、非常にタイムリーな話題です。
    ただ、PICコアを選んだ理由が
    1.既存のコンパイラ、とくによく使っているCCS Cコンパイラがそのままつかえること
    2.内蔵デバイスのうちIOエリアがつかいやすいこと
    という2点を考えたとき、このトラ技のPICではちょっと...とおもったのです。
    というのも、この12シリーズのPICの割り込み部がちょっと特殊なので、CCSからだと
    使いにくい、IOエリアがポートBだけで、FPGAの自分のIOとの接続にこまるかも?という
    危惧があったからです。

    で、とりあえず、以前に落としておいた、CQPICを取り出して実際つかってみることにしました。
    CQPICは、16F84のコアに、タイマー0と外部割り込みを実装してくれているので、
    とても使いやすそうです。
    それに、コア自体の記述が非常にシンプルで、学習用には最適ですし。
    ソースを読む限り、ポートの処理も入出力とも個別に外部に引き出してあり、IOに困ることも
    なさそうです。
    内容を切り出して、ザイリンクス用にポーティングをはじめて、はたと考えました。
    RAMとROMはどうする?
    RAMは、BlockRAMを使ったことがあるので、汎用記述(typeとarrayをつかってVHDLで記述)しても
    OKだろうけど、ROMは?
    というわけで、初めてCORE Generatorをつかってみました。
    単純にCOREGENでつくったら、xcoファイルができるので、これをリンクして、利用モジュールに
    vhoファイルからペーストするだけだった。そこまでは簡単。
    問題は、ROMの内容をどうするか。COEファイルをつくらなければならないけど、これって
    結構面倒かも。とりあえず、添付のHEX2VHDで生成されたVHDファイルから、ビット列部分を切り出して
    COEファイルにした。
    これでもいけるけど、いまだにはっきりしないのは、プログラム変更ごとに、COREGENで、いちいち
    生成しなおすの?  なんだか面倒だね。このあたりはもうすこし調べる必要がありそう。

    ここまでできたので、こんどは、上述HEX2VHDで生成したVHDファイル自体をROMとする方法で
    試してみる。当たり前だがうまくいった。こっちのほうが簡単じゃん。

    さすがにこの方法だとBRAMを使わないので、内蔵LUTが使われちゃうけど、どうせコアとして
    処理したい内容にあんまり大規模ソフトをつかわないだろうから、これでしばらくはいけるのかも。
    それに、OpenCoresのコア群も基本的にこういう方法をつかうようだし。
    だいたい動かせたから、PIC上位互換のオリジナルCPUで、汎用コアとして生成してみようかな。


    (2008/10/28) CEATEC と OpenCV
    ひさびさの更新です。なんだかいそがしいのかなんなのか全くわからないまま
    刻々と時間だけがすぎていきます。
    というのも仕事におわれ、出張先でアップあっぷしてるときに、うちの社長からTELが。
    社長「あ、いそがしい?あのさ、今週もず〜〜っとそっちにかかる?」
    僕 「う〜〜ん、たぶん今日でなんとかなるとおもうけど、もしかしたら明日に持ち越すかも(汗;)」
    社長「そうかぁ。残念やなぁ。TVでさ、CEATECっていう昔のエレショーを幕張でやってる、    っていってたからさ、いこうかなぁ、っておもったんだけど。残念。」
    僕 「うっそ〜〜!いくいく! ぜ〜〜ったい今日終わらせるし!」
    というわけで、10月の2/3と、幕張へドライブ(汗)
    そうやねん、もう一人の同僚も一緒だったので、3人で車を運転していったんですよ。
    社長曰く、「若者コース」だと。もう、ぼく、そんなにエネルギーないってば。

    でもおもしろかったですよ。TVでよく報道されている大手家電メーカーのブースより
    部品・デバイスステージのほうが、おもしろいものをだしてた。
    家電のほうは、どこもかしこも、薄型テレビ一辺倒。なんじゃそら。

    デバイスのほうは、村田製作所のムラタセイサク君とセイコちゃんがよかったね。
    なかなか、みせるプレゼンしてましたし。一輪車の制御のむずかしさが皆につたわったか
    どうかは別だけど。
    おもしろかったのは、小型プロジェクタ、ってのが流行なの?って感じだったこと。
    ポッケにはいる程度のプロジェクタや、腕時計内蔵型とか。
    たしかに、ほしいかも!とは思わせてもらえたか。

    閑話休題。

    最近、仕事の都合で画像処理をせねばならなくなったので、しこしことOpenCVを
    勉強中。
    おもしろいね。昔は画像処理っていったら、それこそ、ん十万できかないくらいお金が
    かかったのに、フリーウエアなんだもん。すごい。
    しかも、画像変換から抽出、ノイズとりまで、いたれりつくせり。
    ただし、使い方がわかるまでがえらくたいへんだし、自分のソフトの中に合成していこう
    とすると、形式変換とかがたいへんではある。
    まあ、今回必要な機能はほぼ検証できたからいいけど。
    そのうち、また備忘録がてら、かきこもうっと。


    (2008/09/17) 怒濤の2ヶ月
    あぁ、とうとう前回更新から2ヶ月も経ってしまいました(汗;
    7月にポリテクでUSB勉強して、これからってときに、いろいろ仕事が降りかかってきて、
    おまけに、暇になるはずだったので、奈良高専の
    「元気なら組み込みシステム技術者養成講座 ペリフェラルズコース」
    というのに参加希望して、了承されていたので、もう、ヒッチャカメッチャカの状態でして...

    まあ、とりあえず、やっとこの状態もおわって、残ってた仕事の関連もなんとか収束しつつある今日この頃と
    なったわけです。ふぅ〜〜

    お客さんからは、「いまさら何をおしえてもらうことがあるん?」とかいろいろ言われつつ、
    それでも「べんきょべんきょ」とせっせと通いましたとさ。

    3ブロック制になっていて
    1−VHDLによる回路設計基礎
    2−IPコアCPU MicroBlaze での開発実習
    3−VerilogHDLでの回路設計実習
    という章立て。
    1はまあ、あそびみたいなもんで、高専の学生さんが先生となって、
    半加算器/全加算器とか、まあ、HDLで開発するときの入門書らいくなことを
    おしえてもらうと。
    さすがに受講生ともだちからも「ひやかしですか?」の声も聞こえて、ちょっと反省しきりでした。
    ただ、半加算器/全加算器なんて、HDLで組み始めたらつかわないのになぁ、なんて
    おもってたんですがね。

    んで、ブロック2になっていきなり超高度な授業になり、もう、ついて行くのでやっと。
    なんせ、Xilinxの人が講師できて、2日間で、コンパイル実行までいくわけですから
    もう、たいへん。しかも、講師がたよりない。
    「あれ?できません?」
    とか平気だし。
    まあ、複雑なシステムだし、そもそもCPUの構造やバス周りの一切の説明を省いて
    実装だけを教えるかたちになってしまいましたから、聴いてるこっちももうわからんのですが。
    IPをコンパイルしているのか、ソフトをコンパイルしているのかさえ、まともに説明ないし
    ツールもちがうし、受講生もウンザリした感じで済んでしまったわけです。
    ただ、この3日目は
    鳥海設計コンサルタントの鳥海センセが直々にこられまして、
    「ImpulseC + CoDeveloperでHDLを補完しましょう!」
    みたいな講座になったので、ここは大収穫でした。
    このImpulseCは以前に書籍購入済みで、つかおうかなぁ、と思いつつ、なんとなく
    とっつきわるくてそのままになっていたのですが、
    「すべてをCで書くのではなく、あくまで、自作のHDLの補完ツールとしてつかうほうが
    価値がありますよ」
    というスタンスの講座となり、非常にわかりやすく、おしえていただきました。
    これいいですよ。面倒な処理があったらこれをつかおうか!という気にさせられてしまいました!

    ブロック3は、べったり鳥海センセからVerilogHDLでFPGAを効率的につかう実践練習を
    していただいた感じで、もう、特訓みたいなもんでしたが、すごく勉強になりました。
    とくに、「FPGAは単相同期回路で組むべし!」とかいくつかの要素をたたき込まれ、
    目からウロコ状態でした。
    実際にいままで、仕事で試作した回路でうごかなかった、あるいは、おかしな挙動になったの
    はすべて非同期回路であって、自分の経験上、単相同期でないと挙動が想像できない
    というのが、ナットクできたのでありまする。
    それに、教え方もさすがコンサルタント!って感じで、緩急自在な話術でもうメロメロ。
    デシにしてください!ってぇ感じでおわってしまいました。

    やっぱ、「ちゃんとした」センセになわらなアカンね。
    それを実感した1ヶ月半でした。



    (2008/07/09) ポリテクでUSB
    遠方出張がやっと静まりつつある今日この頃です。
    去る、6月24〜27日の4日間、ポリテクセンタでUSBの講習会に参加してきました。

    Cypress EzUSB-FX2を利用した制御がベースとなっており、うちとしてはすでに
    導入実績もあり、これを「使う」ことに対しては経験済みです。
    ただ、USBの仕組みも通信の具体的な内容も理解せぬまま、つかってしまったこともあり
    不安要素も数知れず。ましてや、Linux版でも利用できるようにしようとすれば、
    その不安たるや相当程度に達していたので、まさに渡りに船状態だったわけです。

    しかし、久々の授業、さすがに最初の2日間はきつかったですわ。
    エニュミレーション? xxディスクリプタ?
    も〜〜ついて行くだけでやっと、という感じでした。
    さすがに2日目になると少しなれてきたし、ソフト要素がだんだん強くなって行くに従い
    楽になりましたが。(中村先生、ごめんなさい)

    でも、おもしろかったわ。なんとなく、もうUSB使える気がするし。
    今月号の、トラ技(8月号)の78K0-uPD78F0730もUSBマイコンだし、
    レジスタ周りもほぼ、メモリマップトIOに配置されているので、使いやすそう。

    なひたふさんの「トラ技BIOS」もいいけど、こいつで簡易マスストレージデバイス化を
    ためしてみたい、と画策中ですが、どうなることやら....



    (2008/05/23) ESEC2008
    今年はなんとなく、すでにお疲れモードにはいってしまっています。
    というのも、連休あけから、ずっぽり京都府北部への連続出張をこなしていたからで、
    さすがにアウェーでのお泊まり作業がつづくと....
    なんとか逃げ帰ってきたわけですが、さすがにくたびれました。
    その間、札幌のフジカラーパレットの店長さんからメールが来ていてびっくり。
    どうやら、拙作VNTDecodeをつかっていただいているらしく、もっとよくならないの?
    とのこと。
    せっかくなので、バージョンアップを行って、さきほどアップしました。v(^@^
    改変内容は、マルチファイル処理を可能にしたことと、dat拡張子も許したことでしょうか。
    しかし、何にしても使ってもらえてるというのはうれしい限りですね。
    Greva!では、なんとランキングにもはいっているんですね。
    結構ダウンロードもあるようですし、ちょっとはがんばらないといけないかも!ですね。

    閑話休題。

    今年も、ESEC2008に行ってきました。
    出発当日(5/15)の朝1時過ぎに帰宅して、7時には出発という強行軍(汗)
    年々規模がでかくなるESECですが、今年も例外ではなく...という感じでした。
    結局、まるまる2日がけになったし...
    現在、Linuxがらみの仕事をやっているので、これに関する情報収集と、FPGAがらみの
    ところを中心にみてまわっていたのですが、どうも感じが違う。
    ザイリンクスもアルテラも自身が中心というよりは、サードパーティまかせ、って感じだし、
    新しい技術を売ると言うよりは、今は広めるほうに専念したい、って感じが見え隠れするようです。
    まあ、それはそれで正しい方向性かも知れませんが。
    CPU関連では、IARがARMの開発環境を相変わらずだしていたけど、
    結構ことしはわかりやすかったようにおもいます。

    さて、おもしろいな、とおもったのは、またもやNEC。
    なんちゃってゲートアレイのことは前にも書きましたが、
    これとV850を組み合わせて、オリジナルマイコンを!
    って企画でした。
    従来から、PFESiP EP-1ってのがあったようですが
    今回はこれの廉価版初出品とのこと。
    PFESiP EP-1 EVA Board Lite というもので、
    要は開発用サンプルボードですね。
    搭載FPGAがXilinx Vertex4からAltera StratixIIに
    変更になっていますが、開発環境がただで手にはいるし、
    FPGA側にそれほど高機能を求めていないので、
    これで充分な気がします。
    しかも、100BASE/TのインターフェースとUSB2.0の
    インターフェースをもち、アクセスサンプルも無償で添付される
    ようですから、「
    」って感じで話に聞き入ってしまいました。
    発売はまだされておらず、7月下旬になるとのこと。
    価格は4〜5万くらいになるらしいですが、うちなんかの
    小ロットものなら、このまま製品に乗せてしまいそう。
    量産になったら、それこそ、カスタム化できるし。
    さっそく、「社長に買ってね!」攻撃しておきました(笑)



    あとはDigiインターナショナルがZigBeeの開発キットを1万円で売っていたので、衝動買い。
    ZigBeeのコアモジュールXBeeとそれを乗せたEvaボード、RCM4510Wが2枚と、PC用USB接続型
    ZigBeeユニットと開発環境のセットで1万はやすいでしょ?
    マルチドロップ型のシリアル通信が簡単にできるのなら、おもしろいな、とおもっているのですが
    まだ手がつけられていません。(汗)
    うまく実用につなげたいものです。
    ちなみにこのEvaボードにのっているRabittCoreってのはZ80の上位互換らしいです。
    いまさら、って感じですが、R4000っていうネーミングでMSXを思い出すのはぼくだけだろうか...



    (2008/04/02) LAN接続HDD
    書籍の紹介用にビッターズの書籍情報を出していたのですが、
    3月一杯でサービスが変更になるとのこと。大した内容ではないからいいけど。
    なんか、一方的だなあとおもいつつ、HPの更新もかねて、アマゾンのリンクに変更してみました。
    やはり大手は大手なんだな、とおもいつつ、こんなことでもなければ、更新の手が入らない
    自分に反省。
    mixiとかやってると、やはりブログのほうが更新やりやすいな、と感じるんだけど、
    なんとなく、トラックバックへの応答とか、いろいろ面倒かな?とか、一覧性が確保しにくいな、
    とか、いろいろ考えてしまいます。

    閑話休題。

    先日から、バックアップサーバ代わりのLAN接続HDDを増設し、予備環境が少しづつでは
    ありますが、整いつつあります。
    容量は相変わらず500GBとあまり大きくはないんだけど、安くなったし、Webアクセスで
    社外から閲覧できる環境になったのが、一番大きい変化かな。
    ずっと、出張さきで、「あの資料もってきてる?」とか聞かれて困ることが多かったし、
    自分的にも、すべてのソフトを持ち出す必要がないというだけでも、精神安定剤くらいには
    なりそうです。とはいえ、まだ、これが有効に機能したことはないんだけどね。



    (2008/03/08) あっというまに
    あっというまに3月ですね。2008年になってから全く更新して
    いなかった自分に、年始から反省しきりです m(_ _)m
    まあ、その間に大雪があったり、いろいろあったわけですが。
    私事では、新年からいきなりうちの家内が水疱瘡にかかったり
    と結構いろいろありすぎてもう、いきなりわけわからん状態に
    なってます。数年ぶりにキツイ風邪もひいたし。
    微熱がつづくのはさすがにキツイですね。

    さて、久しぶりに、自作ソフトを更新しました。
    拙作、シリアルデバッグツールは、折に触れ、改訂を加えてきたのですが、
    当初の予定とは大きくことなる仕様変更を繰り返してきたため
    かなり、複雑怪奇なソフトに鳴ってしまっている上、当初から挙動不審な部分もあったので、
    これを機会に、一から書き直しました。
    題して、「シリアルデバッグツールR2」。なんもかわらんね(笑)
    コンパイラを従来のBorlandC++Builder6から、
    BorlandDevelopperStudio2006(BDS4)に変更したのを皮切りに、
    登録送信などを廃止し、送信枠をそのままウインドウにも表示
    できるうようにするなど、操作性もすこしシンプルにしました。
    文字列分解処理や、受信ルーチンも一から書き直したので
    内部的にはかなりシンプルなものになり、従来のデリミタ処理に内在したバギーな動きはとれています。
    あと、ログ画面でも、送受信を色分け表示することで一覧性を
    あげており、ログテキストにいらない文字がのこらないように
    しました。
    心機一転、つくりなおしたソフトなのでぜひつかってみてください。


    (2007/12/28) 2007総括...
    まもなく、今年一年も終わろうとしています。
    なんとなく、長かったような短かったような、不思議な年でした。
    なんといっても、予想外の出費の多さと振り回される仕事の多さが印象的な年でしたね。
    ただ、一方で、いろんな懸賞にも当たったり、と全体で見ると±0なのかなとも思えます。

    仕事の関係では、CPLDやFPGAというプログラマブルロジックな石を本格導入し、
    できる仕事の幅が大幅に増えたのが、トップ記事、というところでしょうか。
    また、ソフトの動作環境でも、Linux + PostgreSQLという環境に徐々になりつつあります。
    いまだにマゴマゴとしてしまいますが、それでも自分にとって目新しい内容がたくさん
    でてきた、よい一年だったようにおもいます。
    なにより、おおきな体調の変化もなく、この厄年をすごせただけでもよかったかな、と。

    というわけで、総括はそれくらいにして、みなさん、よいお年をお迎えください。


    (2007/11/24) ホーロー抵抗の気持ち&ET2007&SFC2007
    あ”〜もう最終更新から3ヶ月以上...放置プレイもいいとこですね。
    最後の書き込みが8月初旬ですから、そのあとはもう何があったのかさえ、覚えていないわ。
    この間、いろいろありましたよ、ええ。
    一番大きいのは、車を乗り換えたこと。いままで乗ってたプリメーラですが、5月に大修理したのに
    結局、車検は通らない、通すには50万くらいかかる!っていわれて(;o;)
    そこで、乗り換えたのですが、車種は、『らららのら〜〜♪』って歌は聞き覚えはあっても
    ほとんど誰も知らない、ラフェスタにしました。
    トヨタのアイシスと比べられるんですが、個人的にはこっちのほうが乗りやすいと感じますね。
    なんといっても小回りがきくし(最小回転半径5.1m!)。
    アイシスは5.5だけど、この40cmは大きいとおもう。Uターンするときに1m弱も小さく
    まわれるんだもんね。実際、すごく取り回しがいいし。
    それにフロントピラーも全然気にならないし、ミラーもおおきいし。
    いい車だとおもうし、もっと売れてもいいはずなんだけどね。

    閑話休題。

    表題のホーロー抵抗の話。といっても現実の抵抗の話じゃないんだけどね。
    某社内での作業中、某担当者が誤って300Vがかかっている部品にふれて
    「どひゃ!!」ってな感じになりましたとさ。
    僕も経験あるんだけど、大概はびびってさわりたくなくなるんだけど、
    その彼、「も〜大丈夫やろ...」ってもう一度さわってみましたとさ。(^@^)
    「どひゃ〜〜!!」とどろく悲鳴!わき上がる笑い声!!
    放電してない部品さわっちゃだめよ。
    「ホーロー抵抗の気持ちがわかった?」って聞いたら、「ホーロー抵抗ってなんですか?」
    だそうで。ギャフンm(_ _)m

    閑話休題、その2。

    さる11月15/16日と、横浜と東京にいってきました。
    15日は、横浜で開かれていた、Embedded Technorogy2007を見学に。
    なんだかAMDもでてないし、Freescaleもでてなかったので、結構涼しい
    ブース展開にみえました。実際、人も例年に比べてすくなかった気がします。
    朝10時過ぎから見始めて、3つめのブース、アドバンストデータコントロールズの
    ブースでGreenHillsのRTOSの話を聞いた後抽選会があり、何気なく引いたら、なんと、
    Apple iPod Touch 8Gモデル
    があたってしましました!!
    展示会で景品があたるなんて初めてだったので、驚きました。
    それ以前にiPodにTouchがあるのを知らなかった自分にもっと驚きました。
    iPhoneの噂は聞いていたんだけど、日本には関係なかったし....
    さすがにこの後は、うれしくてウキウキ状態が1日つづいたのでした。
    さてさて、おもしろかったのはFPGAのブースが集約されて、CPU関連のブースが
    盛り返してきているようにおもえたことでしょうか。
    昨年まではFPGA一辺倒だったのに、ちょっとブレーキがかかっているのかな?
    特に注目だったのは、NECのお手軽ゲートアレイ
    FPGAやCPLDで開発した内容をゲートアレイに置き換えてくれる。ピン互換もあり!
    100個単位で設計してくれるそうだし、設計しちゃえば10数円ぐらいになるみたいだし。
    なんとなく、おもしろい方向性だなと。
    もう一個、無接点ICE。無線でICEとマイコンを接続してました。それも、ほんとに離れてて
    これならプローブがいらなくなるし、いいなぁ!と。minicubeの小ささも手伝ってすごく
    そそられました。

    16日は、東京ビッグサイトで開かれていた、システム コントロール フェア2007。
    こっちは、マイコンじゃなく、シーケンサがメインの展示。
    CC−Linkなどの展示も含めていろいろ出てたけど、おもしろいな〜っておもったのは
    PLCOpenかな。いろんなシーケンサのラダーの中に
    特定の機能ブロックをまとめた、ロジックブロックを挿入して使おう!って感じのイメージか。
    ラダーの中に、ICの絵がかかれているように思えて、それはそれでおもしろい発想かなと、
    おもった。でも、この発想、はっきり言って、シーケンサのソフト書く人には理解しがたいかも
    しれないなぁ。ロジックというよりはラダーロジックだしね。
    まあ、最近のシーケンサが軒並みスクリプトを導入し始めた背景には、技術者不足があるんだろうから
    そういう意味では、中間的で保守性もよさそうで、なかなかいいアイデアかもしれず、って感じでした。

    で、結構しっかり見てきた最後に、オムロンのスタンプラリー(DeviceNetグループ)で、
    Nintendo Wii
    もあたってしまいました!!!
    さすがに、2日連続であたると、手が震えますな!!
    というわけで、ドキドキしながら、帰ってきた2日間でした。


    (2007/08/07) Linuxと組み込み開発
    相変わらず、現実逃避気味の状態がつづいています。
    といっても、そういってばかりはいられないので、何とかこなしてますがね。
    それにしても、やはり厄年なんだな〜。あと3年は乗るつもりだった車が、この車検で
    かなりかかるとのこと。結局、新車を急遽さがすことになったけど、パソコンとちがって
    いろいろ、むずかしいね。来月の中頃には新車に乗って颯爽と出張にでられてるかな〜〜

    閑話休題。

    やっと、仕事の組み込みLinux化がすすみ始めたけど、やっぱりむずかしいねぇ。
    開発環境としては、Eclipse/CDTを利用するつもりでいたけど、画面表示関連がほしい
    用途もあって、そっちはWideStudioを利用することに。
    でも、こっちはWideStudio自体をインストールするところで七転八倒。
    いろんなパッケージやドライバが必要なのはわかるけど、どうすればいいの?って感じ。
    「dpkgで必要なのをいろいろいれればいいのよ」という、仙人のひとことで、いろいろ
    やってみたけど、Aパッケージを入れようとしたら、「Bに依存しています」と出て Bをいれようとしたら「Aに依存しています」とか、わけわかめ。
    んも〜!!もうすこしわかりやすくならんの??? 結局、仙人のお力添えでなんとかインストールとプログラム作成のところまではたどり着いたけど
    「あ〜、こら一般人にはまったく手が出ないよね」ってのを再認識。
    ぐちってばかりいられないので、いろいろ調べながらやってます。

    そのわりに、USB−シリアルコンバートチップFT232Rは簡単に認識できた。
    あれって、やはりカーネルに組み込んでもらえるだけで、全然違うね。
    ちょっと気をよくした、この一ヶ月でした。
    まあ、あいかわらず、libusb で Ez-USB FX2をうごかすところには成功していないんで、
    一勝一敗というところかな。




    (2007/06/26) 早!
    前回の書き込みから早一ヶ月か。
    今月、ま〜〜いそがしいこと。ったく。
    まあ、いそがしいのはいいことなんだけどね。さすがに歳のせいか、
    くたびれ&現実逃避モードにはいってるわ。
    というわけで、仕事用ノートもWindowsVistaになって一ヶ月ということか。
    なんとかなれてきた感じもするけど、動かないソフトも結構あって、ちょっとうんざり。
    UACがうるさいのはOffすればすむけど、ソフトがうごかないのはいたいなぁ。
    仕事の環境では、WindowsCE開発用のeVC++4.0がインストールできない!
    こまるよね。VisualStudio2005のprofessionalでも買えばいいのだろうけど、それでも
    かなり手を入れないといけないだろうし。すでに出荷されているターゲットのデバッグが
    目的だから、それもなんだか違う気がするし。
    ただ、ActiveSyncできる必要はないから、とりあえずVMwarePlayer上の仮想環境でごまかしたら
    うまくインストールできたから、まあ、なんとかなったほうかな。

    問題はXilinxの開発環境。
    うちの場合、ISE WebPack + パラレルケーブル3互換ケーブルで書き込みしてるけど、
    肝心の書き込みできない。(ほかで聞くとインストールそのものに失敗する人もいるみたい)
    こっちのほうはかなり深刻。
    というのも、パラレルのみならずUSBケーブルでもだめだから。
    どうやら、書き込み用ドライバを利用するためにwindriverという仮想パラレルドライバを
    利用しているみたいだけど、このバージョンが古くて、Vistaのカーネルドライバ排除に対応できて
    ないのが原因みたいにみえる。

    ザイリンクスでは夏頃にでる次期バージョンで対応するっていうけど、夏までなんてまてないよ。
    ちなみにメールで問い合わせたら、

    「既にご存じの様にISE9.1ではWindowsVistaをサポートしておりません。
    誠に申し訳ございませんが、WindowsVista以外のOSが入っているPCを
    ご使用いただけますようお願い申し上げます。」

    だって。バカにしてるよね。開発会社としては失格だと思う。
    いまさらXpパソコンをわざわざ選ぶひとも少ないとおもうし、使えるVista以外のPCが
    あったらとっくにこんなメールなんてだしてないよ。

    ザイリンクスにはちょっとがっかりしたわ。





    (2007/05/26) ESEC 2007
    連休前からついてない...。
    連休直前で、なんだか様子がおかしいとおもったら、CVTのトラブルで、代車生活に。
    いつもは、行き先を定めずに、いろんなところにあそびにいくんだけど、さすがに代車ではね。
    というわけで、結局近場であそぶにとどまった。
    その連休の途中で、右目がなんだかひどく腫れてきてちょっとびびったし、連休あけたらあけたで
    農薬のアレルギーで全身湿疹に覆われるし、踏んだり蹴ったり(>@<)
    まあ、日経ソフトウエアの懸賞でWindowsVista Home Premiumがあたるなど、いいこともあったけどね。
    総じてついていない....。
    まあ、新車の気分が味わえただけでもよしとしようか...

    閑話休題。

    毎年恒例の、東京ビッグサイトでおこなわれた、ESEC組み込みシステム開発技術展にいってきた。
    いつもはひとりなんだけど、今年は新人さんと二人での出張と相成った。
    この業界のことは全然しらない人だったけど、興味深げにいっしょまわってました。
    で、僕が片っ端からカタログやらノベルティやらもらって荷物をいっぱいにするもんだから
    見かねて、僕の荷物も半分もってくれたりして、結構助かったわ。> Thanx ナカムラさん
    でも、この会、年々規模はでかくなるのに、出展がショボくなるのはなぜだろう。
    NECはあいかわらず元気だったからよかったけど、IntelやARM、freescaleという
    大御所だけがのこった感じで、あとはFPGA陣営に押されっぱなしの印象。
    やはりマイコンってはやらないのかね。ルネサステクノロジにいたっては全然出展がない。
    秋のETのほうに注力するんかな。たしかにあっちの方が、盛大な気がするし。
    開発環境的にも、ふつーにICEやデバッガの展示はあったけど、LinuxとかiTRONといった
    OSを中心においた展示をしたのはマイクロソフトだけだった....
    まあ、モンタビスタはLinuxを展示してたけど。
    右端にちょっろっとみえてるのがUSBデバッガ&ライタ「SPYDER」。
    Freescaleのブースでみつけた。
    H08のデバッガ付きで4000円を切るとのこと。 すごいな〜
    ちなみに
    蜘蛛の[SPIDER]ではなく、
    SPYするために、[SPYDER]にしたそうな。ご苦労様...
    例によってESECの玄関。
    今年は、規模そのものがでかく
    なってたけど、出展は....




    (2007/04/17) Linux on FPGA
    今年の仕事の案件で組み込みLinuxに取り組むことになったので、
    一足早く、環境構築にかかっています。
    備忘録もかねてここに書いておきましょう。
    まず開発環境から。どうしても、出先でのデバッグになるので、

    ノートPCにインストールできることが必須条件なんだけど、
    そうなると仮想環境で!とおもう。
    と、いうわけで、必然的にVmwareになるわけだけど、VmwarePlayerで環境構築ができることは
    ず〜〜っと前に書きましたな。
    具体的には、qemu-0.802-windowsに同梱のイメージ作成ソフトをつかって、Vmware用仮想ディスクを
    作成します。
    僕の場合、

    qemu-img.exe create -f vmdk linuxDisk.vmdk 6G
    

    という内容を書いた、batファイルを用意しておいて、これを実行するのみにしています。
    これでlinuxDisk.vmdkというファイル名の6GB用仮想ディスク領域が作成できるので、
    これを適当にリネームして、今回のリナックス用の領域とします。
    あとは必要なのが動作環境条件。
    vmk501.vmxというテキストファイルをつくって、以下の内容にしておきます
    今回はCD版のKnoppixをつかったので、CDROMは実ドライブを指定してあります。

    config.version = "8"
    virtualHW.version = "3"
    scsi0.present = "TRUE"
    scsi0.virtualDev = "lsilogic"
    memsize = "512"
    MemAllowAutoScaleDown = "FALSE"
    scsi0:0.present = "FALSE"
    scsi0:0.fileName = ""
    ide1:0.present = "TRUE"
    ide1:0.fileName = "E:"
    ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
    # -------- VMware Tools 
    ##ide1:0.fileName = "linux.iso"
    ##ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
    # -------- 
    floppy0.present = "FALSE"
    floppy0.startConnected = "FALSE"
    floppy0.fileName = "A:"
    
    serial0.present = "TRUE"
    serial0.filename = "COM1"
    serial0.autodetect = "TRUE"
    
    ethernet0.present = "TRUE"
    usb.present = "TRUE"
    sound.present = "TRUE"
    sound.virtualDev = "es1371"
    sound.autodetect = "TRUE"
    displayName = "Knoppix 5.01"
    guestOS = "other26xlinux"
    nvram = "vmk501.nvram"
    
    ide0:0.present = "TRUE"
    ide0:0.fileName = "vmk501.vmdk"
    
    ethernet0.addressType = "generated"
    tools.remindInstall = "TRUE"
    ethernet0.generatedAddress = "00:0c:29:7c:d9:18"
    ethernet0.generatedAddressOffset = "0"
    
    workingDir = "."
    
    tools.syncTime = "TRUE"
    
    ide1:0.startConnected = "TRUE"
    
    sharedFolder.maxNum = "1"
    sharedFolder0.present = "TRUE"
    sharedFolder0.enabled = "TRUE"
    sharedFolder0.readAccess = "TRUE"
    sharedFolder0.writeAccess = "TRUE"
    sharedFolder0.hostPath = "C:\"
    sharedFolder0.guestName = "c"
    sharedFolder0.expiration = "never"
    
    ide0:0.redo = ""
    
    sound.fileName = "-1"
    
    usb.autoConnect.device0 = ""
    

    あとはこれを立ち上げて、ルートシェル上からknx2hdというコマンドを実行するのみ。
    インストーラは日本語なので安心だけど、そのままやるとDebianインストールが推奨され
    てしまうけど、環境依存をさけたいので、beginerをえらんで、デバイス自動認識を有効に
    しています。
    ほうっておけば勝手にインストールが完了します。時間がかかるけど、安心できますね。
    これで完了。
    CDを抜いておいて再起動するとHDD版のKnoppixが立ち上がるので安心ですな。
    firefoxつかってeclipseと、CDTプラグインをダウンロードしてインストールすれば、
    PC側の環境設定は完了です。

    ここまでに何度か再インストールをおこなったけど、これが一番しっくりくるみたい。
    それに1度ディスクイメージが壊れてしまったけど、vmwareの仮想環境をDVDに焼いておいたから
    そっくりコピーするだけで復旧できたのはほっとした。

    これだけでも仮想環境にした甲斐があるってもんやね。

    さあ、あとはターゲット機だけど、それはまた、こんどね。

    閑話休題。

    そんなこんなで、アヴネット主催のLinux on FPGAという講演会に参加してきました。
    参加者には、MPMC2でつくったサンプル回路進呈ってふれこみだったのに、くれなかった。
    アヴネットのうそつき!!
    まあ、マルチポートメモリコントローラ(略してMPMC)のデモがてらの講習会だったようで
    自慢話だけで、うんざりしてました。

    まあ、昼からの日新システムズのLinkLinuxや、ComputexのICEの紹介はLinux初心者には
    得るところがおおきかったけどね。それだけでも価値はありました。

    一番みたかった、アットマークテクノのSUZAKU-Sの紹介はわずか40分しかなかったけど
    あれが一番おもしろかったね。サンプルも参考になったし。
    現状でも、次に実用するのがあのボードになりそうだから、次の展示会ではしっかりみてこよう!



    (2007/03/19) LAN接続HDD
    会社の1階作業場でつかっているPCは、僕が入社して1年目ぐらいのときにつかってた
    Celeron 333MHzにWindows2000を載っけて動かしていたんだけど、さすがに、
    「遅い、オモイ、使いにくい」
    を連発されてました(そら遅いって。今更いわんといて〜〜)
    一方、ファイルサーバ+αの機能を持たせている、僕の管理下のPCはPentium4-2.4GHz!
    新PCを購入して1階のPCにしてもいいんだけど、僕にいわせれば、大して使いもしない
    PCに大金はたいて、新PC買うぐらいなら、僕のやつ置き換えてくれ〜〜って気になるので
    一つの提案を行いました。
    バッファローのLAN接続型HDDが手頃な値段で手にはいるようになってきたので、
    これにファイルサーバーの機能を任せることで、上記PCをフリー状態にしてこれをあてがいましょうと。
    というわけで、そそくさと、160GBモデルを購入して設置。
    そのうち暇ができたら、内部のLinuxを置き換えて自分用の環境にしてやる〜〜とか思いつつ、
    設置&環境構築をおこないました。
    案外すんなり移行できたので、すこし拍子抜け。
    まあ、こんなもんなんでしょうね。
    これで時間稼ぎができたから、こんどは僕のPCを考えてね > 社長...

    閑話休題。

    やっと、手元のLinuxプロジェクトが動き始めました。
    組み込みだし、IOがらみのことが多いので、僕的にはatmark technoのSUZAKU-V
    Linuxってのが、お好みだったのですが、今回は時間やリスクの関係で、PC版でいくことに。
    まあ、いずれにせよ、バスつかっていろいろ拡張することになるでしょうし、一旦スタートさえ
    切ってしまえば、あとは自然に枝葉がふえていくでしょうから、焦らずじっくり行こう、と
    自分をセーブさせている今日この頃です。
    でも、やっぱり敷居がちょっとたかいかな?

    PS.
    某HPの立ち上げを手伝っているのですが、その際にGoogle MapsのAPIが
    バージョン2になっているのを発見。
    大して代わり映えしないけど、もうちょっとしたら、V2対応に変更するようにしますね。




    (2007/03/08) RSSフィード完成
    昨日からゴソゴソ、テストを繰り返して、なんとかいい感じ。

    RSSフィードってのは、かかれている新着情報をざっくり拾って表示できる機能、
    っていうのが一番ちかいかな。

    ぼくの場合は、ブラウザにFirefoxをつかっているので、RSSを「ライブブックマーク」として登録しておくと、
    お気に入りから1クリックするだけで、更新情報が「ぺろ〜〜」って見える仕掛けになってる。
    結構便利。VistaのIE7でもそんな感じになっているのかな。

    単純にXMLでかかれたファイルにコチョコチョするとできるみたいだけど、これじゃ、ページ更新ごとにつくらなあかんやん。
    ただでさえ、更新放置状態なのに、これではね。

    というわけでさらに調べること数分。

    gooが
    RSS フィード 自動作成 - goo フィードメーカー
    ってページを立ち上げてる。
    無料で、3ページまで、管理できてフィードを勝手に更新してくれるとのこと。

    やってみるとリンク部分を軒並み列挙する仕様みたい。
    まあ、RSSなんてポータルの簡易版やもんね。

    というわけで、うちのサイトにも仕掛けをいくつかつけて、自動判定されるようにしてみた。

    以下は、僕の場合の、対処法です。

    そのままだと、リンクをだらだらと列挙するので、まず、HP自体に細工を施します。
    まず、本文部分に判定用注釈を挿入します。
    僕の場合だと
    <!--RSSuse-->
    という文字で領域を挟んでしまいます。
    あと、nameタグ と hrefタグ を使って表示したいタイトル部分をリンク指定しておきます。
    これで、選ばれた部分に1クリックジャンプができますからね。
    まずは自動判定をやめて、コメントによる範囲指定で、上記の、コメントを指定します。
    これで抽出された内容のなかで、いらんリンク分をチェックはずして完了!

    というわけなので、できるひとは、上のほうにセットしてある、RSSボタンを
    登録していただければなぁ、とおもいます。




    (2007/03/07) RSS
    最近、主要ページではRSSフィード対応のところがふえてきたね。
    おもしろそうなので、なんとかならないか、現在方法を勉強中。
    簡単にできたらいいのにね。

    というわけで、ちょっくらRSSに対応してみました。
    ページに細工がいるけど、こうすれば大した手間でもないし、結構いいかなぁ




    (2007/03/06) MSX2と図書館
    まったくいい時代になったね。仕事の関係でLinuxとMSXはいろいろ調べないと
    いけないことが、結構でてくるんだけど、Linuxは旬だから資料に事欠かないし、
    書籍ももうとにかく読みあさるみたいにできるもんね。
    問題はMSXのほうで、最初っからBASICでなにかしようなんてあんまり考えてない
    だけに、資料がないのは致命的。インターネット上には、結構いろいろ有志の人がいて、
    情報をあげてくれているんだけど、ハード構成ややりたい内容についてのヒントが散在していて
    いまいちピンとこないんだよね。

    アスキーマイクロソフトから出ていたMSX2 Technical Hand Book (MSX2テクハン?)
    があれば、あらかたわかりそう、というのはわかったんだけど、1986年の本だから
    当然絶版になってる。
    というわけで、うちの大学の図書館の蔵書検索を行ってみたけど、やはり無し。
    で、いろいろ探っていくうちに、公共図書館の蔵書検索サイトを発見。
    京都府図書館総合目録ネットワーク
    大阪府Web-OPAC横断検索
    の二つ。京都と大阪の主要公共図書館の蔵書を一括検索できる。
    運良く、在住の豊中市立図書館の一つに発見できたので、早速、借りてきた。

    いまどきの図書館って、日曜もやっているのね。すごい。
    サービスもよかったし。

    とりあえず、カートリッジスロットの扱いをマスターしなくちゃね。
    それにしても、随所にみられる、Z80のアセンブラソースみて、ふむふむ、って読んでる
    自分にちょっとオドロキ(汗)Z80のアセンブラなんて何十年前だろうかなぁ。
    幻の?
    MSX2テクハン
    ほかにもいろいろあるみたいだけど、
    見た限り、これがあれば充分な気がする。
    あとは実践あるのみか。





    (2007/02/08) XILINX
    PCつぶれた後遺症からやっと立ち直った今日この頃です。orz
    ったく、どうなっているんだか。
    なんだか携帯のバッテリーの持ちも悪い気がするし。ん〜〜。
    とりあえず、節分あけの日曜日に、立木神社にお参りにいってきました。
    だって、本厄なんだもん。しかも、門戸厄神やその他の神社は、厄除け祈願が高い高い!
    ん万円なんて平気だし。その点、立木さんだと3000円やし、お手頃価格(苦笑)
    ただ、さすがに節分直後とあって、すごい車で駐車するのに2〜30分まったかな。
    それでも安さにはかえられませんね。
    そうそう、節分といえば、今年は中山寺の節分豆まきに行ってきました。
    タカラヅカのきれいなおね〜さんが、お祓いの劇やってくれました。
    赤、黄色、緑の鬼がそれぞれ、福禄寿になるところが演目だったのですが、
    鬼さんたち、やるなら、ちゃんと踊りくらい覚えて出ろよな〜〜(笑)
    そのあとは恒例の豆まき、みんなすごい勢いで豆に群がるの。コワイコワイ
    うちの嫁さん、さいしょっから、地べたに落ちたやつを軒並みゲット。
    僕が6コしかとれないのに、15コと圧倒的な強さをみせつけてくれてました(汗)
    ひさびさに笑わせていただきましたヨ。

    さてさて、節分には、もういっこ、うれしいことがありました。
    昨年、技術評論社から出ている、組み込みプレスという雑誌を購入したのですが
    これの読者プレゼントに当選し、ザイリンクスのPCケースとキーホルダ&ボールペンが
    到着しました。


    ことしもいっぱいいろいろ当たればいいなぁ。






    (2007/01/22) 新年そうそう
    みなさま、新年あけましておめでとうございます。
    ってもう松もとれちゃってからいうのもなんですが(^^;
    新年早々からドタバタやってきたのですが、やっと一段落、と思ったら、
    デスクトップPCのHDDが逝ってしまいました。
    笑い話じゃないんですよね、まったく。

    事の起こりは、地域停電。どうやら関電の作業中の事故のようですが、久御山町一帯が
    突然、2〜30分停電という状態に。まあ、一緒に使ってたノートPCはバッテリーで
    動作していたので、仕事は継続できたのですが、暗くってほかのメンバーは仕事にならず。
    電話はかけられないし、ポットもうごこないからコーヒーも飲めない(まあ、カップで
    すくって飲んだんだけどね)

    停電復帰後、デスクトップを起動しようとしてもブルースクリーンになって起動せず。
    セーフモードもなにもかもだめ。画面だけじゃなくて、こっちがちょっと青くなりました。
    とりあえず、Knoppixで立ち上げると、HDDの状態そのものは確保できていたので、なんとか
    大事なデータ群をサーバ上に退避するのに半日。翌日から新HDDに新たにWindows導入して
    環境構築するのに1日。
    ちょっと手間がかかりすぎるね。仕事でつかうんだからしかたないんだけど。
    もうすこし、簡単に復帰できないかなぁ。
    そもそも、このPCすでに2台あるCDROMは軒並み不安定で涼しい間しか動作しないんだけど
    なんとか再インストール中は生きていてくれてよかったわ。

    去年のノート爆死といい、今回のデスクトップの急逝といい、なんだかついてないね。

    まあ、すこし快適に動くようになったのは不幸中の幸いってとこかな。
    作りかけのソフトも大事なやつは全部たすかってるし。(自作のサンプルがいくつかつぶれた)
    だけでたすかってるし
    今年は、これでトラブルおわってくれたらいいんだけど。

    ついでなので、このページの前半部を過去ログページとして移動させ、ちょっとスリムにしました。



    (2006/12/28) 御用納め
    出張、出張、作業、作業って感じでとうとう12月、それも仕事納めの日になって
    しまいました。ふぅ〜
    なんだかんだといろいろあったなぁ。
    ここ数年では、一番勉強できたんじゃないかなぁ、と思える年でしたね。
    一番の収穫は、本格的にFPGAやCPLDをはじめて、しかも仕事で実装できたこと
    でしょうか。ちまたでは、あいかわらず、ALTERAが多いようですが(ポリテクセンタの
    の講座でもこれでした)、開発環境となるISEが試用版なのは許せるとしても、一定期間
    で、ライセンスの再取得になるのがうっとうしい。
    しかも、なんとなく、Qualtusって使いにくい気がするし..ってわけで、基本的にはザイリンクス
    に偏ってやってます。ISE WebPackでも全然問題ないし。(ただしバージョンアップするごとに
    重くなるのはなんとかしてほしいけど)

    そうそう、ET2006で東京エレクトロンの抽選応募しておいた、SPARTAN3E スタータキットが
    あたりました!!!
    DRAMやらSWやらLCDやら満載だし、USBでコンフィグできるので、楽しめそうです。
    うまくいけば、プログラマとしてつかえるかな?
    実際にプログラムして遊んでる時間がないので、なかなか詳細に踏み込めていないのですが、
    来年はもっといろんなモノがみれそうです。


    ET2006の抽選応募で当たったSPARTAN3Eスタータキット。
    VGAやLAN、LCDとひととおりそろってるのがすごい。
    そのうち、MicroBlazeぐらいはつかえるようになりたい。

    1ChipMSX。いまさらMSX?とはいうなかれ。
    いまだからMSXという選択肢もありうるのかな?
    とおもってるくらいなんだから。


    CypressのEZ−USBもやっと本格導入ができました。
    DesignWave別冊 USB汎用インターフェースキットでは、特別なファームをつかって制御を
    おこなっていたので、高速バスの特性が「全く」生かせない仕様だったのですが、
    要は、入出力パイプを通信バッファとして使えば、かなり高速のバスIOとして使えることが
    わかったので、大いに勉強になりました。
    ファームもオプティマイズさんのFX2FWが非常に参考になりました。正直いってこれをそのまま
    使うだけでもいいかな、ってくらいだったのですが、データ転送量や制御シーケンスのこともあり
    結局ほとんど書き換えてしまいましたが。とにかく、勉強になりました。
    8051って結構つかいやすかったんだなぁと再認識しました。

    そうそう、1chipMSXも買いました!!AlteraのFPGA であるCycloneにZ80コアと周辺をゴッソリ
    書き込んで、遊ぼう!ってやつなんです。
    いまお仕事をもらっている某社の社内にはゴロゴロと本物のMSXが実稼働していますし、その置き換え用途
    に加え、表示&簡易制御端末としての機能を実装できればおもしろいかなぁとおもったりしているのです。
    なにせ、バスがまともに引き出されているし、本格的な機能拡張の部分は最悪、FPGA内に実装しちゃえば
    いいんだし、結構きらくかな、という感じなのです。
    実際にはJTAGポートが省略されているので、MSXなしのオリジナルボードとして利用するのは
    ちょっと難ありかもしれませんが、利用方法としてはおもしろい、とおもっているわけです。
    来年は、これをつかった仕事も創出...なんてこともあるかもしれません

    ソフト的なところでは、Linuxを制御用につかう準備を始めたことでしょうか。
    ず〜〜〜っとむかしに、SlackwareLinuxはつかったことがあるのですが、今みたいにスゴイ時代じゃ
    なかったので、ちょっと浦島状態です。
    それでも、便利な時代になりましたね。どうしても出張作業を念頭に置かねばならないので、
    ノートPCでの利用を想定しなければならないので、躊躇していたわけですが、VMwareがフリー化
    されたのは知っていたので、これにチャレンジしています。
    ある程度なれてくると、自由に環境構築できるのがうれしくなりますね。
    Debian用の環境と、Knoppix環境をそれぞれ作ってみました。
    Debianのほうは、GNOMEじゃないとうまく日本語入力ができないというのが解決できていませんが
    それでも、Linuxの作法がやっとわかりかけてきています。
    アップグレードや改造に失敗しても、仮想ディスクを書き戻せばすぐ元通りになるので、手軽にいろいろ
    ためせます。実際のドライブにインストールとなるとこうはいかないね。
    来年は、LINUXも実用段階に突入させますね。


    いずれにせよ、ことしの勉強が来年にいかせますよ〜に。
    それでは、みなさん、よいお年をお迎えくださいませ〜〜




    (2006/11/24) ET 2006
    仕事に追われ、出張に追われているなか、11月16&17日の2日間、
    いそいそとパシフィコ横浜で行われたEmbedded Technology 2006(11/15~17 : 以下ET2006)
    に出かけてきました。
    春に行われたESECでは、ソフトIPによるマルチプロセッサとマルチチップ一色、という
    感じだったのですが、さすがETですね。そういう雰囲気は、ほとんどありませんでした。
    ハードウエアの実装の自由度を上げるためのFPGAを、より楽しくするための方法としての
    プロセッサIPという選択肢は正解だと思うのですが、なんでもかんでもつめこんでいこう!
    という方向性については正直、おかしいとおもっていたので、なんだかほっとしました。
    むしろ、特殊電子回路株式会社(ナヒテック)の内藤さんが現地でおっしゃっていたのですが、
    「CPUつかうならIPじゃなくてほんものを載せた方が安心ですよね」という言葉が印象的でした。
    ほんとうにそうですよね。

    おもしろモノでは、SDメモリカードをATA互換ディスクに変える変換基板SD-MemoryDrive II
    SDを8枚もしくは16枚くっつけてSATAのRAIDディスクにするSD-MemoryDrive8/16でしょうか。
    SD-MemoryDriveIIは、玄人志向からX2SD-IDEという名前でキワモノ扱いですが販売されている
    らしいです。
    RAIDのタイプは前回のESECでも出展されていましたが、メモリドライブはおもしろいなぁと思います。
    この手のインターフェースはCFと相場がきまっている感がありましたが、SDでもできるとなると
    選択肢も広がるというモノ。どんどんでてくればいいのになぁ。まあ、活線挿抜ができないから、
    おもしろみがない、ともいえるんだけど、組み込みPCの小規模OSなら2GBくらいで充分なんだから
    実用性もあるというものですよね。

    FPGA関係では、
    Impulse Cかな。Xilinxのブース内をみているときに、有限会社インターリンク
    で、展示してありました。
    以前からCでのFPGAプログラミングについては興味があり、SystemCやらHandleCやら
    いろいろあるのも知っていたのですが、いかんせん、まとまった情報がなく、また、メリットデメリットも
    わかりにくい、さらに、デザインツールとの整合性まで言い始めると、とてつもなく時間がかかりそうだった
    ので、敬遠していました。
    説明自体でわかったわけではないのですが(ゴメンね)、書籍が発売になっているとのこと、
    しかも機能制限版ながらツールが同梱されているとのことで、早速、技術評論社ブースに出かけ、
    実際に立ち読みしてみました。

    【実践】C言語による組込みプログラミングスタートブック
    鳥海 佳孝 著   技術評論社刊 
    です。
    名前はC言語でプログラミングってこのとなのですが、内容はれっきとしたFPGA用のガイドで、
    Impulse Cでいかに開発するか、実際にプログラムを組みながらの解説となっており、
    Xilinx ISE Webpack 8.1iベースで話がすすんでいきます。
    イメージとしてはCからHDLへの変換ツールと思えばよいようで、それなりに使えそうです。
    ただ、僕らがつかうような、小規模なFPGAではどの程度つかえるのかは未知数ですが、
    おいおい試してみたいと思います。

    書籍関連でいうと、CQ出版からは、
    FPGA活用チュートリアル 2006−2007年版
     DesignWave Magazine 5月増刊号

    インターフェース増刊 TECHI Vol.35 フラッシュ メモリ カードの徹底研究
    インターフェース編集部 編

    が出ていました。
    前者は、デザインウェーブのFPGA特集の再編集版の増補版みたいなもののようで、
    アマゾンやビーケーワンでは同名書籍がすでに絶版になっています。
    こういうところはきちんとしておいて欲しいなぁ。>CQ出版
    さてさて、FPGAについての実績まだまだ浅い僕には非常に参考になる本です。
    特に、内蔵メモリをいかにつかうのかとか、CPUコア PicoBlazeを使ってみる
    とか、本来は書籍上では当たり前に流されてしまうような内容が載っているだけでも、
    私にはありがたい!と本気で思ってしまいました。

    後者は、やはりインターフェース誌の記事の再編集版ではありますが、最近、H8からメモリメディア
    を扱いたい、との要望がじわじわでてきているので、まとまった資料としておいておきたい1冊です。
    それに、実装後はどうせFAT互換機能はつけなければならないでしょうから、FFSとかFatFsが
    収録されているのもおいしいところでしょうか。
    まあ、僕らがつかうにはかなり手をいれないといけないみたいだから、結局自前で作ることになるんでしょうが
    なんにせよ、資料が多いのは喜ばしいことです。

    会場でみつけた本達。
    結局全部購入してもらいました。
    いつになったら全部よめるんだろう...(笑)
    まだまだ読まなければならない本がもう山積み....

    (有)リカージョンのForcyII-AVRボード。
    太っ腹にも無料で配布なさっていました。
    すごいのはソフト的にUSBシリアルインターフェースを
    実装していること。AVRだけでUSBに接続できるとは!!

    ちょっと変わり種だったのは、ForcyII。有限会社リカージョンの田村さんがお作りになった
    簡易コンパイラとマイコンボード。
    ForcyはFORTHベースのインタプリタ?で、スタック構造バリバリの簡易言語のようです。
    FORTHは言語構造が普通の言語とはすこし異なり、文法解析部がスタック構造を強く意識
    しているため、結構癖のある言語です。
    たとえば、普通の言語(ここではCをベースにするけど)なら
      c = a + b ;
    と書くところ、
      a @ b @ + c !
    と書きます。
    「a と b を + して c に代入します。」とよめるわけで、日本語の自然言語処理に近い
    記述ができる!と昔はいわれたもんです。(まあ、結局マイナー言語に終わってしまいましたが。)
    Forcyだと
      a b + =c
    となるらしいです。
    なんとなくCの記述を参考にしたという部分もなっとくできそうです。
    が、実際に、ソフトを書くのはなんだか大変そう。
    むかし、SHARP MZ2000でS-OS対応FORTHをつかっていたとき、うんざりして止めてしまったので
    今回も、う〜〜んて感じ。見通しの悪さが気になる。まあ、このあたりは慣れに大きく依存する
    ところだから、時間の問題かな。
    まあ、言語仕様は単純なので、プログラムして即マイコンがうごくぞ!
    ってなところを楽しんでもらうという用途には、案外向くのかもしれません。

    ということで、田村さんには、この言語を利用した。チュートリアルでも書いてもらった方が
    うれしかったりします。まあ、参考ソースが公開されているのでなんとかなるんですが、
    初心者向けを謳うなら、それぐらいしてくれてもよいかも、というのが正直な感想です。




    (2006/11/09) ついてないなぁ
    も〜、ほんまについてないわ。

    もう長くつかっているお気に入りのノートPC(Hp-Compaq nx9005)が爆死。
    出張先で、作業中、検査治具から検査対象物がポロリ。
    高圧300Vがケースシールドに落ちて、装置を破壊。
    RS232Cでつながっている僕のノートも道連れをくって、あえなく爆死してしまいました。
    なんてこったい。
    とりあえず、社長が以前つかっていたノートPC(今年に入ってから僕がサポート用にかりてたんですがね)
    に急遽、開発環境などを再導入。
    翌日、あらためて出向いた先の正門で、こんどは車がバッテリあがり。とほほ。
    ついてないわ。
    んで、今日、このページみにきたら、アマゾンの広告が軒並み「のだめカンタービレ」ばっかり。
    なんで?っとおもっていろいろしらべてみたけど、どうやらアマゾンの検索ワード処理が異常に
    なっている模様。
    従来はFPGAとUSBで検索していたんだけど、この半角英数文字では、普通の小説までヒットしてしまう
    仕様になっている感じ。
    とりあえず、マイコンって検索に変更してみたけど。
    おまけに、オンライン書店ビーケーワンのリンクもどうにかなってるし。
    もういいかげんにしてほしいです。





    (2006/10/31) ひさびさ
    久々の更新。も〜、ほとんど放置プレイ、もうしわけない。m(_ _)m

    結構ドタバタと動き回っているうちに、こんなに時間が経ってました(汗)

    さてさて、コンテックC-Logger という簡易オシロみたいなソフトでちょっとあそんでみました。
    仕事の関係でコンテックの営業さんから借りたものなのですが、ちょうどUSBのADユニットを使う仕事が
    あったので、いい機会なので使ってみました。
    感想からいうと、???って感じ。
    正直言って、これって使いにくい。とくにPCで簡易オシロとして使いたい、という
    イメージからいくとなんともわかりにくい。計測中には測定グラフも出ないし。
    なんのつもりでこんなの出しているんだろう。
    そもそも、この程度のやつだったら作れる!って人が、コンテックのユニット買うんだし、
    「どや!本家がつくると、こんなんもできるんやで!!!」ってところを見せて欲しかった。
    それに、インストールも面倒。ドライババージョンがわかるんだから、対応ドライババージョン
    じゃなかったら、メッセージぐらいだしてよ。添付のCDのドライバでは利用できないことが
    わかるまでにかなり時間がかかった。
    べつにそんなにたいした機能を使っているわけではないんだから、ドライバ依存というのも
    いただけません。
    まあ、自分で買ったわけじゃないから、文句もいえないけど、
    このソフトのユーザーってどれくらいいるんだろう。

    閑話休題。

    やっとCQ出版 インターフェース誌2006年6月号のSH2(7144F)を使ってテストを開始しました。
    いろいろ設計上のミスが目立つとアチコチで取りざたされていますが、現状では3.3Vレギュレータの
    出力部(C9)にパラで電解コンデンサ47uFをつけるだけで、安定動作できています。
    今後、どんどん使い始めると、GNDピンがたりないとかいろいろ出てくるのでしょうが、
    テストで様子見という現状のスタンスでは、とくに問題ないでしょう。
    ずっと、H8をつかっていたので、設定関係は簡単かな?とおもっていたですが、やはり考え方が
    ちがうので、まごまごしますね。
    ただ、IO関連の割付は、PFCユニットの設定で全て決定できるので、H8のように、個別の
    ユニットを考えながら設定しなくともよいのは、点数たかいかも。
    ただし、表がみにくい!!!
    それぞれのIO設定を変更するために、各レジスタの対応表を自分なりに作り直さないと、
    とってもじゃないけど、設定できない!!!
    この部分はさすがにウンザリしてしまいました。
    省電力ユニットの設定をしないと、コンペアマッチタイマ(CMT)って使えないのね。
    最初、わからなくてうなってしまいました。
    ちなみに、コンパイラはHEWは使いにくいので、
    いつも使っているGCC(BestTechnology GCC Developper Lite : 以下GDL)で
    つくっているので、よけい資料がないのです。う〜〜ん。
    でも、まあ、うまく動くようになったからよしとしましよ。





    (2006/09/12) 組込みI/Oインターフェース 基礎講座
    久々に、初心者?用の本を購入。
      翔泳社刊 組込みI/Oインターフェース 基礎講座
          ハラパン・メディアテック 宇野俊夫著
    です。
    既に、初心者!なんてのは卒業しちゃってるわけですが、ウチの会社にも右も左もわからん新人さんも
    いますし、買っておいても損はないかな、というわけで、ほとんど衝動買い状態で購入

    帯文字には、
    「メカ/エレキ屋さんと議論できるプログラマになる!!」
    と、結構な意気込み。(苦笑)
    内容的には、結構おもしろいかな。
    普通のPCのプログラムと違って、「組み込み」ってのはハードウエアをいじるんだぜ、って感じで
    スタートして、CPUがメモリ空間へのアクセスするのにアライメントがあるとか、IOアクセスの方法には
    I/OマップドI/OとメモリマップドI/Oがあるとか、結構ベタな話がいきなり登場。
    まあ、このあたりは好感がもてます。というのも今までのマイコン入門的な本って、大概
    「CPUとは、ALUがあって...」とかいうところから説明されるだけで、もうウンザリ、って
    ことがほとんどでしたからね。イマドキの初心者はこのあたりでバテてしまう。
    僕らの時代はそれが「すげ〜〜」って興味をかきたてられたもんだけど。

    このあとアドレスデコーダとか同期クロックなどが、ダダダ〜〜っと回路図と真理値表で紹介される。
    結構いい感じ。
    ただし、「これが素でわかるようなヤツなら別にこんな本読まないのかな」と、ふと不安になる。
    あとは、パラレルI/O、シリアルI/Oが説明されるわけです。
    パラレルのほうは、なぜかプリンタポート(IEEE1284)と8255が説明されます!
    8255は生産終了品だけど、まあ、すごくメジャーな存在なのでいいとしても、何故プリンタポート?
    まあ、PCしかしらんプログラマ向けの記事なのかな。
    これにくらべて、シリアルはあっさりしたモノ。 いわゆるRS232Cの説明からSPI方式、I2Cデバイスがさらっと記載されるにとどまります。
    いや、結構くわしいんだけど、プリンタポートの記述を読んだ後だと、どうも手抜きにみえてくる。
    今更プリンタポートでIOアドレスになにが来る、なんて書かれてもWindows上からはどうしようもないじゃん。
    それなら、むしろPC用シリアルポートのほうをもっとしっかりしてくれるほうがうれしかったかも。
    未だに少容量EEPROMなんかはI2Cなわけだし、シリアルを理解するのとしないのとでは、実務で
    雲泥の差がでるはずだけどなぁ。
    あとは、割り込みとタイマが2章に分けて記載されてます。
    ここは非常に出色の出来、といった感じでしょうか。
    割り込みをまともに説明してくれている入門書って案外ない感じなのでちょっとうれしい。
    というのも、いままでいろんな初心者相手にマイコンのプログラムを教えてきたけど、割り込みの
    概念ってわかりにくいものらしい。
    割り込みがイメージしにくいために、タイマーなど、非常に便利な機能をつかうのに躊躇する感じなんですよね。
    その意味では、2章にわたって解説するのは、非常に点数たかいです。
    このあとは、ATA関連の記事なので、いきなり趣旨がジャンプしてしまう雰囲気ですが、そういう
    のもまたいいのかもしれません。

    総評としては、いい本だとおもうけど、帯タイトルにあるようにターゲットをプログラマに限ってしまうと、
    非常に狭い範囲でしか当てはまらない感じがしました。
    そういう意味では読み手を選ぶ本かもしれませんね。



    (2006/09/02) EZ−USB
    ちょっとこのページもにぎやかしくになってきたでしょ。
    みんないろんなアフィリエイトを登録しているみたいなので、私もすこしやってみました。
    この業界では老舗なのかな、ビッターズとAmazonを登録。
    特に、ビッターズは、Vector Onlineの関係があるようで、フリーウエアを公開して頂いて
    いるということもあるので、真っ先に導入してみました。
    おもしろいところでは、「ながのモール」かな。
    本場の信州そばなんかが手に入ります。
    あとは、本。Bk1とアマゾンといえば、老舗中の老舗だから、便利かなと。
    まあ、自動表示なので、うまい本がでてくれればいいんですが、まあ、意表をついて
    いいものがでるかもしれないし、今後のお楽しみですね。

    閑話休題。

    いろいろあって、CypressのEz-USB FX2をつかった利用をいろいろやり始めてます。
    いままでも、CQ出版のDesignWave USB汎用インターフェースキットをつかってた
    わけですが早くも絶版となり、代わりのボードをさがしていたんですが、調べてみると
    ストロベリーリナックスオプティマイズのボードがかなり安価で手に入ります。
    構成もほぼおなじ。機能的にはオプティマイズのほうがちかいみたいです。

    というわけでこれを、仕事に使おう!ということで、いろいろ実験中。
    まずは、CQのボードで使っていたファームをそのまま、ストロベリーリナックスのボード
    に書いてみました。
    結果は良好。あっさり動作しました。やはり、特別なことはしていないみたいですね。
    ただ、このファームはこのボードに限定して利用すること、という条件が付されている
    ので、そのままではつかうとちょっと問題も多いし、なによりファームのソースが公開
    されていないので、バリバリ心配。
    というわけで、オプティマイズのHPで公開されている、FX2FWというファームでも
    テストしてみました。
    気分的にはこちらのほうがわかりやすいですね。
    問題は、PC側のテストソフトがナマっぽくCでかかれているので
    一瞬、鬱に入りそうになったくらいでしょうか(笑)
    でも印象としてはこちらのほうが、ずっとわかりやすいし、使いやすくできています。
    簡易IOとしてつかうならこちらをつかうことになるとおもいますし、すこしヒマができたら、
    コントロール部分をCQ版のようにクラス化しようと考えています。乞うご期待。

    さてさて、今回の懸案用途に使うとなると、ファームだけではチョット役不足なので、
    勉強がてらいろいろ遊んでみています。
    コアの部分は、使い慣れた8051なので別になんてことないんですが、
    肝心のUSBの部分がちんぷんかんぷんなのでいろいろ調べていくと、
    HIDデバイスとしてちょっと登録してやれば、USBキーボードぐらい簡単にできる様子。
    ためしてみるとほんとに簡単だった。
    CypressのHPのCreating a Sample EZ-USB Composite HID Device というドキュメントを
    みつけたのでさっそく実装。案外簡単にうごいてビックリ。

    このあたりの実験内容は、おいおい掲載したいとおもいます。



    (2006/08/26) グラフィック液晶その2

    なんだか時間が経つのが早いなぁ(汗;)
    お盆を挟んだとはいえ、何かとバタバタするばかりで、成果がいまいちついてこない感じ。
    これって夏バテ?そういや、うちは今年まだ一度もエアコンつけてないし、究極のエコなのかな。

    さて、前回Graphic LCD SG12232つかった話を書いたけど、結構みんなさがしてるのね。
    まだまだ修正や改訂が必要なんだけど、とりあえず、H8のMODE7(シングルチップモード)
    で動かすサンプルをつくったので、置いておきますね。(GrLCDsample.zip)
    コンパイラはGCC(BestTechnology GCC Developper Lite : 以下GDL)でつくってますが、
    大して凝ったつくりにはしていないので、HEWでもチョットした変更でうごくとおもいます。
    GLCD_SAMPLE.cをコンパイルしてください。
    GDLでは分割コンパイルを想定していないので、ヘッダファイルみたいにして別ファイルに作ったソースを
    統合しています。
    ちょっとライブラリ的にするつもりでつくったのですが、バスモードとシングルチップモードの双方の
    テストを兼ねているためちゅっとゴチャゴチャしてますが、ご愛敬ということでf(^^;)



    (2006/07/31) グラフィック液晶とフォント

    本来の仕事とは並行して、FPGA使ってサンプリングする装置をつくっていたんですが、
    その延長として、
    「PCを使わなくてもサンプリングのデータがグラフィカルに見えたらべんりやろ〜なぁ」
    と思ってしまったので、
    無謀にも、秋月通商での扱いがある、Graphic LCD SG12232というものをつかってみることにしました。
    従来からキャラクタディスプレイはつかっていたんだけど、122*32ドットとはいえ、少しでも波形表示なんか
    ができれば、全然表現力がちがうもんね。
    とりあえず、マイコンは使い慣れたH8−3069Fをつかってコントロール。
    取説みたら、バス接続できます!って堂々と書いてあるので、バス接続タイプMODE5で、まずはテスト
    してみたけど、もう全滅。
    いろいろ調べていくと、書き込みサイクルの最小が1000nsとなっていて、
    バスに3ステートいれても全然遅い。
    こんなん、いまどきのマイコンにはバス接続なんて無理やん。遅すぎ...
    気を取り直して、MODE7のシングルチップモードにして、IOポートアクセスでやってみました。
    コントロールの方式が68系と80系の両方式をサポートしているので、どっちにしようか迷ったのですが、
    取説でのタイミングチャートやIO表記が80系をベースに記述されているので、今回は80系インターフェースで
    作成しました。

    動き始めると以外にも、あっさりと動作。
    縦8ドット単位で左から61ドット*2の構成で、4ライン分転送すると1画面になると。

    動作が確認できたので、やはり次はフォントでしょう、ということなんですが、方法としては
    1.FONTX2のデータを利用する
    2.BMPフォントデータから切り出して利用する
    3.独自にフォントをつくる。

    とにかく3.は最初から却下(苦笑)
    ちまたではDOSVのフォントシステムを利用するFONTX2からのコンバートというのが
    ちまたでは多いようでしたね。実際、そうやって利用しているいましたから。
    ただ、メモリ容量と処理の関係で、別に漢字データまで欲しいわけではないので、8*8ドットの
    半角フォントがあれば、基本的に十分なわけで、FONTX2から流用するなんてのは結構大仰に
    すぎるかな。
    というわけで、BMPファイルから切り出して縦8ドットごとに切り出すソフトを作ってしまいました。

    例によって、MDR本館の「がらくた置き場」に置いておきます。

    フォントは私の場合、 りとりみ。で公開されている
    「6*8ドット日本語フォント「k6x8」」というフリーフォントを利用しました。

    このフォント、横6ドットなので、LCDの両サイド1ドット分を残して表示エリアとしてやれば、
    20桁x4行で文字表示ができることになります。自由な位置に展開するにしても、描画関連をうまく
    作り込めば、よさそうです。(私はめんどくさくてやりません)

    結構きれいに描画できますよ。



    (2006/07/03) ESEC雑感

    今年も、東京ビッグサイトで行われた、ESEC組込みシステム開発技術展にいってきました。
    今年は、6月28,29,30の三日間で開催されていたのですが、某社との打ち合わせや仕事の関係から、
    29,30の二日間に照準を合わせていざ出発。例年と異なり、今年は、社長と二人で!
    さすがにそろそろ、新しい技術や業界動向をみといてもらわんとね、ということで。

    内容的には、ここ数年で一番おもしろくない展示会だったかな。
    ESECがこれでは、5月にあったET WESTがあの体たらくだったのも納得いくか。
    とにかく、みんなデジタル映像圧縮とFPGAサンプルボードの展示ばっかり、という印象がつよい。
    いくら地デジブームだからって、組み込み=地デジじゃおもしろみもなんにもないじゃん。
    FPGA関連のブースも軒並みVirtexクラスの超大型FPGAを複数リンクして高速アクセス!ってやってるだけで
    マルチに使うだけなら数年前のマルチマスタのマイコンとやってること同じやん。
    マルチマスタやマルチCPUは同期の問題やプログラミングの難しさから、どんどん終息してきてるのが
    みえてないのかな。(マルチコアCPUはPC業界では大盛況だけど、こいつはユーザがマルチの同期を
    意識しないでいいので生き残っている、とみるべきだろうね)
    まあ、CPUをソフト化してIP実装、ってのは月並みでわかりにくいといえばそうなんだけどね。
    現に東京エレクトロニックシステムズのAμCEでさえ
    マルチプロセッサをIP実装してるのをうまく表現できてなかったし。せっかくおもしろいことしてるのに
    残念やねぇ。

    マイコン関係も元気がない。ルネサス、富士通、ARM、インテル、AMD、NECといろいろ出てたけど、
    TIのDSPが出展されてなかったせいか、ほとんど拍子抜け。
    唯一気を吐いていたのはNECぐらいかな。NECはまともに78K0とV850で、「組み込み」用を
    メインとしてCPUを結構展示してました。
    他のメーカは、CPUを展示というより、ライブラリの提供とかソフトの補助ツールをパネル展示するくらい
    でとどまっているようにおもいました。
    特にルネサスは、R8C用でしたが、Sango system
    展示してました。
    要は、ドロップダウンリストからそれぞれの利用用途を組み合わせるだけでソフトがあらかた完成する、とのこと。
    でもね、その程度のプログラムだったら、最初からわかりやすいチュートリアル、つけてくれたらすむんとちゃうん?
    結局、人の作ったソフトの挙動読み解きながら、修正していくのであれば、あんまりメリットないなぁ。
    まあ、自作のルーチンも登録できる、っていってたから、逆に、自作ルーチンを汎用化するツールとしての方が利用価値大かも。

    そうそう、タンバックさんは元気でしたねぇ。
    この会社、NECのCPUつかったボードをたくさんつくっておられました。
    ちょっと前にCQ出版のNEC記事で抽選で当たったボードもタンバックさんのものでしたからね。
    こういうメーカさんにがんばってもらえれば、もっともっと、よくなるだろうに。

    閑話休題。


    初日であらかたみられたので、翌日、某社に訪問した帰り、秋葉原によってきました。
    秋月ってちっちゃいなぁ!!あんなんで、もうかるんやなぁ。
    そんなこんなで、物色中であったMP3プレーヤを買ってきました。
    EverGreenのEG-MSD 512MB です。6500円でした。
    車のCDドライブが調子わるくて、市販CDは読めるのにCD−Rではダメ、って状況が多かったので
    物色中だったんです。
    このMP3プレーヤ、内蔵の512MBのRAM以外にSDカードスロットもついているので、容量的には全然OKだ!っていうのと、USB給電で動作できれば、車での電源も簡単という、甘い考えで、買ったわけです。
    万事OKでした。
    やった〜〜!これでしばらくあそべるぞ〜〜〜



    (2006/06/21)VHDLによるFPGA回路設計
    月初めにまた、ブツがとどきました。
    こんどは、
    「標準 C#入門」 矢沢久雄 著
      ソフトバンククリエイティブ刊
    です。
    ちょっと遅く帰宅したときに、佐川から不在票がはいっていたわけですが
    送り主の名前が「テクニカル局」!!
    こんなんでわかる?
    あんまり興味津々だったので、早速佐川にTELし、
    2時間後なら受け取りOKということで
    夜11時半に直接取りに行きました。
    ほんとうは、インプレスの懸賞で応募した、
    キューティーハニーバスタオルを期待していたんだけど
    はずれてしまいました。(恥)
    Cマガジンの読者プレゼントだったんですね。
    まあ、C#もそろそろやらなあかん、とおもっていたところだったので、これを機会にちょっとづつでも
    はじめてみましょう。


    閑話休題。

    社長に頼み込んで、ポリテクセンタの「VHDLによるFPGA回路設計」の講座を受けてきました。
    ついでなので、社長も一緒に!
    3日間の演習だったのですが、まあおもしろかったですね。
    Alteraのサイクロンボードをつかって、いろいろするわけですが、
    VHDLの文法メインで初日は終了。う〜〜ん、まあこんなもんかな、ってかんじ。
    2日目からは、徐々にカウンタやデコーダの設計をやりながら、コンポーネント記述とか
    結構ウンザリするくらいの量をこなしてました。(結構みんな未経験者みたいだったのでこなすので 精一杯みたいでしたが。)
    で、が複雑になってくるので、シミュレータでの確認も含めておこなうわけです。
    実習でつかったのはPeakVHDLというフリーのSIMでしたが、結構べんりなもんですね。
    使い方をおしえてもらわんと、なかなか使えないんでしょうが、わかってしまうと結構便利
    なもんですね。
    FPGAメーカに依存しないのも、僕的には非常にポイント高い!って感じです。
    最終日は、ステートマシンの概念と記述をざっと説明うけたわけですが、なるほど〜〜って
    感じ。ここの説明受けたときに、やっと「ソフトやないんやなぁ!」って実感した次第。

    それにしてもおもしろかったわ〜〜。

    PS. ここ1週間ほど、ひさびさに数学漬けの日々で、さすがにヨレヨレ。
    数学、キライじゃなかったけど、もうしばらくいらんかも(うんざり)




    (2006/05/30) Spartanと外部ROMの微妙な関係?
    最近、CQ出版はいろいろ、雑誌に基板を添付してくるね。
    すごい!っておもうので、そういう号が出たら数冊購入してもらってます。
    今年だけでも、トラ技のCPLD基板(アルテラですね)とインターフェース誌のSH2基板ですから
    たいしたもんです。
    ただ、SH2基板もJTAG周りに設計ミスがあるようですし、昨年のデザインウェーブ誌のARMように
    起動しない、というよりは遙かにましだけど、もうすこしちゃんとできないのかな。
    まあ、それほど、CPU基板は注意点がおおいってことなんだけど。
    SH2は、うちの会社もH8から移行する可能性があるので、ちょっとつかってみるつもりです。

    ここからは備忘録もかねているので、いきなり本題。(っていつもとかわらんのだけど)

    ひさびさにいろいろと、ごそごそ遊んで?(社長ごめん)いたわけですが、(笑)
    やっとDesign Wave Magazine 2005年1月号付録の
    FPGAボードにEEPROMをつけてみました。

    FPGAでごそごそし始めて、そろそろ半年。なんとなく、ふつ〜〜の回路ならVHDLでくめるような感じ
    になってきたので、そろそろスタンドアローンなボードにしようと思い立ったわけです。
    FPGAは、CPLDとは異なりSRAM構成ですから、電源切っても大丈夫にするには必然的に
    外部の記憶装置に頼らねばならないんですよね。

    知人は「トラ技版CPLDのほうが、べんりじゃん!」っていうんですが、今回やっている内容は
    超高速にRAMにデータを取り込みたい!って用途なので、FPGA内部のブロックRAMを利用しているわけです
    CPLDだと外部にRAMをおく必要があるので、対象外なんですよね。(残念)

    で、さっそく回路を構成して、書き込みしようとして、ハタと考え込んでしまいました。
    ふだんは、***.bitってファイルが出来て、これをFPGAにJTAG書き込みしてたわけです。
    ところが、このファイルではPROMに書けない!!
    どうやら、MCSファイルが必要というのはわかったんだけど、肝心の作り方が???
    いろんなサイトや書籍をみてみたけど、ぱっとしないなぁ。

    結局試行錯誤しているうちに、なんとか生成できるようになったので、備忘録をかねて
    記述&公開しておきます。
    ちなみに環境はXilinx WebPack ISE 7.1.4です。

    1.まず普通に生成して***.bitファイルまでは作成しておきます。
    2.書き込みソフトiMPACTを立ち上げて、Modeメニュー から[File Mode]を選んでFileGenerationModeに移行します
    3.PROM Formatterタブをセレクトして、右クリックメニューからLaunch Wizardを実行します。
    4.Xilinx PROM で、MCSフォーマットをセレクトして、できあがったあとのMCSファイル名をつけておきます。 5.AutoSelectPROMでOKすると勝手にPROMの種類も判別してくれます。 6.Add Fileボタンで、さきほどの***.bitファイルを指定します。
      (このときanotherなんたらって感じで、もっと別のファイルも!って聞いてくるけど、ここはNoで抜けます。)
    7.あとはFinishボタンを押すと、お目当てのMCSファイルができあがるわけです。


    面倒なのは、毎回Bitファイルを更新したら、この手順を踏まないとだめらしいこと。
    結構手順がおおいので、イヤになっちゃう。
    ISE8だったらなおってるのかな?
    そろそろのせかえようかなぁ。




    (2006/05/23) ET WEST
    期待していた超大型連休も結局、島根方面にドライブ!って感じで終わってしまい、
    今年は結構せわしなく終わってしまいました。(;o;)
    あとは流されるように、怒濤の日々でした。連休前に残した仕事のデバッグに追われつつ、
    出張をこなし、その合間を縫うように大阪で行われたET WESTにいき、そのあと、
    法事をすませて、筑波行き。やっと、ほっと一息というところまでやってきました。

    さて、そのET WEST、期待していたのですが、やはり規模が小さいですね。
    予めみていたホームページで、「ん?こんなに少ない?」って思いながらの見学だったのですが
    予想通りの結果でした。
    ザイリンクスとアルテラというFPGAの2大企業が階を分けて出展しているのをみて
    ある種の幻滅を感じながら、いろいろと見て回りました。
    この2社に関しては、個人的な印象ではザイリンクスの勝ちって印象でした
    アルテラはなんだか、小さい小間で自分のところの技術の説明を延々行ってるだけ、という印象で
    少々拍子抜け。

    それでも東京エレクトロニックシステムズという会社がひっそりとCycloneII搭載の小型マイコンボードを
    展示して開発キットを宣伝しているのは好印象でした。
    マイコンボードといってもただのCycloneIIボードなんですが、この上で動作するNoisIIというIPコアをつかって
    動作させており、しかもOS使ったデモをおこなっていました。(LinuxとITRONを同時実行させてるんだって!!)
    しかも、旧版の書籍ももらえました。
    IPコアでのプログラミング例とOSの利用法などが詳しく書かれた350ページのでっかい本ですが、
    こういう資料がなかなかもらえないので、すごくラッキーでした。
    ESECでも立ち寄ってもっとよく見てこよ〜〜っと。
    対するザイリンクスブースでは、デバッグ環境のチップスコープの実演がみられたので、結構有意義だったかな。
    どうしても通常のユニバーサルやロジックとは異なり、デバッグ手法に難があるFPGAですから、8万円とはいえ
    これから運用していくには最低限の出資かもしれません。(ModelSimはなんだか複雑過ぎ)
    ちなみにうれしかったのは、孫の手をもらえたことでした(笑)

    CPUものでは、東芝が汎用CPUつかって組み込み講座みたいなのをやっていましたが、なんだか
    いまさらって感じがしたので、参加しませんでした。
    おもしろかったのはやはりNEC。
    先日、トラ技でまたもや当選した、USB接続タイプのV850ボードで音声再生を行っていました。
    また、78K0をつかって、回路図ライクな機能を書くとそのまま動作させられる、シーケンサもどき?
    も展示されていました。
    NECおそるべし!

    結局、東京ほどのおもしろさはなかったけど、それなりに楽しめた1日でした。



    Web API(2006/04/14)
    なんだかあっという間に、お花見の季節を逃してしまいました。
    黄砂のすごい日にすこし出回っただけで、くたびれて結局、お花見気分だけを
    ちょっとだけ味わっただけでした。
    しかも、その日の夕方から知り合いのところのPC異常を応急修理しにいくハメになってしまい、
    「1,2時間やったらJUSCOでズボン探してるわ」
    とのヨメの一言。
    ところがどっこい、結局3時間以上かかってしまい、迎えにいったら、やはりすごい機嫌。
    夕食をおごって、許してもらったけど、体調の悪さからか、翌日はぐったりしてました。(涙)

    桜がダメでも、うちの花壇はようやく花が開き始め、シバザクラ、チューリップ、ガザニアと 一斉に咲き誇ってます。
    ところが悪いことするひとがいるもんですね。
    昨日の帰り道、携帯がブルブル!電話の主はヨメでした。
    なんと、
    チューリップが2本も切られてもっていかれてる!とのこと。
    赤い、ちょっと変わった形のやつと、まだつぼみのやつが2本、切り取られていました。
    そんなことしてたら、バチがあたるよ!! > そこのドロボーさん!

    閑話休題。

    やはりWEB APIがはやりなのね。
    日経ソフトウエアにも特集されてました。
    さすがにAjaxには限らないみたいだけど、手頃に始めるにはすごくいい機会かもしれないね。
    Visual Basic/C# .net2005 ExpressEditionもそうだけど、無料で始められる開発環境というのは
    すごくつよい。
    でも、WEB系のデバッグって大変そう。CGI系にしてもそうだけど、どこに不具合があって
    どういう原因で起こっているのか、を突き止めるには結構経験がいりそう。
    こんどはそういう、エンジニア向けの機能も期待したいものです。
    案外そういうところの情報はすくないからね。


    Ajax(2006/03/20)
    ひさびさに叔母のところの一家と会いました。
    こっちが時間がなくて、あんまり話もできなかったんだけど、相変わらずみんな忙しいみたい。
    まあ、いいことだけど。
    で、その時に、ホームページの話がでたので、
    「HPに書いたけど...」
    ってことを言ってみたら、
    「知り合いの完玄(かんくろう)さんとこにしょうかいしてもらってるのよ」
    とのこと。
    今日、ちょっとしらべてみたら、ほんとに紹介してあった!
    京風ふらんす洋食 完玄 KANKUROU
    ですって。
    Javaまで使ってすごいねぇ。でもちょっと起動までに時間がかかるかな。
    ちなみに直接リンクは
    高台寺 花うるし
    でした。
    ひまがあったら、よってあげてくださいね。

    閑話休題。

    Google Maps API、たのしいね。
    でも、こういうのってAjaxっていうのね。すっかり時代遅れでした〜〜。(苦笑)
    みんなこんなの、平気でつかってるのかなぁ。
    でも、ふつうのソフトとちがって、JavaScriptのデバッグってやりにくいなぁ。
    これで全ての挙動がOKなのかどうか、というところがなかなかわかりにくい。
    ブレイクポイントなどがセットできたらいうことないんだけど。
    まあ、そこまでしなくてもなんとか動くからいいんだけど、うごかないときに、
    どこがあかんの?
    って感じになるのが、ちょっと難ありだね。
    例のトップページから響働企業の所在地地図[試作]ページ、
    ヒマをみつけてはバージョンアップ中です。
    次はなにをしようかな。



    Google Maps API(2006/03/07)
    ちょっと心に余裕ができたので、懸案だったMAP取得に挑戦してみました。
    ただ表示できるのではアレなので、面倒承知でGoogle Maps APIをば、と。(笑)
    結構たのしかったですよ。
    でも結構みんなやってますねぇ。
    いろんなところのHPを参考に、四苦八苦しながらなんとかできました。ふぅ〜〜。
    でも久々に、javascriptなんてやったから結構くたびれた。
    しかも、APIの決めごととか訳ワカランものをいろいろみたからね。
    UTF-8じゃないとだめだとか、日本語表示したら2文字づつ改行されるとか...etc
    まあ、おかげで、結構おもしろいものができたからヨシとしてね。
    詳細は、トップページから響働企業の所在地地図[試作] ってのをクリックしてみてください



    いまさら(2006/03/03)
    いまさらのように、このページにカウンタなんぞつけてみました。
    特に意味はないけど、なんとなく、いいかなぁ〜とか。
    いやぁ、CGIって面倒だね。もう少しわかりやすくならないのかなぁ
    まあ、万人向けの機能じゃないんだからしかたないのかもしれないけど。
    Perlが使える、っていっても、Perl自体、あんまりしらんし(汗;)
    ぉぃぉぃ勉強することとします。
    WEB関連で遊んでるヒマ、あんまりないしね。

    さて、先月2月24日に国際会議場で行われた京都ビジネス交流フェア2006を
    見学してきました。
    やはり不況なのかなぁ、年々パワーダウンしている感じがするのは私だけでしょうか
    今年は、電気電子系の出展がすごく少なくて、IT系に至っては全滅状態だったように
    感じました
    出展の目的がだんだん不明確になってきているのをみんなうすうす感じ始めているのかな?
    ただ、今回の展示会で、個人的にはよかったことがあります。
    株式会社ナンゴーさんが出展しており、たんもさんにあえたことです。
    たんもさんは、僕が草の根ネットLDBに出没しているころからお世話になった人で
    ひさしぶりにあえてお元気そうでよかったです。
    たんもさ〜ん、なんかオモロイ仕事しよ〜ね!

    閑話休題。

    さっき、お待ちかねの、DualHead2Go!が届きました!!!
    これ、PC用マルチモニタを実現する外部ユニットなんですが、すごいですよ〜。
    先日来、社長が自分のノートPCで、エクセルと図面ファイルとWEBブラウザと...って感じで、おもいっきりたくさんのウインドウで仕事しているので、
    「こんなんあるで〜」
    と直言してみたら、あっさり購入の運びとなりました。
    すごいね。いきなり2560*1024のサブモニタが出現するんですからねぇ!
    とりあえず、社内の有休17インチモニタで動作させているんですが、マウスポインタが小さくて一瞬どこにいったかわからなくなるという状態を除けば非常に便利なものだとおもいます。
    ただし、使えるグラフィックチップに制限があって、僕のデスクトップではダメとのこと。
    残念。
    ま、ぼくは別に横になくってもOKやしいいかな。

    モニタ上のティッシュの箱はご愛敬(^^;)
    ブラウン管モニタなので、写真ではうまくみえませんが、ノートにはエクセル、モニタ1にはCAD図面、モニタ2にはWEBページが表示されているのであります。モニタ1とモニタ2は横並びの1枚のデスクトップなんですが、最大化すると各モニタの大きさになるようです。おもしろいよ〜




    FPGAとBDS2005(2006/02/16)
    なんだかドタバタするばかりの日々だなぁ。
    忙しいのはいいけど、なんだか不毛な気分もチョット感じたりして(苦笑)
    まあ、楽しいけどね。
    FPGAもちゃくちゃくと進められてるし、ちょっと楽しくなってるよ。
    でも、感が狂うね。
    まずは、配列。
    データの高速逐次取り込みとストック、ストックされたデータの読み出し、という今までなら
    マイコンを使ってた内容を実現したいというところからちょっとした回路を書いてみようとしてたんだけど
    マイコンなら配列とって、カウンタ変数置いて、あとはデータ取得ごとにインクリメントで、ハイ完成。
    でも、本来ロジックICのFPGAでは?ってとこで、???って感じになった。
    いくら内蔵RAMがあるっていっても、どうやってアドレッシングするわけ?ってね。
    いやぁ、やっぱりみんなやってるのね。いろいろ調べるとVHDLでも配列が使えることが判明。
      type ram_type is array (15 downto 0) of std_logic_vector (7 downto 0);
      signal RAM : ram_type;
    ってやるだけで、 8bit x 16byteのRAM領域があてがわれた!!
    あとは
        RAM(CONV_INTEGER(ADDR_IN)) <= InData;
    ってやるだけでOK!
    案外すごく簡単に終わったので、なんだかため息。
    まあ、ここまではソフト的な内容だったんだけど、動作クロックが2種類欲しい、ってことになって、
    そんなん、外部にOR回路構成してよ!って訴えたところで、ハタと気がついた。
    そうね、それもソフト内で構成しちゃえばいいのよね。
     if ( WE='0' ) then
      CK <= CLK;
     else
      CK <= CLK2;
     end if;

    ってやるだけでいいんだもんね。
    なんだか、ソフトやってるんだかハードやってるんだか、ワケワカメになりそ。
    気がつくのにまだまだワンクッションもツークッションも必要だし、久々に頭の体操してるみたい。
    う〜ん。

    閑話休題。

    ボーランドもDelphiなどのIDE部門を売却するような噂もでてるし、なんだかなぁ、って感じ。
    ボーランドがなくなったら、Windows関連の開発ツールはマイクロソフト一色になっちゃうじゃない。
    ちょっと取っつきにくいし、.NETに傾倒する開発ツールはチョット敬遠気味かな。
    まあ、Vistaになったら.NETせざるをえないとはおもうけど、じゃあ、いままでAPIで
    やってきたことは何?代替策はどれ?ってとこからきちんとわかりやすく説明する義務ぐらいある
    とおもうんだけどなぁ。
    まあ、期間限定とはいえ、こんどのVB.netとC#のExpressEdtionはおもしろそうだとおもっているんだけどね。
    でも、まともな資料がサブスクリプション登録しないと得られないってのがどうも、気に入らないんだよね。
    まあ、それは今度のボーランドもかわらん気がするけど。
    ボーランドはC++Builder6のアップグレード版として、BDS2005(Borland Developer Studio2005)に
    C++を統合したので、仕方ないので購入しました。
    重い!とにかく重い!
    基本的にはC#とDelphiとC++が一つのIDEで利用できるというのを売りにしているんだけど
    立ち上がるまでに辛気くさいこと!!
    まあ、いまどきの開発環境を追いかけている人なら苦もないのだろうけど、僕みたいにあまりアップグレード
    しないひとには立ち上がるまでが待ち遠しい。
    しかも、なんだか雰囲気がちがうし。
    C#ビルダーを使ったことがあるので、「はっは〜ん」って感じだったけど、それでもなんだかわかりにくく
    なった気がしてしょうがない。C++BuilderXのほうがましかなぁ?
    とにかく、既存のコンポーネントだけでも移行しておこう、とおもったらうまくいかない。
    え?どうやるの?って感じ。
    パッケージを新規作成してそこに追加しなければならないのね。
    そんなん、ちゃんと書いといてくれんとわからんやん!!
    ニフティで教えてもらったからよかったけど、これでビルダー離れがおきないことを切に望みます。

    PS.
    京都府電子機器工業会のHPが更新されました。
    といっても、あんまりかわり映えしないし、しかも、なんかへんなページへの隠しリンクもあるし、
    やな感じなんだけど。
    写真のないところは、黒枠で斜線(文句いうまえは「no image」って文字まで入ってた)の葬式みたいな
    表現で、プロとしての良識、もしくはセンスを疑います。
    他のメーカとちがってOEMなどで、写真を載せられないところだってたくさんあるのに。
    まあ、センスはうちのページもいえませんが、こっちは遊びだもんね。
    「従来通りに」って頼んだのに、画像を勝手にすてて、そのことも通知せず、しかも、「こうなりますよ」
    って告知もなく、いつのまにか広告されてるわけですから、うちでなくても怒ってるひと、たくさんいるとおもいます。
    お金取ってやるなら、それくらいのことわきまえてほしいもんです。
    頭にきたので、うちは、既存の素材つかって、flashつくって、それを貼ってます。
    まあ、即席なのであまりいい出来ではないのですが、それでも動きがあるとそれなりに見えます。
    しょうもない隠しリンク貼るひまがあるならそれぐらいしてもいいとおもいます。



    Cマガジン(2006/01/30)
    拙作シリアルデバッグツール、バージョンアップしました。
    今回のバージョンは単なるバグフィックスなのですが、ちょっと簡易的なヘルプも
    つけてみました。
    結構ダウンロード頂けてるようなので、これも一興かもと。
    来週あたりにはVectorでも公開になるはずなので、よろしければどうぞ。
    うちのHPからダウンロードするのが最新なのですが、ダウンロード数をざっと
    把握したいので、できればVectorからダウンしてもらえればうれしいかなぁと。f(^^)

    さてさて、先日、気になる通知がきました。
    なんと
    Cマガジン休刊のおしらせ!!
    冗談やめて欲しいなぁ。現状ではまともにソフト関連のこい〜記事がよめるのは
    Cマガとインターフェース誌ぐらいなのに、なくなっちゃうなんて...
    休刊理由はインターネットの普及でソフト開発における雑誌の役割を終えたから、との
    こと。なんだか勘違いしていますよねぇ。
    インターネットの時代だからこそ、ある程度、確実な情報を得る媒体としての雑誌が
    必要なはず。

    インターネットは確かに便利だけど、「確実な情報」を得るには、ある種の感とコツが必要で
    しかも、永続的な情報じゃないので、明日にはもうそのページがないかもしれない、という
    恐怖感でいっぱいなのに。
    それに、落ち着いてソフトの挙動を考えるには、紙媒体のほうが頭に残りやすいとも思う。
    ソフトバンクも所詮その程度の認識しかもてないのかなぁ。残念。
    早く復刊してください。



    あけましたなぁ(2006/01/13)
    とうとう2006年もあけてしまいました。ごらんになって頂けているみなさま、
    あけおめでございます。っていってももう遅いみたいですが(汗)

    大晦日、うまれてはじめてカウントダウンイベントなるものに参加してきました。
    ず〜〜〜っと、大晦日はおせちつくって、家族で除夜の鐘!って生活してきたのですが
    たまたまヨメが入手してきたので、いってきました。
    場所は大阪城ホール、演目は松田聖子カウントダウンライブ2005−2006です。
    「いまさら松田聖子?それにしらん歌ばっかりやったらど〜しよ〜」などとほざきながら
    夫婦で楽しんできました。
    夜10:30開演で、結局1時半までの長時間ライブでした。DVDの撮影もかねての
    ライブだったみたいで、アリーナは結構物々しい雰囲気。まあ、本気の追っかけが
    たくさんいる感じでしたねぇ。

    まぁ来ている人の年齢層の高いこと高いこと(笑)。そらぼくらの時代のひとやもんね。
    でも、思いの外よかったよ!とにかく古いやつを中心にドドド〜〜って感じでとにかく
    歌いっぱなし、って感じやったし。
    ただ、元アイドルの性かな、トークは下手ねぇ。とにかく間を持たせるのが下手。
    まあ、それもいいんだろうけど。
    肝心のカウントダウンも「ああ!こんなかんじなんや!!!!」ちょっと感動したなぁ。
    いつもは「NHKの行く年来る年」の時報で、「あぁ、新年だ!」っていう、ちょっとオジン
    クサイ年明けだけど、「3,2,1,0!!!オメデトォォォォ!」ってのもいいもんだね。
    とにかく、今年もいい気分でスタートきれたってことです。

    みなさんも今年もよろしくです。

    閑話休題。

    昨年末にET2005に参加して、いろいろ資料あつめまくった中で、東京エレクトロンの
    ブースで登録した、XILINX SPARTAN-3E スタータキットが到着しました。
    数量限定であたるかなぁ?と疑問に思っていたものですが、まんまとゲットできました。
    これについての記事は早々にかきますね。


    ついでに、自慢の作業環境も初公開!!画面が縦長でたくさん行がひょうじされているのが
    わかるかな?

    ずっと会社の2階の部屋の隅っこでポツンと仕事してたんですが、なんか部屋がもったいない
    ので、部屋の真ん中に移動しました。こんどはコの字型に机を配置してその真ん中に座っている
    ので、作業環境が大幅に改善されました。(ニコニコ!)

    かわいそうに、社長の机は窓際の換気扇前から変わっていませんが、まあいいでしょう。
    許してね>社長(笑)


    PS.
    年末には、日経ソフトウエアから、ボールペンも。
    ちょうどボールペンが欲しかったので、よかったのですが、とにかく何かにつけて
    よくモノがもらえる1年でした。
    今年はどうかなぁ〜〜



    組み込みOS(2005/12/02)
    前回は3月だったかな、組み込みOS Toppersの講習会がやっと開かれました。
    こんどは、話を聞くだけじゃなくて、自分でやってみよう!という、なんとも前向きな企画だったので参加してきました。
    ターゲットは秋月通商のAKI−3069FのLANボードとベースユニットということで、
    普段使い慣れたマイコンの応用範囲ということもあり、期待してきました。

    前回問題だったCygwinについては、環境同一性を保つため、AKI-3069Fに添付されてきた
    Cygwinをそのまま流用しています。GCCが2.95であり、hms系のクロスコンパイラなので、
    最近の動向にはあわないのかもしれませんが、まあ、トラブルなく進めるのを最優先しました。
    この環境で、独自に前回同様の手順をとるとやはりJSP1.41カーネル形成時にエラーが
    でたのですが、
    今回講座でいただいたMakeをつかうと、すんなりOK!
    とにかく開発環境の最初のところで躓かない!というのが最大の進歩でしょうか(笑)
    だって、やりたいのはカーネルコンパイルじゃなくて、アプリケーションの作成なんだもん。
    さてさて、実際に講座が始まり、とにかく猛スピードで説明だけが過ぎていきます。
    そらそうですよねぇ。開発環境のインストールからやるんだから。
    まあ、実はこの手順こそが欲しかったないようなんですけどね。収穫収穫(笑)
    どうにかこうにかインストールも終了し、いざOSなし版のサンプル、いわゆるふつ〜〜に
    マイコンとして動かそう!ってサンプルをみて唖然。
    なんか複雑に記述してしかも、オーバーフロー対策もなにもなし。こじんまりしたソースにすれば
    よいものを、これまた持って回ったような記述をするうえに、定数と変数を同じ名称(大文字で
    記述するか小文字で記述するかで分けている様子)など、およそソフト作成を日常的に行っているとは思えないようなずさんなソースでした。
    よくもまあ、堂々とこんなソースだしたもんやなぁ、と思うことしきりでした。まあ、タイマー部分は
    実際のOS利用版でも流用することを意識しているため、複雑化した点は否めないけど、
    それにしてもひどすぎます。
    主催の人の名誉のためにいえば、このサンプルはToppersセミナーのサンプルということで、
    一般公開されているものを流用しただけでしたが、ちょっと品質を疑いますね。
    でも、とりあえず、コンパイルできる環境と、おおかたの概念は理解できたので、あとは
    こういう内輪の勉強会をもっと頻繁にやってもらって、
    実技主体運営があればうれしいな〜〜
    って思ってしまいました。 > M&Tの吉田さ〜ん、よろしくねぇ〜〜

    閑話休題。

    この年末押し迫った今頃、
    やっとFPGAのサンプル基板を動かせるようになりました。
    そう、DesignWaveの2005年1月号に掲載されたXilinxのSpartan3基板です。
    最初、動かなくてシクハクしてたんですが、動いて基板上のLEDがスイッチに同期して
    変化したときはさすがに飛び上がりましたね。
    こんな感じは久しく覚えてなかったので、ちょっと感動しました。
    VHDLの勉強も始めたので、来年はなにか仕事に生かしたいなぁ。

    PS.
    インターフェース誌の5月号の懸賞がいまごろ届きました。(苦笑)
    あんまり応募した記憶がなかったので、宅急便の紙がポストに入っていたときには
    「USBユニットかな?アルマジロかな?」と期待が膨らむ膨らむ(笑)
    ヨメは「いざというときショックが大きいから図書券とかだとおもっておけば?」などと
    口走るわけですが、なかなか簡単に思いかえられるもんじゃないですね。

    翌朝、ものが届いたわけで、中身をみてビックリ。

    Yシャツでした。それもMサイズ。なんでMに応募したのかもおぼえてないけど、とりあえず
    今年はよく当たる1年でした。
    クリックすると大きくなります。


    はしご(2005/11/17)
    ひさびさに水戸に出張してきました。
    PCの納品だったんだけど結局ターゲットのADボード(結構特殊で高価!!)なやつが
    壊れてたのが原因だった。まあ、おかげで翌日余裕ができたので、東京ビッグサイトで
    行われた「
    システムコントロールフェア2005」によってきました。
    内容的にはシーケンサやモータ制御など、どちらかというと同じFA関連でも要素技術よりも
    すこしトータルな話題の展示会だったようにおもいました。

    興味をそそったのは
    富士電機のシーケンサMICREX−SXぐらいかな。
    何がどうってこともないんだけど、CFスロットとネットワーク機能を内蔵していて、
    計測データなんかを片っ端からCFにCSV形式で保存OKという点。
    まあ、保存だけなら別にキーエンスのKV700シリーズでもできるんだけど、こいつは
    FTPサーバー内蔵で、Windowsから直接そのCSVを参照できる。
    それに、プログラムも、ラダーに加えて、専用の特殊言語ST(みた感じはBASICとPASCALの
    合体版みたい)とCで記述できるし、それらが組み合わせて動作もOKとのこと。
    しかも、ファンクションブロック的な動作となり、再入処理も完璧みたい。
    一旦ラダーに展開して分けワカランような挙動になる他社製品とはちょっと違う、と
    胸をはってましたね。
    これ結構おもしろい感じがしましたね。まあ、入手性とかいろいろ問題もあるだろうけど、
    シーケンサの一つの方向性かもしれませんね。
    生産設備でライン上にある製品の品質ごとにランク分けして..とか使用とするとソートや
    演算が必須になるけど、これなら簡単そうだもんね。

    あとはCONTECが結構本格的に出展していたので、のぞいてきました。
    ここでの目的は、遠隔監視サーバーF&e Web ServerExの実物をみてくることでした。
    某所の仕事の関係で、これが使えれば簡単なんだけど、なんせLinuxですから、不意の
    事態に対応できないんじゃないか、ということで躊躇していたんですが、どうやら大丈夫
    みたい。ほんとにApacheでつないでるだけで、増設したADユニットやIOユニットの状況を
    監視できるみたい。一応特定のイベント動作で数点のIO操作もできるみたいだから、
    とくに問題ない。
    しかも、特定周期での測定動作、FTP転送、など結構こなれているし画面もHttpプロトコル
    に対応した形状にすれば済むうえ、このサーバー機能上でもそこそこ作り込める設定に
    なっていました。
    あんまり時間にタイトな処理はむずかしいだろうけど、比較的ゆっくりした長時間計測なら
    問題ないみたいですね。

    同様の処理をおこなうWindows版のソフトがすぐお隣の、JTエンジニアリングという会社でも
    展示されていました。
    JoyWatcherなるソフトで、画面のボタンやグラフ処理をおこなうAPIコンポーネントとFTPなどの
    通信関連コンポーネントを7万ぐらいで用意していました。
    案外こんなソフトで自前で作った方が簡単なのかなぁ、なんてのもおもってみたり。

    結局、このフェアに参加後、水戸に呼び戻されてしまったので泊まりになってしまいました。
    せっかく泊まりになったので、翌日はパシフィコ横浜で開催された
    組込み総合技術展 Embedded Technology 2005
    通称 ET2005にもハシゴしていってきました。

    ESECと同様の展示会でこれまた非常におもしろかったです。
    個人的な興味ではやはりFPGAだったので、いろいろみてまわってきました。
    東京エレクトロンデバイスの出展のところで、Xillinx関連の展示があったので、ちょっといろいろ込み入ったことまで教えてもらってきました。
    ただ、やはり開発はHDLベースのものが主流のようで、回路図ベースでの開発というのは
    二の次のようでした。べつにHDLでもいいんだけど、社長やその他の古い人たちにも入りやすく
    してもらうには、回路図ベースでフィットできるほうがうれしいですよね。
    まあ、ある程度パーツを作ってしまえば変わらないんだろうけど。
    とにかく、関西でも教室を開催しているとのことなので、一度あたってみようかなぁ、っとか
    思っています。
    ここでSpartan3-eのサンプルボードに登録してきたので、送ってきてもらえたらうれしいなぁ。
    期待してまってよ〜っと。

    意外に好印象だったのは長野日本無線でしょうか。マイクロソフトのパートナーブースに展示
    してあったのですが、メインとしてはPentiumM搭載のカスタムマザーボードとPXA270の
    CPUボードを展示していました。が、僕としてはUSBケーブルを無線化するLANアダプタでした。
    IEEE802.11b/g対応でありながら相互自動接続機能ありということで、おもしろいなぁ、と。
    これがあれば、装置内のUSBケーブルぐじゃぐじゃからはとりあえずおさらばできるかも、なんて
    話をしていました。

    まあ、とにかくつかれたけどおもしろい2日間だったです。ハイ。

    PS.
    会社のPCのモニタがくたびれてきたので、Dellの液晶モニタを買ってもらいました。
    39800円のやつですが、いいなぁ。これ。
    なにがいいって、縦横回転機能があるのよ。
    どうしてもソフトをやると、横幅より縦幅があるほうが見通しがよくて都合がいいんですよね。
    19インチモデルなので、1280*1024しか表示できませんが、ディスプレイドライバの設定に
    回転機能があったので、これをつかって、1024*1280モードでつかってます。
    もう快適快適。



    もう10月...(2005/10/15)
    あ〜、更新が2ヶ月も滞ってしまいました...う〜む
    会社の人的な構成が変わったのもあるけど、結構人に任せてた仕事達が手元に帰ってきたので
    思い出したり、新たに組み直したり、と結構あわただしい日々でした。
    まあ、久々にどか〜〜っとソフトくんだ気もしたし、
    「あぁ、結構実践から遠ざかってたかも(汗)」
    とか、なかなか感慨深い日々でしたよ。
    ま、その分、78K0やPSoCやFPGAのお遊びも棚上げになってたりするわけですが(苦笑)

    私的なところでいうと、私の叔母が
    漆器骨董?の店を友人と、9月から始めたので
    挨拶がてら、顔出ししてきたんですが、結構立派な感じでしたね。
    骨董って聞いてたから、古いツボとかおいてるのかと思ったら、
    漆のお皿とかお盆とか、
    趣向をこらしておいてありましたそれも新品みたいなのとか、展示していてビックリ
    さすがに、僕らのような夫婦二人だけの世帯ではなんだかもったいないものばかり
    だったのですが、ああいうお店もおもしろいのかもしれません。
    お近くにお寄りの節はぜひ、立ち寄ってみてくださいね。
    とおりからは少し奥まったところにあるのですが、オムライスやさんのある路地の奥ですし
    完玄という創作料理の店からすこし奥に入ったところです。
    案外とおりからだと、緑ののれんが目立つのでわかるかもしれません。
    ちなみに、金土日の週末営業だそうです。


    クリックすると拡大できます

      高台寺 花うるし
       京都市東山区下河原通高台寺門前下河原476−7
       TEL 090−8482−1403

    閑話休題。

    WebCamのインターフェース、簡単かと思いきや、結構面倒だったのね。
    以前から、プリクラなんかを手にかけてる関係上、WebCamの扱いはかじっていたんだけど
    とうとう、本格的に使わなければならなくなりそうなので、早速いろいろかじってみました。

    今まで1台だけだったので、
    「VideoForWindowsの機能を使えば簡単じゃん!」
    と思っていたのですが、おっとどっこい。
    VideoForWindowsって、カメラ1台しかコントロールできないのね。
    しらなかった...
    というか本来はドライバさえ独立してれば、何台でもできたんだろうけど、
    いまどきのWindowsは
    VideoForWindowsインターフェースはおまけみたいなもんで
    ドライバが選べないのね。
    ということで、複数台のカメラをコントロール使用とすると、必然的にDirectShowを使うことに。
    でも、フィルタグラフ、モニカ、キャプチャビルダ、フィルタ、etc.....ってのを
    簡単に理解できる人ってどれくらいいるの???
    う〜〜ん、わからん〜〜とかいいながら、とりあえずDirectX9SDKのサンプルをゴソゴソ
    探して、うなってたんですがねぇ。
    まあ、インターネット上の記事をあちこち集めることしばし。
    なんとか形になったけど、まだまだ、不安定だなぁ。
    ま、ある程度形になったら、ここでももう少し詳しく書きますね。



    一段落(2005/08/09)
    またもや、Cマガジンの懸賞で、タオル、あたりました。
    バスタオルちっくなやつで大きいので、早速使うことにしました。
    さすがにでっかく「Cmagazine」って入っているので恥ずかしいけど。
    まあ、みるたびにニヤニヤしてます。(ちなみに写っている手はうちのヨメです)
    時を同じくして、NECのTK−78K0/KF2スターターキットも当たりました。
    こいつは、トランジスタ技術のモニター応募分です。
    78K0はコンパイラとデバッガが使えるので、それだけでも開発効率がちがうかもしれません。
    モニタレポートを書かなければならないので、そろそろ試用を始めなければなぁ、ってところです。
    H8で16ビットだったので、8ビットの78K0でどこまでできるかは未知数です。
    ただ、気楽に使えるのがミソかもしれませんね。
    あとは使い勝手だけかなぁ。




    ESEC組込みシステム開発技術展(2005/07/12)
    あ〜、また1ヶ月あいちゃいましたね。
    ひさびさに、Cマガジンの懸賞で書籍があたりました。
    C++の設計と進化、って本なんですが、おもしろい本ですね。
    1週間に数ページづつですが、なんとか読んでます。
    なんとなく、「あ〜、なんかC++でかかなあかんなぁ、こんなに苦労して実装されたんやし」
    とかおもってしまいますね。
    そうそう、愛知万博にもいったんだっけ。
    早朝からはいって、日本企業館はトヨタとワンダーホイールを除いて全部みてきました。
    日立の3Dもおもしろかったけど、三井東芝館の映画が最高でしたね。
    自分の顔をあらかじめスキャンして、映画内で自分も出演するわけですが、僕のこい〜〜顔(笑)
    は、みんなすぐにわかったらしい。
    しかも、宇宙船のオペレータ役だったので、
    「のぐちくん、映画のなかでもパソコンさわって、いつもといっしょやん」
    といわれる始末。
    そんなんしらんやん。配役決めたのぼくちゃうし。
    夕方までにひとしきり、みれたので、巨大万華鏡にいったけど、待たされた割にはたいしたこと
    なくて、がっかり。
    あんなん作って恥ずかしくないの?それに待たせすぎ。
    マンモスもみたけど、ただの象だった。
    う〜ん。

    閑話休題

    6月30日と7月1日の二日間、東京ビッグサイトで行われた、
    第8回組込みシステム開発技術展(ESEC2005)にいってきました。
    初日は29日で、その日はビルゲイツがきてたのでいきたかったのですが、さすがに日程上も
    結構むずかしかったので後半にかけました。
    昨年のESECでは、T−Engineの発表がセンセーショナルだったこともあって、各所で
    Linux、iTRON、WindowsCE、とOSに関するブースがしのぎを削るように
    出展していたのですが、今年はがらっとかわって、今回はあまりOSに関する展示はなかった
    ように感じます。
    まあ、本来の組み込み機器展でOSの品評会になるというのがそもそも異常なことだったのかも
    しれません。

    今年の出展企業は、昨年を上回る数であるとの発表があったのですが、その割にはなぜか閑散とした
    イメージがしていました。
    なぜかな〜って、最初は思っていたのですが、半周ほどして理由がわかった気がしました。
    日立やNECなど大手のメーカーさんと他社が協賛している事例が増えているようで、あちこちで
    同じ展示がかぶっているんですよね。
    はは〜〜んって感じでした。まあ、集約傾向にあるのがわかって、それはそれで収穫だったのですがね。
    マイコンがらみでは、相変わらずARMとINTELは、自分のとこのCPUを使った他社製品の
    オンパレードで、なんとなく大名商売チック。まあ、INTELのスタンプラリーはたのしかったし、
    ARMのNintendoDS抽選会もすこし期待してしまいましたが。(苦笑)

    個人的にごひいき筋のルネサスは、H8-300Hコアで
    14bitΔΣ型ADコンバータ内蔵のCPU、
    H8-38086Rを展示していました。
    最近は10bitADで苦しいことも多々あったので、割と喜んでしまいました。
    Super Low Powerシリーズのライナップとしてあがっていたので、気がつかなかったんですね。
    う〜〜ん。
    意外にがんばっていたのは、NECエレクトロニクスでしょうか。
    トラ技でサンプルをくばっていたサンプルキットの78K0シリーズに力を入れているのが
    結構はっきりしていました。
    表面実装したサンプルボードも無理をおして頂きましたし(うれしかった!!)、非売品らしい
    78K0の内蔵デバイスの定義一覧っていうですかねぇ、そういうでっかいシートももらえました。
    H8TinyからNECに乗り換えちゃおうかしら。


    2日目はソフトウエア開発環境展など、同時開催の他展をのぞきにいきました。
    が、なんだか、ちょっとがっかりしました。
    Microsoftが元気なのは仕方ないとして、ほかのブースがどれもこれも同じ内容ばっかりなのは、
    ちょっとウンザリ。
    開発環境展にはあんまり開発環境らしい内容はなく、セキュリティブースの2番煎じみたいなの
    ばっかりなのには、少々満腹じょうたいでした。
    まあ、仕方がないんでしょうね。
    いまさら開発環境っていわれても、Web上ではJava、クライアントでは.NETって感じになりそうなのは
    目に見えてるし、すでに、ITバブル崩壊寸前で、あたらしいPCの使い方が見えない状況では、
    打ち出すものは、セキュリティぐらいしかないんでしょう。
    でも、セキュリティをいうなら、USBもなにもないシンクライアント+超高速サーバー&システム管理
    っていう、なんだか一世代前のTSSみたいな環境に戻すしかないんじゃないかなぁ。
    でも、せっかくモバイルな環境を一般に受け入れられるようになったのに、なんだか知恵がないね。
    この程度しかうちだせないようなとこしかでてこれないのかなぁ。

    とにかく、ことしは組み込みブースのほうが活気があったのは事実ですね。
    でも、結構おもしろかった。
    また来年もいかせてね>社長(^_^)



    USB汎用インターフェースキット(2005/06/02)
    最近は、デスクトップPCもPCIスロットがめっきり減ってしまいましたね。
    少し前までは、メーカーブランドのPCでも4本ぐらいは簡単にあったはずなんだけど
    いまではスリムPCばかりで、PCスロットがほとんどない。
    しかも、ハーフハイトPCIが全盛。
    う〜ん、そりゃ民生用としてはもう、拡張スロットなんて時代遅れなのかもしれないけどさ、
    産業用途にはまだまだ、現役だと思うんだけどなぁ。
    現実に、今回の仕事でも
    I/Oボード
    ADボード
    カウンタボード
    モータコントロールボード
    の4枚が必須。
    特に、あとの2枚はタイミングやコントロールの関係で、PCIであることをはずせないし、
    ADだってサンプリングの速度を考えると、やはりPCIで、って感じになる。

    というわけで、I/OをUSBにできないかなぁ、ってさがしてたら、CQ出版のDesignWave誌
    の関係で、USB汎用インターフェースキットを見つけたので早速購入。
    だって、これだったらサンプルもあるし、使えるものかどうかの判断もやりやすいとおもってね。

    来てみてびっくり。ソフトとサンプルはPSoCでおなじみの、桑野氏でした。
    相変わらずわかりにくい表現だなぁ〜って思いながら、一通り目を通したんだけど、
    サンプルがVBだけってのがどうもうっとうしい。
    まあ、VBも仕事でつかうこともあるけど、制御向きの言語じゃないし、扱いが悪いと思うんだけどなぁ。

    というわけで、C++用のクラス化を行ってみました。
    基本を変えると面倒なので、本質的には桑野氏のVB版を踏襲し、低層関数だけをクラス内に
    隠蔽してみました。

    でも、桑野さんも結構混乱してるのがありあり。
    VBはCとちがって、配列変数を定義すると1コ多く取得されるのを、知らないのか無視してるのか。
    つまり、配列宣言の添え字+1コメモリにとられるので、構造体のなかでこれをやっちゃうと
    ずれるとおもうんだけど。
    また、変数宣言の強制(Option Explicit)が指定されてなくて、未宣言変数が許されてるとか。

    ラッパー関数も、便利につくってくれてるけど、エラーが発生したらEndステートメントで強制的に
    終了しちゃうとか、も〜必殺技がたくさん。

    でも、これを作ってくれてたから、こんなに簡単にできたんだから、感謝しなくちゃね。
    しかも、公開についても快く承諾してくださったし。感謝感謝。

    というわけで、USB汎用インターフェースキット用クラスをがらくた置き場のほうにおいておきました。
    必要な方は、トップから、「がらくた置き場」のページにいってくださいね。



    近況報告(2005/05/14)
    やばい。1ヶ月以上、放置ぷれいですな(汗;)
    しかし、その割にはマイコンやFPGAなどの趣味?の部分はほとんど進展していません。
    そろそろ、また再開しなくちゃね。

    先月のことになりますが、CQ出版の記事で、NEC製78K0のスタータキットが当たりました。
    統合環境もついてるし、結構高機能なので、期待しています。外部オシレータもいらないし。
    ということで、PSoC、R8C、H8、78K0とマイコンだけでも結構な品揃えになってしまいました。
    どうしよう(^@^;

    閑話休題。

    最近ひさびさにN88BASICの仕事をこなしました。
    C+Windowsの環境になれると、N88BASICみたいに、行番号のある言語+スクリーンエディタってのは
    なんとも使い勝手が悪く感じますね。
    昔はこんなことやってたなぁ、なんて感慨深くシコシコつくってたんですが、だんだん我慢できなくなったので
    Win上で手慣れたエディタで「ドカッ」と作って、2DDディスクで転送してやってました。
    いまどき2DDディスクなんて手に入れるのも難しいので、2HDディスクの穴をテープで塞いで720KBフォーマット!。
    しばらくはこれでいけたんだけど、似たような処理を書くときにコピーアンドペーストでつくると、つい行番号をふり直すのを
    わすれたりするのが、数知れず(汗)
    自分にむかついたので、自動で行番号を振るWindows用ソフトを作成して対応しました。

    もともと、ラベルを使ってジャンプしていたので、ソフトは行番号をはずした状態コーディングして一気に行番号を振る。

    フリーウエアも探したんだけど、以外とないのね。
    というわけで、ベクターにも登録していますが、先行してうちのHPにアップしてありますので、欲しい人はトップページから
    がらくた置き場に行ってくださいな。

    閑話休題その2。

    最近、「C++ビルダーでRS232ってどうやってアクセスするの?」って感じで、検索してくる人が多いようにおもいます。
    ホームユースのPCからはほぼ駆逐された感のあるRS232Cですが、制御系では未だにバリバリの現役ですからね。
    手軽に扱えるのが魅力のデバイスなのですが、WindowsになってRS232Cってどうやってアクセスするのか、困っている人も
    多いようです。実際、私自身も当初は困っていましたからね。
    今は、フリーのコンポーネントである、CommXがメインになっています。入手はたしかNiftyだったと記憶していますが。
    ただ、これだとNiftyメンバーじゃないと手に入らないのですが、CQ出版の
    「Delphi&C++Builder 即戦力コンポーネントライブラリ」(ISBN4-7898-3689-4)
    に通信コンポーネントが同梱されています。非常に優秀なライブラリですし、著者の中島信行氏自体がDOS時代から活躍されている
    人ですし、信頼性も高いですね。

    ただ、いずれもコンポーネントなので、他のPCでコンパイルしようとすると、まずこれを導入しないといけない、という
    手間がかかってしまいますし、なにより同期通信を前提とすると使いにくい場面もあります。
    ということでず〜〜っと以前に、実際に自前でつくったルーチンがあったので、これを少し整理してみました。

    基本的には、CreateFile関数でポートをオープンして、WriteFilse/ReadFileで送受信。CloseHandleで終了とすればいけるはず。
    こんな感じになるんですかねぇ。
    ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
    sprintf(sbuf,"COM%d", portnum);

    hCommPort = ::CreateFile( sbuf,
      GENERIC_READ | GENERIC_WRITE,
      0, // Not Shared Open
      NULL, // Always NULL
      OPEN_EXISTING, //
      0, // Non-overlapped operation
      NULL); // Always NULL

    if ( hCommPort==INVALID_HANDLE_VALUE ){
      // Cannot Opened!!
      return 0;
    }

    // タイムアウトの設定
    ct.ReadIntervalTimeout = MAXDWORD;
    ct.ReadTotalTimeoutMultiplier = 0;
    ct.ReadTotalTimeoutConstant = 0;
    ct.WriteTotalTimeoutMultiplier = 10;
    ct.WriteTotalTimeoutConstant = 1000;

    if (!SetCommTimeouts(hCommPort,&ct)){
      CloseHandle(hCommPort);
      hCommPort = INVALID_HANDLE_VALUE;
      return 0;
    }

    // 通信パラメータの設定
    dcb.DCBlength = sizeof(DCB);
    if (!GetCommState(hCommPort,&dcb)){
      CloseHandle(hCommPort);
      hCommPort = INVALID_HANDLE_VALUE;
      return 0;
    }

    // 通信デバイス情報の修正
    dcb.fBinary = TRUE;
    dcb.BaudRate = baud;
    dcb.ByteSize = bitlen;
    dcb.Parity = parity;
    dcb.StopBits = stopbit;
    dcb.fRtsControl = RTS_CONTROL_DISABLE;
    dcb.fDtrControl = DTR_CONTROL_DISABLE;
    dcb.fOutxCtsFlow = FALSE;
    dcb.fOutxDsrFlow = FALSE;
    dcb.fInX = FALSE;
    dcb.fOutX = FALSE;
    dcb.fAbortOnError = FALSE;

    ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
    最初につくったソースの残骸があったので、出してみます。
    そもそも、あんまりいいソースではないし、あんまりエラー処理なんかも考えていないので
    まだまだ、手をいれないといけませんが、とりあえずの実装ならこれでテストもできますよ。
    一応クラスにいれてみてありますから、最初に使うには案外簡単かも。
    きちんと作り込んでから、データをスレッドで受けるようにすれば、取りこぼしもなくなるでしょうから。


    サンプルソースはこれです。
    よろしければどうぞ。



    W31SA(2005/04/01)
    あ〜、とうとう4月になっちゃいましたね。
    急に周りがドタバタし始めたら、更新がとまってしまいました。
    相変わらずの生活なのですが、何とかヤリクリできているのは、携帯電話のおかげです。

    今は、会社宛のメール、と個人アドレスのメールを定期的に携帯のアドレスに転送しているのですが
    これで、かなり対応がとりやすくなってます。
    そんな中、携帯でメールの返信しようとしたら、画面が同期ずれしたように全滅!
    ををを!っと電源offボタンを押すも、反応せず。
    やむなく、電池パックを着脱して、再起動するが、ブラックアウトしたまま(汗;)
    これを繰り返していると、何とか復帰。
    これが1日に数回起こるに至って、とうとう、機種変更と相成りました。
    ずっと、auのA5503SAを利用していたのですが、今度からはWINに!と思い、いろいろ思案したあげく、
    「W21CAがいいなぁ!自分撮りするのもラクチンだし!」ともう、ほとんど心に決めて店頭にいったのでした。

    が、しかし、先日までキャンペーンをやっていたのと、昨年の冬モデルということもあり、ほとんど在庫が
    ないとのこと。
    魅力的な新製品も夏までなさそうなこともあって、やむなく、W31SAに決めました。

    今はやりのスライド型ですし、2次元バーコードもOK、おまけに、カメラde翻訳もついてる。
    ま、いいか。結構きにいるかも。
    ダブル定額があるので、これからはEzwebは気軽にできます。
    メールの受信も高速だし、なによりQVGA液晶、きれいです。
    あとは、USBケーブルWINが手に入れば、出張中でも安心なんだけど、これってあんまり店頭に
    ないのよね。やすいけど(1000円)



    TOPPERS(2005/03/16)
    PSoC、あれからもいろいろ遊んでますが、AD変換など肝心の部分が意外と遅くて、実際に利用できる
    用途が限りなく少ないことに気がついたところです。
    マイコンとしてもなんだか発展途上って感じがつよいし、そもそも、サイプレスのマニュアルなども
    すごくわかりにくい。
    AD変換については、スピード以外にも、基本的にバイポーラ入力しかサポートしてない、ってのが
    気に入らないんですよね。ADINC12ユニット、要はインクリメント型12ビットADユニットの先頭には

    The ADCINC12 User Module implements a 12-bit incremental A/D that generates a 12-bit, full-scale 2's complement output (+2047 to -2048 count range) with several input ranges to select from.

    ADCINC12ユーザ・モジュールは、選択された入力から、12ビットフルスケールを
    2の補数出力(+2047〜-2048)を生成する12ビットのインクリメント型A/Dを実装します。


    っていうのが、ほぼ直訳ですか。(2's completementってのがわかりにくい!!2の補数ってこういう単語にするのね)
    これはこのユニットが、単にバイポーラを意図してつくったというより、PSoC自体が、当初より、こうなっている
    とみるのが、PSoCのVref設定をみるかぎり、自然といえますね。

    グローバルパラメータのRefMuxの設定をみると
    [Vdd/2]+/-[Vdd/2]
    とかいろいろあるわけですが、これをみてわかる人がどれくらいいる?
    最初、Vref+とVref-のことかとおもったのですが、いろいろテストしていくと違うとこがわかってきます。
    Vddを5Vで作っている場合、Vdd/2は2.5Vってことですよね。
    で、+/-ってのは±っていう風に読み替えるわけで、
    結局AGND=2.5Vとして入力範囲は、ここから±2.5Vの範囲をAD変換しますってことらしいです。

    この結果、普通に5Vを入力すると、PSoC内部では2.5Vに、0Vだと−2.5Vになってしまう。
    まあ結果に対して2.5Vを足した演算結果を以てユニポーラなADに振り替えてしまう、という
    手が現実的な手段なんでしょうが、ソフトが直感的でなくなってしまうのが、とにかくイヤ!!
    ここらで、急速に、利用意欲が失われつつある、今日この頃なのでした(きょうのわんこ風)


    閑話休題。

    3/8に中小企業総合センタで行われたTOPPERS/JSPの研究会、出席してきました。
    僕らのように現役世代が聞きに来ているというよりは、偉いさんが寝にきてる(苦笑)って感じでした。
    あんな人たちがきてもしょうがないとおもうけど...

    でも、僕的にはとても楽しんできました。
    TOPPERSの推進者である、高田広章名古屋大学教授が直々にお出ましになられてましたからね。
    まだ若いので、非常に精力的に取り組んでるのがよくわかりました。
    セミナーの最後の質疑応答で、本当ならいろいろ聞けたはずなのですが、なにぶんこちらが
    勉強不足、結局何もできないまま、終わってしまいました。残念。

    まあ、収穫だったのは、センタの方の作られたAKIH8にTOPPERSを乗せる手順を書いたHP
    が、わかったこと。
    Vine Linuxを利用されていましたが、とりあえず、カーネルとサンプルのコンパイルと動作確認は
    手元のCYGWINでも問題なく行えました。(3回再インストールしたことは内緒(^。^; )
    ただ、肝心のTINET(TCP/IPの動作環境)がコンパイルはかかるものの、リンク時にシンボルファイル
    のエラーがでて、実行できない...なぜだろう....
    もしかしたら、文字コードの問題だったりするのだろうか????

    知ってる人いたら、おしえてください....




    シリアル(2005/03/03)
    なんだかんだいっている間に、もうお雛さんじゃないですか。
    こんなことしてたら、何もしない間に、今年も終わってしまいそう(汗)
    とりあえず、仕事をこなしながらではあるのですが、Toppersについてちまちまと調べていたりします。
    Toppersは、ITron OSのフリー実装版ということで、以前から注目はしていたのですが、
    時間がないのも手伝って、なんだか手つかずのまま放置していた項目です。
    3/8に中小企業総合センタでTOPPERS/JSPのH8への導入講座、みたいなのをやってくれる
    というので、予習もかねて勉強中です。

    とりあえず、CYGWIN + GCC3.3の環境でH8300-hmsのコンパイル環境だけは完成したのですが
    それでさえ、もうヘトヘト。Linux使いならいざしらず、こちらがDOS/Windowsメインなので、勝手が違う
    ので、もう大変です。まあ、なれてはきましたがね。
    もしかしたら、とおもい、KNOPPIXなるものも用意してみました。
    オリジナルのサイトではクノーピックスと呼んでるみたいですが、Kって不発音文字じゃないの?
    という疑問を横におきつつ、ダウンロード。
    そのままだと、Linux カーネル2.4でたちあがるのね。
    気がつかなく、何度リブートしたことか。(だってブラックアウトしたまま立ち上がらないんだもん>HP-NX9005)
    結局、ブートオプションでkernel2.6をしていしたらあっさり動作。
    う〜〜ん。まだまだ、素人がつかうには遠い話だね。


    閑話休題。

    PSoCなかなか、進みません。
    が、とりあえずはカウンタを使って内部分周器を極力使わないようにしてつくることには
    成功しています。
    デバイス定義はこんな感じ。

    PSoCのUARTはここか下の段の同じ場所(DCB12/13)しかおけないので、2ポートタイプの
    変換器でもつくったらもうおしまいみたいね。
    今回はデバッグ機能の実装のためにテストする目的だったので、できるだけグローバルリソース
    の消費を押さえる、という趣旨が働いてます。(そうでなければ単純にクロックつくればいいだけ
    やしね!)
    DBB0に配置したCounter8で通信クロックをつくります。
    CNTR8の入力クロックなんですが、VC1〜3を使わないという前提で考えると、SysClk*2しか
    選べないので、48MHzをベースに考えます。
    私の場合は、57600bpsという速度が比較的多いので、これを試しにやってみます。
    48MHz / 104 = 461.538KHz
    UARTが8bitなので、
    461.538KHz / 8 = 57692 bps
    となりますから、だいたいこんな感じであうのかな?というとこでしょうか。
    つまりCNTRに与える周期(Period)の演算は
     48MHz / ( 57600bps * 8 ) = 104
     48MHz / ( 38400bps * 8 ) = 156
     48MHz / ( 19200bps * 8 ) = 312.5
    となるわけで、こうなるともう、8ビットカウンタでは対応できないわけです。
    まあ、16ビットカウンタに変えればもっと低い速度でも対応できますが、なんとなく無駄なので
    実験はしていません。
    当然CompareValueはその半数の値にしてくださいね。でないと、DUTYがおかしくなってしまいますよ。
    で、こういう使い方をするとやっと、BCの使い方がわかった気がしました。
    こういう風につかうんですね。(納得納得)

    でも、ここまでくるのに少し悩んだのも事実ですよ。
    普通、UARTというと8ビット+スタートビット+ストップビットの計10ビットで一区切りですから
    クロックは10ビットを基本に計算しなきゃ!と思っていたのですが、どうやら違うようです。
    このあたりは、標準テンプレートの中身を調べればよいのでしょうが、なんだか、不毛なので
    やってません。
    なんでなんでしょうねぇ。だれかしれべてください(とか)



    BCD(2005/02/16)
    最近、「バイナリからBCDへ」って感じの検索で引っかかることがおおいようです。
    BCDなんてそれほど難しいと思ったことはないのですが、初心者の人はわかりにくい
    のかな?
    ちょっと前までは、「これくらい仕事やるんやったら思いつくし簡単やろ?」っと
    ほうっておいたのですが、どうやら、こういう発想に思い至らないプログラマ
    が多いことを再発見(涙)
    というわけで、ここらで一つ、書いておきます(涙^2)

    まずは解説。

    BCDってのはBinary Coded Decimal(だったかな?笑)の略で、要は2進数で10進数を
    表現する苦肉の策、みたいな感じでとらえるとよろしいかとおもいます。
    つまり、2進4ビットを一区切りにして、これを0〜9の数字に読み替えるわけ。
    簡単ですね。
     0000 > 0
     0001 > 1
     0010 > 2
     0011 > 3
     0100 > 4
     0101 > 5
     0110 > 6
     0111 > 7
     1000 > 8
     1001 > 9
    と対応しており、これ以降のビットを使わないというだけです。
    たとえば、01011001 というバイナリがあったとすると、上から
     0101 = 5
     1001 = 9
    ですから10進でいう59という数字(10進数)を表す、ってことになります。
    簡単ですね!パック10進やゾーン10進もこの考えを応用しているだけなので
    あんまり心配する必要ありません。

    BCD => Decimal変換は簡単です。単純に4ビットごとに処理すればよいわけですからね。
    いろいろコーディング手法があるとおもいますが、一番最初に思いつくのは4ビットづつ
    シフトして、桁ごとに計算することでしょうか。
    nt i;
    int target = 0x59;     // 上記事例とおなじ値でテストしてみます。
    int dest[2] = { 0, 0 };   // 変換結果を入れるテンポラリ
    int result = 0;       // 最終結果

    // 今回は1バイトなので2回ループします。
    for (i=0;i<2;i++){
      dest[i] = target & 0x0f;
      target = (target >> 4 ) & 0x0f; // もっと簡単な記法もあるけどわかりやすいでしょ!
    }

    result = dest[1] * 10 + dest[0];

    って感じになるのでしょうか。凝り性な人は共用体でもなんでもつかってください(笑)
    まあ、このソースのほうが汎用性があるとおもいます。

    ここまで書くと、逆変換も簡単に見えてくると思います。
    10進数をBCDに!ってやつですね。
    僕のとこに検索でやってくる人は、たいていこれを展開するソースを求めてくる
    人の方が多いようです。
    理由はたぶん生の10進数を4ビットに変換、ってとこなんでしょうが、これは王道はないように
    おもいます。まあ、昔のアルゴリズム本なんかをさがせば、もっと効率のよい手法がみつかるとおもいますが
    ぱっと思いつくだけでも簡単に実装はできるとおもいますよ。
    int i;
    int target = 59;    // こんどは逆なので10進59をいれておきます。
    int result = 0;     // 最終結果
    int temp[3] = { 0, 0, 0 }; // 計算用テンポラリ。1バイトだと255まであるのでここでは3バイト用意します。

    // 10進の各桁を計算
    temp[2] = target / 100;                 // 整数なのでこれで充分
    temp[1] = (target / 10) - (temp[2] * 10);       // 泥臭い...
    temp[0] = target - (temp[2]*100) - (temp[1]*10) ; // 泥臭い...

    result = ( temp[2] << 8 )+( temp[1] << 4 ) + temp[0] ;


    って感じかなぁ。
    もうすこし、うまい方法もあるだろうけど、演算時間やメモリ効率などをいわなければ
    これで充分な気がしますね。

    案外ソースもわかりやすいでしょうから、これでいいようにおもいます。
    どうですかねぇ。

    でも、これぐらいは、「ぱぱっ!」っとつくってほしいなぁ。(願望)


    展示会(2005/02/09)
    毎年、この時期、京都産業21主催の京都ビジネスパートナー交流会に参加していたのですが、
    今年は不参加としました。
    昨年の交流会では、やる気のない大手数社がでっかいスペースを無駄づかいしているのを
    みてウンザリ、この大手にペコペコするばかりで、本来の中小企業はほったらかしの京都産業21に
    またウンザリ*2って感じだったので。

    で、今年は観客としていってみました。
    ことしは大手の馬鹿展示はなくて、別室で商談とのこと。ちょっとはましになってましたね。
    ただ、あれで嫌気がさしたのか、ことしはなんだか派手さに欠ける印象。
    まあ、Internet関連の企業が今年はみんなで1ブース、でっかいのを借りてだしていたので、
    ひときわ目立った感じでしたね。
    中身はといえば、インターネットミーティングとbLog関連がほとんどでしたが、Mctpという会社?が
    非接触ICカード(イコカとかお財布携帯でつかってるやつですよね!)でデモしてました。
    まだ、カードが高いとのことですが、あれ、おもしろいなぁっておもってました。
    ああいうの、うまく仕事につかえないかなぁ....

    閑話休題。

    相変わらず、暇な時間みつけて、PSocいじくってます。
    おもしろいけど、つかっていると意外と制限も多いことに気がついてきます。
    やはりオールマイティなデバイスってないですねぇ。
    使いやすいPWMはほぼマスター。でもあんまり使い道ないんだけど。
    通信も意外とかんたんだったですよ。
    やはり、通信がないとデバッグがうまくいかないよね。でも、ここで、ひとつ問題が。(笑)
    当然ながら、RS232のユニットをくっつけると、通信速度に応じたクロックを入力してやらないと
    いけないわけですが、高速通信に使えるクロック分周比がなかなか計算しにくい。
    PSoCにはSystemClkの24MHzと、これの分周器VC1、VC2、VC3があるわけです。
    24MHzで生駆動してくれると簡単なんだけど、そういうわけにもいかないので、VCxをうまく使い分ける
    わけですが、それぞれ特徴があり、VC1、VC2は1〜16までの分周が可能、VC3は256分周まで
    となっています。
    たとえば、24MHzからうまいボーレートを計算するには、クロックの8倍の速度がいるので、
      欲しいbps = 24MHz / 8bit / 分周比
    となるので、
      分周比 = 3MHz / 欲しいbps
    で算出できます。
    57600bpsなら分周比は52ってとこですか。(あってるかどうか検証してないけど...汗)
    というわけで、こうなると使いやすいのはVC3なわけで、VC3の基本クロックをSystemClk/1
    にすればよさそうですね。
    ところが、通常通信ユニットだけのマイコンなんて使い道もなく、ほかのデジタルユニットもしくは
    アナログユニットと協調するようにつくるわけです。となると便利なVC3を単なる通信ユニット用の
    クロックとして使うのはもったいない。
    こうやって考えていくと、なんだか使い方が限定されそうです。
    まあ、カウンタでもつかってうまく分周比をつくってやれば良さそうですが、うまくいくのかな?
    これらは今後の課題ですね。




    PSoC(2005/01/18)
    年末に、会社に引き上げてきていた、私物のMZ2000(なつかし〜)をもって帰りました。
    帰る前に、ちょっと電源をいれてみました。サンプルは標準でついていたBASIC。
    ちゃんと動いたので、ちょっと感動!!!
    WEBで調べてみてもきちんとテープの読み込みができる現存品は少ないようですね。
    ちょっとうれしくなって、しばらくあそんでいました。
    で、きれいに、プチプチで巻いた後もってかえったのですが、同時に、ソフトバンク刊の
    Oh!MZ 1983年11月号〜Oh!X最終刊(Oh!Mzは途中でOh!Xという雑誌名に変更になっている)まで
    の全巻をもって帰って、書架にならべたのですが、壮観ですねぇ!!
    うれしくなって寒いのにぱらぱらとめくること小一時間。
    妻にしかられるまで、読みふけってました。
    あのころのパソコンっておもしろかったなぁ〜〜〜なんてね。

    閑話休題。

    最近、PSoCというマイコンが話題のようです。
    いままで、いろんなマイコンを使ってきましたが、そのなかでも有数の変わり者です。
    でも、その実態はよくわかりにくいですね。
    HPで扱っているところはパステルマジックさんとKIさん、ectoyfanさんぐらいでしょうか。
    トランジスタ技術2003年4月号からにもパステルマジックの桑野さんの記事がありますし、
    この人は、はじめてのPSoCマイコン、という本も書いておられますね。

    ですが、どれもなんだか中途半端だなぁ、って感じ。そりゃ、やってれば当たり前なんだろうけど、
    このデバイスをどう使うか、っていうのがわかりにくい。
    はじめてのPSoCマイコン」を取り寄せて、読んでみたけど、
    『ワンチップマイコンなんでしょ?どうやって書き込むの??』っていう最低限の記述もない。
    みんなここが実感できないから、とまどってるのに。

    結局、この本のInvention Boardを取り寄せて使ってみて初めてわかった。
    プログラムはI2Cで書くのね。
    CY8C27443という28ピンデバイスの場合、SCL(13)、SDA(15)、XRES(19)のピンを使って書き込む。
    スペック的には普通のI2Cピンみたいにかいてあるけど、そうじゃない。プログラム書き込みピン
    なんですね。このXRES以外の2ピンはP10とP11に割り付けられているから、通常のハード設計時
    には、あけておいた方が無難なんですね。
    こんなことさえ、わからなかったんですよね。でも、結構みんな踏ん切れないのはこのあたりが原因
    じゃないかなぁ。

    だって、例の本なんて、ターゲットの簡易回路図はあるけど、書き込みピンの記載が省かれてる。
    でも、添付写真をみると、明らかに、書き込みピンらしきソケットがある。
    あんなの反則でしょ?

    まあ、わかったから、徐々に始めていきます。
    PWMぐらいは比較的簡単になんとかなったけど、タイマー割り込みを実装するのがわからなくて
    1日つぶしてしまいました。

    あと何日つぶせば、通信できるかな?
    今後をお楽しみに。(笑)



    VNTその後(2005/01/13)
    すんません。先日アップしたVNTDecoderですが、ホームページのリンクを修正するの
    わすれていました。ごめんなさい。
    ついでなのですこし、ドキュメントを加えたものをアップしておきます。

    VNT(2005/01/11)
    このページ、いろいろな単語でヒットするようですが、ここ2ヶ月
    ぐらい、VNTファイルで引っかかることが多いようです。
    どうも、DOCOMOの携帯での記事をみにきているみたいですね。
    案外と需要があるようなので、VNTファイルから、中のファイルを
    デコードするソフトをつくってみました。
    必要な方はつかってみてください。
    バグ報告や、要望などもあれば、メールくださいね。
    ダウンロードは、親ページからたどってください。


    あけました!!(2005/01/06)
    新年あけましておめでとうございます。
    本年も変わらず、よろしくお願いいたします。

    あ〜、やっとあけましたね。年末まで怒濤の追い込みだったのですが、
    なんとか休みが取れました。
    今年は、PSoC、FPGAといろいろとやりたいことが目白押し!!なので
    がんばらなくては!!と意気込んでいます。
    本年もどうぞよろしく。



    Quoted Printable(2004/12/11)
    クォーテッド・プリンタブルって読みます。
    前々回かな、BASE64のこと書いたら、結構みなさん見に来られてますね。
    で、BASE64と同時にこの、Quoted Printableも検索ワードにかけてこられる人が
    以外に多いようです。
    要はエンコード方式の一種で、バイナリをどうやって7ビットテキストにするか?っていう
    手法の一つにすぎません。
    方法は、BASE64以上に簡単です。
    基本はテキストのまま送信です。
    ただし、確実に展開できる文字だけに限定させるところがミソですね。
    まず送信できるデータを、"="を除くASCII文字、つまり0x21〜0x5E、0x60〜0x7E
    と、スペース、タブに限定します。要はキーボードから入力できる文字と記号に限定してしまう
    わけですね。
    では、その他のコードは?というところで、=が出てくるわけです。
    上記の文字以外のコードは"=0E"などとして16進数で表記するわけです。
    テキストの中に一部バイナリが含まれている場合には、ほぼそのまま送信できるので
    よいのですが、バイナリが多くなるととたんに、電送効率が1/3になってしまうという
    方式なわけです。

    でも、簡単に実装できるけど、みんなこんなソース、ほしいんだろうか?
    ソースがほしいのかな。それともDLLとかライブラリとかがほしいのかな?
    う〜ん。

    なんにせよ、要望がおおいようなら、公開をかんがえよっと。




    第4回ケータイ国際フォーラム (2004/11/09)
    なんだかんだいいながら、中国の天津で行われた
    ケータイ国際フォーラムにいってきました。
    TIProsのプリクラ出展のためにつれていってもらったわけですが、京都新聞などが取り上げているほど、盛況ではなかったですね。

    まずは、ブースにやる気がない。なんだか出してるだけって感じで???なイメージです。

    もう一つは場所の問題ですね。北京からバスで約1時間半の天津ですが、会場のあるTEDAはここからまだ40分ぐらいかかります。
    まだ、開発が進行中のところであり、栄えていない上に
    都市からも遠いという立地の悪さですね。

    また、開催日である11月2日、3日が平日ということもあって、会場に来る人もまばら。
    ほとんどは顔見知り、という感じでした。

    閑散としたブース展開だったのですが、かくいううちのブースはおかげさまで、終日黒山のひとだかりでした。

    また、社長いわく、商談も数件すすんだとのこと。
    期待してしまいますね。

    それにしても僕が思っていた以上に、中国の携帯事情は
    すすんでいるようです。
    携帯自体は、かなりの普及率のようですし、カメラ付き携帯なんてあたりまえ。サイズもかなり小さいですし、日本の携帯のサイズだと、もうタッチペンつきで、PDA内蔵になっていました。

    CPUは見る限り、ARMが多いような印象でしたが、実際はわかりませんね。
    日本ではSHが多いのと比べると、やはり利点が多いのかもしれませんね。

    あと、気になったのは、なぜかトヨタのカローラともう一台が展示されていました。なぜなんでしょうね?



    さてさて、当の私はといえば、出発前日から、背中の筋をいためたのか、ちょっとでもひねろうものなら、激痛が走る
    という最悪のコンディション。ほとんど睡眠もとれないままの出発となりました。
    朝の10時半のフライトで天津到着が5時頃でしたでしょうか。
    5つ星ホテルの部屋に感動しながらも、食事がバイキング!!みんなで「こんなんありなんか?」と顔を見合わせながらも
    安心な食事にありついたわけです。
    食後、ちょっと天津市内にいってみようということで、タクシーに乗り、いざ見物に出発!
    しかし、スターレットなのかシャレードなのかわからないけど、1.5Lぐらいのタクシーのシートも何もかも最悪。
    振動で体が揺さぶられて、もう、つぶれるかとおもうくらい。
    しかも、外灯のない高速?道路をぶっ飛ばし、その闇夜を横切る、人や自転車を直前でかわして走る神業に、
    後部座席で何度もブレーキ踏んでました。(;@;)
    結局、天津市街はあまりおもしろくなくて、そのまま帰ってきてしまったのです。

    翌朝、会場入りしてシステム設置にかかると、キーボードがない!マウスもない!ソフトもセットされてない!
    という3重苦に、おもわず大声でうなりながら日本に苦情TEL!!
    よそのブースで借りてもらったUSBマウスで暫定設定をすませて、いざ展示開始。
    昼過ぎまでは、全く人気が切れるまもなくて、せっせせっせと対応していました。
    といっても、全く英語の通じない人ばかりで、ただ、にこにこしてただけなんだけどね(笑)

    で、このときふと気がついたんですよ。
    も〜、全然痛くないの。ストレスでもたまってたんですかねぇ。あんまりキレたもんだからすっきりしたみたいで
    完全復活したのでした(苦笑)


    展示会を無事終えて、一同そろって北京空港から、中国東方航空で一路上海へ。
    ところが、大問題!!

    上海空港で、ぼくの荷物だけでてこない。いつまで待っても...
    あわてて、スタッフに確認したら、
    「スペースがなくて、一つだけ荷物をつまなかった。きっとそれじゃないの?」
    と、さも当然のような返答。
    「はぁ?どうなるねん!」
    と、と聞き返すと、
    「いままで上海空港で荷物がなくなったことはないから、きっと次の便でくるんじゃないの?」
    と、また曖昧な返事。
    結局 1時間後にやってきた、次の便できちんととどいたんだけど、社長は打ち合わせをキャンセルする
    羽目に。

    やはり中国東方航空なんてサイテーでした。

    まあ、気を取り直して、翌日はフリーで上海見物。
    豫園で超おいしい小包子もたべたし、
    金茂大廈という、88階建ての超高層ビルから眺める外灘!、
    観光隧道、偽物市、
    と結構たのしみました。

    その代わりくたくたにはなったけど。

    やはり食事は難しかったですね。英語は通じないし、もちろん
    日本語なんてもってのほかだし。
    百貨店のフードコートでさえ、文字だけのメニューで、なんのことか
    さっぱり??なんて当たり前な感じ


    これには参りました。f(^@^)

    あと驚いたのは、結構進んでるの。
    特に、地下鉄なんて、ホームの掲示板はプラズマ?だし、
    まってる間はず〜っとビデオクリップみたいなのが流れてる。(写真>>)

    電車がくる20秒ぐらい前になるとクリップが切れて、到着のでっかい表示になる。
    なんか、すごくこってるよねぇ!
    しかも、改札もプリペイドカードとイコカみたいな非接触型カードの双方に
    既に対応済み。なんだか日本なんてとっくにおいていってるような感じを受けた一日でした。
    中国恐るべし!!!



    金茂大廈から眺める外灘(わいたん)






    ラインモニタ(2004/10/27)
    なんだか、ラインモニタ探して、ここに来る人も多いみたいだから、拙作シリアルデバッグツール
    を簡易ラインモニタにする方法を書いておきました。
    がらくた置き場のページ を参照してみてください。
    僕の普段の利用方法がわかります。



    BASE64 デコード(2004/10/26)
    最近、またいろいろ遊びがあります。いやちゃんとした仕事ですよ。(^@^)

    しかし、便利になりましたね。
    ひょんなことから、Docomo携帯の赤外線から画像を受けて処理をする必要が
    でて、こまってたんですが、いい時代になりましたね。
    携帯のIrDAで写真データをうけると、無条件にMyPIC.VNTというファイルができあがって
    しまいます。なかみをみると、なんだかBASE64の文字があるので、やってみようということで
    InternetでBASE64のアルゴリズムをしらべてみました。
    ってすごい簡単にみつかって、しばし沈黙。
    BEGIN:VNOTE
    VERSION:1.1
    X-DOCOMO-TYPE:JPEG
    X-DOCOMO-SIZE:288X352
    X-DOCOMO-FILESIZE:20724byte
    X-DOCOMO-FILENAME:7143451.jpg
    SUMMARY;CHARSET=SHIFT_JIS;ENCODING=QUOTED-PRINTABLE:04/10/04-16:39:10
    DATE:20041004T073910Z
    X-DOCOMO-BODY;ENCODING=BASE64:/9j/4Q4FRXhpZgAASUkqAAgAAAAJAA8BAgAHAAAAngAAABABAgAHAAAApgAAABIBAwABAAAA
    AQAAABoBBQABAAAAegAAABsBBQABAAAAggAAACgBAwABAAAAAgAAADIBAgAUAAAAigAAABMC
    AwABAAAAAgAAAGmHBAABAAAArgAAAH4BAABIAAAAAQAAAEgAAAABAAAAMjAwNDoxMDowNCAx
     :
     :
    BASE64はバイナリ列を64キャラクタの集合列に変換するもの、という認識なんですね。
    "ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz0123456789+/"
    の計24文字。(ただし例外として=があります。これはエンコードのときにつかいます。)

    <エンコード>
    1.3Byteを24ビットとして扱い、上位から6ビットづつ4個のブロックに分ける
      ただし、3バイトに満たないときは=で埋めて3バイトにしてしまいます。
    2.各ブロックを頭から変換していきます。0ならA、1ならB、...63なら/って具合ですね。
    3.これをバイナリブロックの最後までおこなう

    <デコード>
    1.キャラクタ列を4バイト取り出し、それぞれを対応する数値に置き換える
    2.置き換えた文字を連結して24ビットにする
    3.8ビットごとに分割して3バイトにする。ただし、結果が=という文字だったら処理しません。

    ってとこですね。
    ここまでわかれば簡単ですね。ここまでくればあとは標準関数でも使ってファイルに吐けば
    OKですね。

    ほんとはね、CUTTシステムという出版社からでてる「C++builder6コンポーネント活用ガイド Vol5」って
    のをもっているので、これでいける、っておもったんだけど、
    ソースがうにうにで即あきらめたんですよ。
    べつにあんなに複雑に書かなくてもいいとおもうんだけど。まあ、自分のソフトができあがってからみれば
    「はっはぁん」って感じなんだけどね。なんだか冗長。
    結局、それがいいたいだけだったりして。(笑)



    猫、ねこ、ネコ(2004/10/19)
    昨日、知り合いのSGAという会社に行ってきました。要件は、PCのがらくたをくれるとのこと。
    最近、「98ないか?」という問い合わせもあるので、とりあえずもらってきました。
    モニタはソニーのトリニトロン管だし、Y/C分離のAV入力もあるので、ビデオ用途にでも使おうかな。

    さてさて、今日の本題はネコです。

    まだ生後2〜3週間らしいのですが、欲しい方おられませんか?
    もしおられたら、株式会社エスジーエー(TEL0774-20-3999)に
    「タケシくんのネコのちょーだいみたんですけど」と伝えてください。
    ヨロシク。



    親ページ(2004/10/14)
    ここの親ページ、有限会社MDRのページにセットしたカウンタ、おかげさまで
    やっと5000ヒットを超えました。
    そもそも、HP開設から半年も経ってからカウンタ設置ですから、しかたないですね。
    開設時だったらもっとみてもらえたのかなぁ。

    ま、9月末で5000ヒットで今日現在で5234ですから、2週間で200hitはすごいですね。
    うれしい限りです。
    定期的に見てくれている人もいるようだし。
    そろそろまたエンジンかけ直していかなきゃ!っと思っている今日この頃です。


    閑話休題。

    さてさて、 がらくた置き場のページのシリアルデバッグツール
    現在、バージョンは1.06です。
    Vectorではハードウエア->通信関係の項目にいれてあります。
    先月のダウンロード回数が最新版の104で388件だったようなので、
    まずまず、というところでしょうか。

    バージョン1.05は出張中に修正した内部バージョンとして存在した
    のですが、ユーザの
    安藤さんという方からいろいろ、アドバイスをもらって、大幅改変を
    いれて、1.06の公開となりました。
    もともと、飛龍さんのシリアルコマンドエクスプローラを思想的なベース
    にしたので、文字列送信枠、混在送信枠、という2つの送信ボックス
    が存在したのですが、よく考えると必要ないんですよね。

    送信時にその枠に書かれた内容が単純な文字列なのか、混在送信なのかということがわかればよいわけですから
    単純に統一して、ボタンのみ分けたわけです。
    なんでそんな簡単なことに気づかなかったのかなぁ。
    で、送受信したログ部分をペーストしてそのまま再送できるように変更。これはちょっと面倒だったけど、
    たしかにいいアイデアなので、そのように実装しました。

    安藤さんからいただいたアイデアはまだあるのですが、手元の仕事が片づいたら、それらも実装できるかどうか
    を考えてみようとおもいます。どこまでいけるかなぁ。



    C++BuilderX(2004/09/21)
    がらくた置き場のページのシリアルデバッグツール 、現在、バージョンは1.04です。
    おかげさまで、Vectorのほうでも、結構コンスタントにダウンロードしてもらえてるみたいです。
    270ダウンロードぐらいは、本当に使ってもらえてるようです。(バージョンアップごとにそれぐらいの
    ダウンがあるし)
    なんか、うれしいなぁ。

    あんまり反響はもらえないけど、それでもうれしい。


    閑話休題。

    やっと、C++BuilderXがとどきました!!!
    4月号での発表からですから、何ヶ月たったんでしょう。
    もうわかりません(;o;)
    まあ、届いたんだからいいじゃない、っとしましょうか。

    さてさて、喜びいさんで、さあ開封。
    中からは、6枚のCDが。
    マニュアルぐらいついてくるかと思えば、小冊子が
    1つつくだけ。どのCDからいくのか、初心者なら
    わからないんじゃないかなぁ。
    まあ、初心者はこんなんかわへんやろけどね。

    というわけで、早速インストール。
    MobileSDKはSymbianOS用のSDKだから必要なし。MicrosoftSDKもVisual Studio持ってるので
    いらない。
    あとはIntelCだけど、興味あるので、これはインストール。

    というわけで、難なくインストールは終了したけど、さてどうしたものだろう??
    MinG GCCもあるし、Borland C++もプレビューエディションであるし、まあ、普通にCで
    組むだけなら本当にこれで十分かもしれないけど、wxWindowsがついてきている割には
    使い方の説明もなんにもないし、使いこなす、というレベルにはほど遠いなぁ。
    だって、プロジェクトつくって、ウイザードがつくってくれるのはいいけど、
    winmain(....
       return 0;
    }
    ってしてくれるだけだし...。
    これってうれるんだろうか。

    ま、Windowsのソフトつくるのは別に困ってないし(だってC++Builder6もってるしね)、
    本来の目的はH8用のGCCをこいつでつくれないかなぁ、PICのCCS-Cも統合できたら
    うれしい、ってのが、最終目標だし。
    でも、気が遠いなぁ。



    雑誌(2004/08/27)
    お盆もおわり、やっと涼しくなりつつあるのでしょうか?寝起きでシャツがべっとり濡れている
    ということもあまりなくなってきました。

    がらくた置き場のページのシリアルデバッグツールを バージョンアップし、バージョン1.02としました。
    今回は、受信文字をリストについかするときに生ずる処理抜けに対策したバグフィックスバージョンです。
    やはり、自分の利用方法が回線モニタとして利用していることのほうがおおいので、デバッグが
    行き届いていませんね。(反省)
    それでも、ユーザーさんがいて、その報告で発覚したわけで、こういうギブアンドテイク的な部分が
    ソフト作者としては、本当にたのしくて、うれしいところですね。
    ひさびさに、昔草の根のパソコン通信していたころのことを思い出してしまいました。
    フリー作者だったころって、こういうウキウキ感がたくさんあったんだなぁって再認識。
    実際、Vector Online でのダウンロード数は8月6日登録で、25日現在のダウンロード数226ということですから、
    結構ダウンロードしてくれてるのね。
    うれしい。

    閑話休題。

    先日、実家に妻ともども帰ったときのこと。
    母曰く、「なんかでっかい小包とどいてるえ」
    おもむろにあけてみると、
    IOデータ機器製のHDX−UE160という
    外付けHDD。なんと、日経ソフトウエアの
    懸賞であったのでした!!
    USB2.0/IEEE1394両対応なので、
    僕の利用用途にはぴったり!!
    早速便利に使い始めてます。
    で、その日も終わり、自宅に帰ってまたびっくり。
    こんどは日経ソフトウエアの読者欄採用という
    ことで、携帯ストラップが!!!

    1日になんども当たるとさすがに寒くなりました。
    今年にはいってから結構いろいろとあたるもんですね。
    ちょっとうれしい贈り物でした



    フリーウエア(2004/08/03)
    連日暑いですね。まさしく、酷暑とはこのことでしょうか。
    去年は、あんなに涼しかったのに、今年の暑さには辟易としてしまいますね。
    そうそう、
    がらくた置き場のページのシリアルデバッグツールを バージョンアップしました。
    こないだまでのバージョンでは単に通信できる程度でしたが、今回は若干のバグフィックスのほか
    コマンド登録機能を付加してみました。
    要は、任意のコマンド列をあらかじめ(4個まで)登録しておいて、簡単に送信できるように
    したものです。
    もちろん、再起動時にも復帰しますから、なにかと便利になったのではないでしょうか。
    まあ、やっとソフトらしい外観になったかな、って感じですかね。

    また、本日、Vectorにフリーウエア登録しておいたので、もうじき、公開されるでしょう。
    ひさびさに、フリー作者にもどったかんじで、ちょっとウキウキしてるかな。



    ESEC(2004/07/16)

    まいど。のぐちです。
    仕事もそこそこ忙しかったんですが、今月6日に新居に引っ越しました。
    いままでは高槻だったんですが、いろいろあって豊中に。
    中国豊中ICの近くに越したので、仕事が遅くなったときとか、直接遠方出張という
    ときにはすぐ高速に乗れるので、便利になった点もおおいですね。
    ただし、通常の通勤は従来より40分ほどかかるようになったので、一長一短ですがね。
    できあがって住むようになるまで、いろいろあったけど、振り返ってみるとすごく
    おもしろかったですよ。ローンの手続きなんかも、結局自分たちでやったし。

    NK興産の洋風建築をうちのカミサンが気に入ってて、結婚前から住みたかった家らしいです。
    その分、思い入れも強くて大変ですが(^^;

    まだまだ、エアコンも寝室にしかないし、人にきてもらえるほど片づいてないんですが、
    これはぼちぼちやっていきます。

    閑話休題

    その引っ越しの翌日、7月7〜8日に東京ビックサイトで行われていた、
    ESEC 組み込みシステム開発展 にいってきました。
    本来は8〜にするつもりだったのですが、9日に出張予定が入ったんで、急遽早めたわけです。
    ひさびさにおもしろかったです。
    あまり展示会には触手がうごかなかった私ですが、最近はマイコンでもファイルもあつかいたい、
    画面表示もしたい、なんて要望が増えてきたので、そろそろ本格的なマイコンでOSでもつかって
    やったほうがいいのか、という疑問とも不安ともつかない衝動に駆られて社長に頼み込んで、
    行かせてもらいました。
    まず目的は、
    1. 話題のT−Engine、とくにT−CUBEの実物がみたい!!
    2. ちまたでいう「組み込み」の表現は、ぼくらのやってる「組み込み」とおなじ?

    というのが、最大の目的ですね。
    で、印象ですが、気持ちはITRONかな、って感じが濃厚でした。
    LINUXは、画面やネットワークがらみの出てくるものではいいけど、OSの複雑さ故の問題点、
    たとえばSWAPがおこるのでICEで、まともにデバッグするのがたいへん、とか、ディストリビューション
    が落ち着かない、とかが見え隠れしてましたね。また、リアルタイムの処理にも向かない感じ。
    ただ、ITRONでも、グラフィックやファイルアクセス、ネットワークアクセスなどを実装しようと
    すると、何かと物入りで、大変そうなのは変わらない感じ。
    しかも
    マイコン自体も展示会レベルでは10万前後となっており、開発環境を含めて50〜100万円
    くらいあっとゆう間にかかってしまうのはネックですね。

    しかも、実行環境の配布でも、GPL2を適用してくれるところは少なくて、1配布あたりに?万円のライセンス
    料をとられるところが多い。

    カーネル部はITRONでアプリ層にLINUXを、というアプローチ、VxWORKSとLINUXというアプローチ
    なんかもでてて、おもしろかったですよ。このあたりからみても、LINUXは出遅れてる感じ。
    WindowsCEも意外にがんばってるね。

    T−CUBEも実物みてきた。写真で見る印象よりもっと小さい!手のひらの中にすっぽり収まる感じで
    「わー、よくここまで押し込んだなぁ」って思うくらい小さい。
    感激して思わずさわってみたんだけど、「アチッ!」と手を引っ込めてしまいました。
    すごい発熱で、おもわず「こらアカン。工場にはおけへんわぁ」とため息をついてしまいました。
    やはりOSをうごかすぐらいのCPUは発熱もすごいのね。

    さて3の「組み込み」の定義ですが、どうやら「ほぼ」同じみたいですね。
    一部、携帯電話などの特殊機器用しかターゲットにしていないような所もないわけではないのですが、
    それでもいろんな環境の「機器に組み込んで制御する」という点を最重要視していてほっとしました。
    雑誌などをみるかぎり、組み込みといいながら、TCPだとかグラフィックスだとか、そんなところでばかり
    評価されており、アナログ入出力やデジタル入出力は無視?というイメージがあったので。
    行ってみると、シーケンサの代わりをねらうWindowsXpEmbedded機とかWindowsCE機をはじめとして
    いろいろ、FAも見据えたものがたくさんあり、ほっとしていました。

    PS.
    がらくた置き場のページ
    シリアルモニタのソフトをおいてみました。
    基本的には飛龍++氏のシリアルコマンドエクスプローラもどきです。
    僕なりに必要な機能に絞って作ってみたので、一般人受けはしないだろうけど
    とりあえずは宣伝。(笑)




    あっ!という間に(2004/05/20)
    すごいですね。ほんとにあっ!!!っという間に3ヶ月も経ってしまいました。
    その間、八日市へ、岡山へ、福知山へと東奔西走の日々。さすがにくたびれていた
    んですが、やっと落ち着きつつあります。はぁ(^.^)
    そんな状態の割には、ゴ〜ルデンウィ〜クに、夫婦二人で、旅行してきました。
    方向だけを西のほうにしよう!、と決めて出かけたわけですが、ひょんなことから
    「四国いってうどんたらふく食べたい!」の一言から、四国に渡ることになり、四国
    一周に予定変更と相成りました。
    今年は何かとモノいりだったので、ほとんど予算がない状況でしたから冷や汗もの
    でしたが、意外となんとかなるもんですね。

    初日(29日)は、明石海峡大橋−鳴門大橋−鳴門と通って、四国入りをしたわけですが、
    あいにく潮の合間だったせいもあって、結局渦潮をみることはできませんでした。
    気を取り直して、下道をとっとこ走っているうちに、西国1番と2番の霊場を発見。
    お参りだけすることにしました。2番の霊場の売店で、餅をたべたけど、おいしかった!!
    このあと、土成町まで走って名物「たらいうどん」を食べたのですが、桶に入ったただの
    うどんでした。うーむ、恐るべし。
    このあと、大歩危、小歩危、祖谷渓かづら橋、と通って、高知入り。
    高知では、桂浜の近くの海岸沿いの駐車場で一泊。

    翌日は、室戸岬まで往復し、そのまま中村に入って、佐田の沈下橋をみてそのまま足摺岬へ。
    真っ暗になったので、こわかったんですが、少し通り越した、竜串にある道の駅で一泊。

    1日は足摺岬見学を皮切りに、宿毛経由で四万十側を横目にみながら北上。四国カルストの
    絶景をみて、道後温泉へ。
    道後温泉では、本陣が長蛇の列だったのと、二人とも既に入浴経験があったので、椿の湯の
    ほうを試してみることに。
    結構よかったですよ。このあと今治まで走って、道の駅で一泊。

    最終日(2日)は、しまなみ海道で帰る予定だったんですが、「せっかく四国きたのに、本場の
    讃岐うどん、たべてな〜い」という鶴の一声で、方針変更。
    今治入り口付近をみてしまなみの雰囲気だけ味わってから、チンタラ走って琴平へ。
    有名な小縣家でうどんをたべたけど、???なかんじ。
    嫁も、「こんなんふつーのうどんやさんになってるやん!」と憤慨。
    気を取り直して、こんぴらさんへあがったけど、これまた疲れるぅ!!!
    よれよれになって帰路についたのでした。
    瀬戸大橋を渡って岡山からチンタラ走って帰りました。

    くたびれたけど、すごい楽しかったですよ!!


    展示会無事終了(2004/02/23)
    なんの準備もできないまま終わってしまいました。
    え? なんのことって? そりゃ、展示会のことですよ。
    毎年この時期に京都産業21主催で行われる、京都ビジネス交流フェア2004の
    ことです。
    今年は、時期が早まったのもさることながら、2日間開催といろいろ変わった点も
    あったのですが、なにぶん準備ができないのは例年のこと。
    結局うち自体はパネル展示に終始し、ティアイプロスさんのプリクラ機と関西電子測器
    さんの治具を出すだけで終わってしまったのでした。
    といっても、プリクラのソフトは私が改修しているものなので、うちの出品といっても
    おかしくはないのですがね。
    当日の現場の風景。杉本社長と百々さん


    しかし、来客は例年の半分いかではないでしょうか?出展者が回ってくるのは
    おおくても肝心の来客が激減。

    個人的な意見を言わせてもらえば、もう出展する必要感じないんですよね。
    この何年か、出展させてもらってますが、ことしはおもしろくないんですよ。
    なぜって?そりゃそうでしょう。中小企業が出展して、大手にみてもらう、という
    趣旨だったのが、いつの間にか変質、
    オムロンや島津など超大手が会場の中心
    閑散としたブースをど〜んと展開。肝心の出展者はスミッコのほうに押しやった
    感じでしたからね。

    いったいなんのための展示会?黄色いジャケットを着て颯爽とあるくスタッフですが
    いつもオムロンなど
    えらいさんのところにひっつくだけで、出展者はほったらかし。
    最初のころは「なにか足りないものはないですか?大丈夫ですか?」っていろいろ
    気をつかってくれていたのが嘘のようです。
    大手にへつらうだけの展示会なら意味ないじゃん。やめても別にこまらないかも。
    また、最悪なのは集金.。ブースごとの出展金額を当日集金するのはわかるとしても
    各出典ブースの真ん前でする必要ないじゃん。あんなの、ふつうの営業状態だったら
    営業妨害ですよ。
    ま、所詮こんなものなんでしょうね。


    着うた(2004/01/31)
    早くも1月が終わろうとしています。なんだか時間がたつのが早すぎ。
    もうじき結婚記念日、あぁ、もう一年なのね(しみじみ)
    USBメモリ、以外と便利につかってます。
    32Mって以外と小さいなぁ、なんて思いつつも、出張先で変更したソフトを
    もって帰ってくるのには、もうぴったりですね。
    このメモリ、IO DATAのHPにいくと、
    「KeySafe」というセキュリティソフトが
    おいてあったりします。
    このメモリの型番ってなに??って思いつつも、なんとかたどり着いたんですが
    なんだか、めんどくさい。いったんフォーマットされるとか、セキュリティエリアに
    設定する容量とか、なんだか不安なので、結局導入を見送りました。
    まあ、そもそも、32MBでさえ小さいとおもっているのに、これを分割するなんて
    なんだかもったいない。もうすこしなんとかできなかったんでしょうか。
    現実的には車のキーにつけて持ち歩いているので、一番安全な「Key」がついて
    いるとおもえば、必要ないソフトかもしれません。

    閑話休題。

    携帯電話、機種変しました。
    従来auのA3012CAをつかっていたのですが、とうとう1日バッテリがもたなくなった
    のであきらめて、A5503SAに変更しました。
    色は
    赤!! うすくてかっこいいです。Ezナビウォークとかいろいろ新機能があるのですが、あんまりつかってません。
    よくわからんというのが本音ですが。(^@^;
    着うたには対応しているモデルなので、やってみようとおもうのですが、どれも高いし
    そもそも、最新曲ばかりでいまいち。さがすのも大変だし。
    そんなこんなでさがしていると、「えせ着うた」なるものを発見。
    SMAFファイルという音声形式で保存するので、100kbまでしかいけないけど、結構たのしい。
    ためしに、大好きな槇原敬之の「君は僕の宝物」のサビのところをサンプルしてチャク音に
    してます。たのしすぎますな。




    謹賀新年(2004/01/08)
    みなさま、新年あけましておめでとうございます!!
    ことしもどうぞよろしくおねがいします。
    なんだか「アッ」というまに正月なんておわってしまいましたねぇ。
    クリスマス、正月となにかと物入りで、とくに今年は
    新婚初! >ということもあって
    少ない小遣いからいろいろ捻出してきました。年始早々、嫁ハンにつれられて
    大阪の百貨店周りで、いわゆるバーゲン出張と相成りまして、結局、誕生日プレゼント
    と称して、ダウンジャケットを購入させられました、もとい、購入させていただきました(^^;)

    そんな僕にはだれもお年玉くれないの?とおもっていたらサニアラズ。
    意外なところから舞い込んできました。
    ソフトバンク出版のCマガジンという雑誌を毎号購入しているのですが、この10月号
    モニタープレゼントで

    見事USBメモリ32Mバージョン

    があたったのでした。しかも届いたのが、年末押し迫った12月31日。
    ささやかな幸せでした。
    あとはレポートかかなあかんのですが、さてどんな風にかこうかなぁ。

    MDR本館 社員の部屋へ

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